ニジェールサウルス
     Nigersaurus

(写真:国立科学博物館/撮影:裏辺金好)
●基本データ
分類: 竜脚亜目
学名: Nigersaurus
学名の由来:ニジェールのトカゲ
産地:ニジェール テレネ砂漠
時代:白亜紀前期

●解説

 大型恐竜で知られる竜脚類の一種ですが、様々な特徴を持っています。
 まず、竜脚類にしては全長10.5mと小型で、首が短い。そして、竜脚類の歯は普通は単純なスプーン状の歯なのですが、このニジェールサウルスは、歯が横一列に並んで、しかも予備の歯が葉の裏側に並んでいるという、面白い構造をしています。このような歯は、普通は鳥脚類であるイグアノドンなどに見られるもので、竜脚類の場合は他に例がありません。

 歯が磨耗した場合、順次入れ替わっていく構造で、少々の歯の酷使に耐えられます。これを、デンタルバッテリー構造といいます。その一方で、頭部の頭骨は大変華奢(きゃしゃ)な構造になっています(これは鳥脚類と異なる)。
(解説:馬藤永徳)

●ここに注目!

横一列に並んだ歯が外観の大きな特徴。
(写真:国立科学博物館/撮影:裏辺金好)