ストライクノワール(地球連合軍試作型MS)
     GAT-X105E
●この機体について
 時系列的には「ガンダムSeed」と「Seed Destiny」の間くらいから始まる「スターゲイザー」より「ストライクノワール」。正確には機体名称は「ストライクE」で、「ノワールストライカー装備ストライクE」が正しいのですが、長ったらしいのでノワール。キラ・ヤマトの機体であるX105ストライクが基本で、ユーラシアのアクタイオン社によるマイナーチェンジ機である。
 地球連合軍ファントムペイン(ロゴス所属の不正規特殊部隊)に配備され、スウェン・カル・バヤンの乗機となった。
(解説・撮影:八十八舞太郎)

●主な登場作品

 機動戦士ガンダムSEED スターゲイザー

●八十八所員より

 「Ξガンダム」と同様純然たる「テロリスト機」で、いわゆる「汚れ仕事」専門屋というわりと珍しい設定。
 基本はストライクなんですが、フレームや外装の一部など結構違う点が多いです。

▼ギャラリー
リア
 わりと角ばっていたストライクとは打って変わって、とにかく「トゲトゲ」したスタイル。
 使いまわしのパーツもありますが、頭部アンテナの形状や顔スリットの位置など、結構違った箇所が見受けられます。腰や向こう脛の赤い部分は最初からパーツ分け済み。色を塗る手間はありません。
ビームライフル
 フルサイズのものを徹底的に切り詰めたビームライフル・ショーティー。最大射程を犠牲に取り回しを利便化したもの。
 最初は「とにかく万能」を目指していたが、後に「近距離特化」に化けたというタイプの機体。遠距離は味方にフォローしてもらうようです。
フラガラッハ3
 接近戦用のフラガラッハ3。今回手首の付け根に「返し」がつくようになっていて、手の平を「返す」動作が出来るようになっています。
 また通常の可動指とは別に、ライフル、サーベル、平手が別個に入っていて、これからのキットの標準になって欲しいようなものがてんこ盛り。
アンカーランチャー
 アンカーランチャーはリード線を使用(写真5)手の平と足裏2箇所、背中の計7箇所から出る設定。
 ノワールストライカーのウイングは写真のように水平に動き、レールガン発射状態になります。また原作で用いていたデュエルガンダム用のビームライフルが二丁、ストライク用のライフルも一丁付属。
ポージング
 Seed系のモビルスーツは素立ちではなく大見得を張らせてなんぼなので、とにかくポーズを決めて飾りましょう。
当たれッ!
 パッケージイラストのように。ライフルのセンサーは塗装してあります。
 こういう手数重視の戦法ってのも結構好きなんですけどね。そういう主人公機も悪くないんじゃないかしら。
敵機全滅
 いわゆる「ガン−カタ」。映画「リベリオン」に登場する、銃と武術の「形」をミックスさせたというトンデモ戦法。
 基礎の動きをマスターするだけで攻撃効率が最低220%になる…らしい。こんな格好が出来るのも武器が拳銃というノワールならでは。