カメラについて語ってみる(22) フィルム・プリントの整理について

●はじめに
 大学入試ラッシュですね。私の住む京都でも、受験のために来ている高校生を見かけます。彼らがうまくいくといいなと思いつつ、自分が受験生だった時のことを思い出したりもしますが、自分も大学院に進むため、今年受験生に逆戻り。大学受験ほどではありませんが、また気を引き締めて頑張らねば。

 さて、前回はアウトプットについてでしたが、今回はその整理について、すこし話してみたいと思います。

●プリントの整理
 一応、これが基本になるでしょう。普通に写真屋さんにフィルムを持って行き、現像してもらうと『同時プリント』してもらえます。その時一緒にもらえるのがこれ、ミニアルバムです。


 おおよそ40枚くらいのサービス版(L版)を入れておくことができます。また量販店では一冊20円程度で販売もしています。最近は100円ショップなどでも同時プリントを受け付けてくれますが、そこではミニアルバムが付いてきません。そこで、量販店で何冊か購入しておくと便利です。また、気に入った写真を何枚かサービス版にプリントして、人にあげたりする時も、プリントに指紋や傷などが付きません。

 次に、クリアブック。

 B5、A4サイズ、枚数も20ページ、40ページと種類も様々で、すこし大きめのプリントも整理できます。最近、インクジェットプリンターでの出力が増えたため、A4サイズはちょうどいいですね。これは100円ショップでも売っています。サービス版よりも、大きなプリントのほうが、人に見てもらいやすいです。

 その他に、市販のアルバムを用いたりもします。その際、背表紙に撮影日時、撮影場所、撮影機材などを書いておくと、後から役に立ちますよ。

●フィルムの整理
 僕は35mm版、ブローニー版(645、66、67)、APS版を使っていますので、フィルムの整理は機種ごとにしています。また、ネガフィルムとポジフィルムも分けています。そのため、機種とフィルムの種類メモして防湿庫に入れてあります。この袋、フィルムの現像などの時に入っている紙の袋の口の部分をカットしたものです。袋の表に機種、フィルムの種類をメモしておくと、必要な場合に取り出しやすいです。

 
 また、ポジフィルムの場合、「マウント仕上げ」というものがあるのですが、これはスライド映写機などで直接映写できるように、1コマずつカットし、プラスチックなどのフレームに入れたものです。


 この場合、ケースに入れて戻ってくるので、ケースに撮影日時、撮影場所、撮影機材を書いておきます。

●デジタルの場合
 デジタルは、その処理をパソコン上で行いますので、整理は楽です。しかし、一度の撮影で1000コマを超えるような写真をとった場合は、いちいちプリントアウトするのも大変で、コストもかかってしまいます。私はRAWモード(撮像素子で得られたデータを画像にすることなく保存する方法。現像処理をしなければならないですが、現像時にシャープネス、ホワイトバランスなどを調整できるため、高画質が得られる)で撮影しているため、すべての画像を現像処理することははっきり言って不可能です。

 そのため、JPEG同時記録機能を使って、最小のJPEG画像を作っておき、ソフトウェアでJPEGのみカタログ出力し、プリントしておきます。大体A4サイズのプリント用紙に10〜30コマくらいの割合で印刷しておくと、ある程度フレーミングの確認はできます。


 その中から気に入ったものだけを、現像ソフトウェアで処理しています。ディスプレイは光の三原色(加色法:RGB)によって、プリントは色材の三原色(減色法:CMY)によって色を作るため、ディスプレイ上で見た色と、印刷したものの色はどうしても異なってしまいます。この方法を使うと、おおよその色のイメージも付けやすいです。

●おわりに
 今回は、プリント、フィルムの整理について話してみました。
 もっとも、撮影枚数などでも異なってきますので、あくまで私の整理法、参考程度に思ってもらいたいと思います。
 皆さんの、上手な整理法があれば
 yuhki7se@hotmail.com
に送ってください。また、苦情・アドバイス・リクエストもお待ちしています。


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