アフリカハゲコウ


(写真:天王寺動物園/撮影:裏辺金好)

●基本データ

分類:鳥綱 コウノトリ目 コウノトリ科
学名:Leptoptilos crumeniferus
英名:Marabou stork

●解説

 サハラ以南のアフリカに生息する、コウノトリの一種。ハゲワシと争ってライオンやハイエナなどが食べ残した腐肉を食べるほか、水辺で魚やネズミ、ヘビを食べたりして生活しています。名称は、頭の毛が少なく皮膚が裸出していることに由来しますが、これは腐肉に頭を突っ込むことから、毛が血肉で固まって不衛生になるのを防ぐため。また、ハゲワシやアフリカハゲコウなどが腐肉を食べてくれるお陰で、アフリカの自然が不衛生になることが防がれているのです。

 また、長く垂れ下がったのど袋があり、繁殖期に膨らんで、クチバシをカタカタ鳴らしながら頭を上下する「クラッタリング」という講堂をするのが特徴です。




 

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