U.C.0079　機動戦士ガンダム　第０８ＭＳ小隊

作品データ　DATA

ＯＶＡ　１９９６〜１９９９年　
劇場版（物語の一部だけを編集）１９９８年
監督：神田武幸、飯田馬之介
原作：矢立肇、富野由悠季
キャラクターデザイン：川元利浩
メカニカルデザイン：大河原邦男、カトキハジメ、山根公利
音楽：田中公平
ＤＶＤ全４巻　各６０００円で販売中

これだけは言っておく、 絶対に死ぬな、以上！！

　一年戦争の末期、宇宙世紀００７９年１０月。地球連邦軍のシロー・アマダ大尉は宇宙で、テスト訓練中のジオン軍の女性パイロット：アイナ・サハリンと遭遇し、戦闘をするも一緒に遭難し、力を合わせてお互いの陣へと戻る。

　そして地球に降下し、東南アジア戦線のコジマ大隊中の第０８小隊の隊長として赴任したシロー。最初は甘く見られていたシロー隊長だったが、次第に信頼を得るようになる。そして、突如現れたジオン軍新型モビルアーマー（ＭＡ：人型ではない巨大なＭＳ）アプサラスを追跡。シローは自分のＭＳ：陸戦型ガンダムをアプサラスに取り付けると、実は相手のパイロットはアイナだった！そして、またまた一緒に、今度は雪山へと遭難。そして救助がくるまで助け合い、互いの陣へ戻る。

　が、今度は二人とも互いに敵兵を救助し内通したのではないかと疑惑の目で見られ、シローに至っては軍事裁判にまでかけられてしまう。そして、アイナの所属する基地はジオン軍の敗北濃厚に伴い、宇宙に脱出することになり、連邦軍と攻防戦が始まる。アイナは、宇宙に兵士を逃がしてもらえるよう連邦軍のライヤー大佐に依頼。ライヤーはこれを認めるが、基地からジオン兵士の脱出船が打ち上げられた瞬間、ライヤーの命令で脱出船は撃墜される。

　これに対し、基地に残っていたアイナは兄ギニアスと共にアプサラス三号機で出撃し、ライヤーの乗る陸上戦艦も撃破。しかし狂気にとりつかれたギニアスは大量殺戮を行おうとし、コクピットの中でアイナと荒そう。そのとき、シローがまたまた登場し、ギニアスを倒し、アイナを救出。が、基地はそのときに大爆発を起こし２人は行方不明となる。

　・・・と、そこで物語は終わりかと思いきや、ちゃっかり後日談まで制作され、エンディングで０８小隊の隊員の一人ミケルが、シローを捜し回り、人里離れた場所でシローとアイナを発見！すると、シローは片足を失っており、一方のアイナはシローの子供を妊娠しているというシーンが出て終わり、何とも純情ヤローな物語となっている。