アカクビワラビー


(写真:オーストラリア ビクトリア州メルボルン 「ヒールズヒル野生動物園(Healesville Sanctuary)」にて/撮影:さく電)

●基本データ

分類:哺乳綱 有袋目 フクロネズミ目 カンガルー科
学名:Macropus rufogriseus
英名:Red-necked Wallaby(Bennett's Wallaby)
生息地:オーストラリア東部およびタスマニア島など

●解説

 ワラビーは特に明確な定義付けがされていませんが、カンガルー科に属する動物のうち小型のものを指すことが多いです。カンガルーと比較すると、小型なだけでなく後ろ足が小さく尻尾が短い点が挙げられますが、後ろ足で跳んで移動する点や、育児嚢と呼ばれる腹部の袋で子育てをする点など、基本的にはカンガルーと変わりません。
 このうちここで紹介するアカクビワラビーは、オーストラリア東部およびタスマニア島などの温暖な地域に生息しています。黒色の鼻と足、全身を覆う灰褐色の毛が特徴です。肩や首のあたりが特に赤みを帯びているため、アカクビワラビーという名前となりました。木の生い茂っている箇所を中心に生息し、主に草木を食料としています。夜行性のため、昼間は写真のように寝ていることが多いようです。

(写真:オーストラリア ビクトリア州メルボルン 「ヒールズヒル野生動物園(Healesville Sanctuary)」にて/撮影:さく電)

(写真:オーストラリア ビクトリア州メルボルン 「ヒールズヒル野生動物園(Healesville Sanctuary)」にて/撮影:さく電)

(写真:オーストラリア ビクトリア州メルボルン 「ヒールズヒル野生動物園(Healesville Sanctuary)」にて/撮影:さく電)

(写真:オーストラリア ビクトリア州メルボルン 「ヒールズヒル野生動物園(Healesville Sanctuary)」にて/撮影:さく電)

(写真:オーストラリア ビクトリア州メルボルン 「ヒールズヒル野生動物園(Healesville Sanctuary)」にて/撮影:さく電)

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