第1回 留守番電話にて

○この物語はフィクション・・・だったら良かったのですが。

 留守番電話にて
 ……ヨウケン1ケンデス  
 ピ――。
 「僕です。こんな時間まで帰ってないなんて、やっぱりバイトが忙しいんだね。がんばるのもいいけどあまり無理をしないで下さい。体などを壊しては、御両親も心配されますよ?そうそう、今度一人でタイの方へ旅行に行くんだって?貴女は少し向こう見ずなところがあるのでちょっと心配です。それと、お母様に聞いたのですがこちらに帰ってくるのはまだまだ先だそうですね。僕はもうすぐアパートの方に帰ってしまうので、また会えないみたいです…。まぁ…、仕方ありませんね。また電話します。本当に旅行中は気をつけてくださいね。氷川でした。」
 ピ――。

 えっ、あんまりクサくないって?
 バカヤロー、俺は実際にこれとほとんど同じ事(違うのは微妙な言葉回し位か?)やったんだよ!!ちなみに2人の関係やシチュエーションは秘密。というか、言葉で説明するのははちょっと難しいかな?どうしても聞きたければ直接メールでも送ってくるがいいさ。

 もしかしたら研究所関係者である桜乃サンや水瀬サンには電話の相手の見当くらいつくかも…。

棒