12月8日 手術終了翌日

○バイオハザード病棟?

6:00
 起床。
 前日より、右手甲部からの点滴は継続中。故に文字が書きにくい。
7:00
 看護師にカテーテルを抜かれる。所詮は作業でしかないので、恥ずかしさは無視する。また、見られても恥ずかしいモノではない。しかし、かなりの痛みを伴った。直後に診察。傷口を消毒し、ガーゼを交換。ガーゼに血液と膿がべっとりと染み込んでいる。
8:00
 朝食(七分粥、梅干、豆腐の大根おろしかけ、牛乳、ふりかけ、味噌汁)
 手術後のため回復食。久しぶりの食事であるが、手術に伴う味覚異常(手術時に味覚神経に刺激が伝わったらしく、一時的な麻痺だと思われる)により、舌の味を感じる部分が狭くなっている。また、声が掠れてほとんど出ない(気管内に挿管していたためと思われる)。

9:00ごろ。
トイレに行く。排尿時にかなりの痛み。カテーテルの影響と思われる。このころ、母が来院。
10:00
 抗生剤点滴。ただし、点滴のパックを変えるだけで、手の方の針を差し替える必要は無い。
12:00
 昼食(七分粥、焼き魚、梅干、白玉入り清し汁、和え物、りんご)
16:00
 診察(本日2回目)。傷口の消毒とガーゼの交換。食事が取れているので、栄養液の点滴は終了。
16:30
 母、帰宅。
 何もできないことを気に病んでいた様子だが、事実であるし、自分も他者のことを気にかけている余裕は無い。
18:00
 夕食(七分粥、梅干、茹でキャベツ、大根の人参の煮物、卵焼き、スープ)。
21:00
 消灯。どこかの病室から
 「おぉ〜い…、おぉ〜い…。」
 という声(おそらくジジィのもの)が途切れなく聞こえる。これには退院まで悩まされることになる。
 幾らなんでも苦痛である。



棒