ティエレン地上型(人類革新連盟量産型MS)
     MSJ-06U-A
●この機体について
 人類革新連盟の陸戦用量産型MS。装甲が厚く、他のMSでは扱えないような大型火器も使用できるが、その分機動性が犠牲になっている。どちらかとえいば旧式の部類に入る機体だが信頼性が高く、地上型のほかにも宇宙型、長距離射撃型など様々なバリエーション機体が存在する。
 ちなみに、「ティエレン」は中国語で「鉄人」という意味である。
(解説:ロクマルサン)

●主な登場作品

 機動戦士ガンダムOO(ダブルオー)

●ロクマルサン氏より

 型式番号やカラーリング、肩のシールドなどにザクのオマージュを感じますが、単なる猿真似に留まらず腕にマウントする銃、脚に装備されたシールド、ひとつも無いスラスターなど独自の色を出しているのがいい。その「人型戦車」ともいえるガッチリとしたスタイルでファンの心をつかんでいます。
 今回紹介するのは1/100キットです。まさか敵陣営のMSが1/100化するとは。モールドの凝り方や後述のオリジナル武装など結構力が入っていますよ。
 ちなみに私のプラモは塗装してあるので素組みのキットとは色が異なるのでご注意を。
▼ギャラリー

銃を構える姿:200ミリ滑腔砲
ティエレンの主武装、200ミリ滑腔砲は前腕にマウントして発射する珍しいタイプ。
ちなみにこいつはAFV色がとても強いので、汚してやると味が出ます。


剣(?)を構える姿:カーボンブレード
  弓状の刃をしたこれも珍しい武装。「斬る」よりもティエレンの自重を利用して「叩き割る」ことに主眼を置いたものだそうです。ただ、こんなにリーチの短いものでまともに戦えたのでしょうか?


片手でバズーカを構える姿:ミサイルランチャー
 1/100キットオリジナルのミサイルランチャー。その形状から兵からは「バズーカ」と呼ばれています。ガンダムの放出するGN粒子の影響でレーダーを無効化されたので劇中では出てこなかったのだとか。


両手でバズーカを構える姿:ミサイル発射!
バレルの形状がどことなくGP02のアトミックバズーカに似ている。いくら堅いガンダムでも核に耐えるのは無理だろう。


立てひざの姿:砲撃用意
 足回りの可動は良好。立てひざも難なくできます。ただ、脚の重さに対してポリキャップの保持性が弱いので、ポーズをとらせるまでが大変です。なんらかの補強が必要かもしれません。


フル装備!
すべての武装を装備。なかなか圧巻です。


ザクUとティエレン比べっこ
量産型MSの元祖ザクUと、その遺伝子を受け継ぐティエレンとの比較。似ているようでぜんぜん違いますね。特に横幅が。

でもやっぱりやられメカ
どんなにかっこよくても所詮はやられメカ、ガンダムの餌食になるのが落ちです。
でもやられメカはいかにしてやられ、散っていくのかが華!そして今日もまた一機、デュナメスにやられたのであった・・・。