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U.C.0120 機動戦士ガンダムF90

作品データ DATA
コミック 1997.7.15 上中下3巻 角川書店メデォアワークス
原案 富野由悠季・矢立肇
原作 山口宏 作画 中原れい
*作品そのものは、機動戦士ガンダムF91公開直後に、
 MSV(モビルスーツヴァリエーション)としてプラモデルで登場。そこで作られた設定が、後にコミック化されました。

  これがガンダム!!
悪魔の力よ!
 シャアの反乱(第2次ネオ・ジオン抗争)以降、マフティーの反乱のようなテロはあったが、大規模な反地球連邦運動は発生しなかった。そこで、連邦軍は、大型化し、維持費がかかるMSを見直し、小型で高性能なMSを開発すべく、サナリィという機関を設立し、フォーミュラシリーズ(F)と呼ばれるMS開発を行わせていた。

 宇宙世紀0120年、地球連邦軍はF90という、ガンダムタイプのMS2機を、第13実験船団(旗艦:ラーカイラム級アドミラル・ティアンム 艦長ノヴォトニー)で試験運用していた。このMSをデフとシドという若きテストパイロットがそれぞれ派手に乗り回して試験していたのだが、突如としてジオンの残党「オールズモビル」に襲われる。オールズモビルは、ザクやドムといった、40年前のMSを使用していたのだったが、実はそれは外観だけで、中身は超高性能の最新型MSだった。

 そして、シドの乗るF90 2号機は強奪されてしまい、アドミラル・ティアンム艦隊は、オールズモビルの本拠地火星へ向かい、MS隊は火星への降下を開始する。
 所詮ジオンの残党だと楽観視していたところ、突如、宇宙用アッザムの襲撃を受け窮地に陥り、さらに連邦軍のボッシュ大尉ら一味が裏切り、連邦艦隊は壊滅状態に陥り、さらに火星からオリンボスキャノンという巨大な岩石が発射され、アドミラル・ティアンムは撃沈された。

 一方、F90をはじめMS隊は降下。オールズモビルの中心部へ到達し、そこでデフのF90は、ボッシュが乗るオールズモビルに改修されたF90 2号機と交戦。苦戦したが、これを撃破し、帰還を果たす。オールズモビルは、本来オリンボスキャノンで地球を狙っていたのだが、アドミラル・ティアンムに発射してみたところ動力炉に欠陥が判明。40年前から計画されていたものだったらしいが、これを破棄し撤退した。

 ・・・ところで、連邦艦隊はほぼ全滅しているのに、どうやってデフ達は火星から地球圏へ戻ったのだろう・・・。


 
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