2006年〜2010年 想い出の餘部橋梁

 2010(平成22)年8月、それまでの東洋随一と謳われた"鋼製トレッスル橋"から"エクストラドーズドPC橋"に架け替えられた『餘部橋梁』。わたくしが通い出したのは「特急出雲」の廃止直前からになります。兵庫県内といっても自宅から深夜に車をかっ飛ばして3時間半も必要な時間距離が足を遠のかせてきた原因でした。
 しかし慣れとは恐ろしいもので、一度行ってしまえば苦にならなくなるもんです。流石に雪のある時期には行く勇気がありませんでしたが、幾度となく訪れて(といっても臨時列車が目当てでしたが・・・)収めた姿を御覧頂ければと思います。
(使用機種:CANON EOS20D、執筆 平成26年5月1日)

▼2006(平成18)年3月17日(金)

 特急「出雲」はこの日の上り4レが最終列車。高い乗車率を誇ってきた列車が終焉を迎える前のお別れ乗車だけでは飽きたらず、平日のこの日に最後の勇姿を残すべく初めて餘部のお立ち台に登りました。


2番目に来たのはこれ/キハ181-47 京キト 2D はまかぜ2号

加古川からの転属組も居ました/キハ47-1133 福トカ 162D

 遠くに聞こえた甲高い汽笛が合図となってそこに居合わせた全員がカメラを身構えました。それからどれ位でしょう?時間が長く感じられました。少し緊張感が緩んだ時、「出雲」が姿を現しました。買ったばかりの望遠ズームレンズを携えた私にとって最初で最後の勇姿です。


増結された編成、最後尾まで待てませんでした/DD51-1186 後 3レ 出雲(再掲)

背景の白波が佳い感じです/DD51-1186 後 3レ 出雲(再掲)

続行の下りの始発普通列車/キハ47-5 福トカ 161D

駅から集落へ降りる途上、橋梁の真下から構造美を撮影

余部集落や海と絡めた一枚

▼2006(平成18)年5月3日(水)

 前回から1月半経ったゴールデンウィーク。『あまるべロマン号』の運転に合わせての再訪です。


ヘッドマークは播但線100周年です/キハ181-49 京キト 2D はまかぜ2号

この時に初めて海側から全景を眺めました/キハ47 車番不明 福トカ 162D

波が岩にぶつかる度に岩を揺らし、水のパワーを実感しました/キハ47 車番不明 豊トヨ 161D


餘部駅に入る直前の列車です/キハ47 車番不明 福トカ 161D

余部東港の方から狙います/キハ47-5 福トカ 163D

長谷川には鯉のぼりが泳いでいました

畑には沢山の菜の花が彩りを添えてくれています/キハ47-13 福トカ 167D


空の青、海の青、新緑の青、そして線路・・・

余部小学校の子供達の描いたマークを掲出してやってきました
/キハ65-1701 京キト 9161D あまるべロマン号


快晴の下、白い車体が青空に映えます/キハ65-701 京キト 9162D あまるべロマン号

"天空"という表現がピッタリきますね/キハ47-13 福トカ 172D

まだ7連が見られた「はまかぜ」がゆっくりと通過します
/キハ181 車番不明 1D はまかぜ1号


また菜の花を絡めて撮ってみました/キハ65-1701 京キト 9163D あまるべロマン号

下から見上げるても41.5mを実感できます/キハ47 車番不明 福トカ 174D


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