HOME HELP 新規作成 トピック表示 発言ランク 記事検索 過去ログ

携帯電話用のアドレスは、http://www.uraken.net/ibbsre/ibbsk.cgiです。
過去ログ傑作選は、こちら 旧掲示板の過去ログは、こちら
【この掲示板は、裏辺金好・大黒屋介左衛門・美鈴ちんが共同管理しております】

Name / [ID:j98I2zxy] Title/
E-Mail / 削除キー / (半角8文字以内)
Comment/ (適当に改行を入れて下さい)
 
URL /
文字色/
枠線色/
Icon/(画像を選択/サンプル一覧)
[このページをマルチレスモードにする]

List スレッドリスト ( )内はレス数
UpDate 鳩山一郎(9) | Nomal ブラックアフリカ諸国の諸問題(3) | Nomal 「蒼き狼」を継ぐ者(4) | Nomal 独裁者としての金日成と金正日(10) | Nomal アイユーブ朝のこと(3) | Nomal スパルタカス(0) | Nomal 源為朝(3) | Nomal 「太陽王」は暗君?(8) | Nomal NHK 偉大なる旅人・鄭和(6) | Nomal 名誉革命の「名誉」(4) | Nomal 日本にとっての第一次世界大戦(4) | Nomal ニコライ2世について(2) | Nomal グラッスス兄弟の死因(8) | Nomal (無題)(2) | Nomal 推古天皇を考える(2) |

[全44スレッド(1-10 表示)] << 0 | 1 | 2 | 3 | 4 >>
棒

■2121   鳩山一郎 
□投稿者/ 作左衛門 小物(32回)-(2012/04/11(Wed) 09:07:36) [ID:ybqweAXA]

じつに「困ったちゃん」な前々総理ですが、かの御仁が敬愛する祖父の方はいかに評価すべきでしょうか。
同じく孫が総理となりながら、吉田茂や岸信介に比し、あまり議論の対象にならない人です。

軍部とGHQの不当な圧力により、総理の座を逃し続け、健康不良もあって、その抱負を十全に発揮できなかった悲劇の人なのか?
あるいは、孫の原型とも言うべき、軽率な動向によって自業自得的に挫折した、中途半端な大衆迎合主義者か・・・。


■2123  Re: 鳩山一郎 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(15回)-(2012/04/11(Wed) 20:26:06) [ID:jjBeMIvK]

天皇機関説問題ひいては統帥権問題で国民から政治を飽きさせる原因となった張本人ですからね。軍部の暴走の引き金といって過言ではないと思いますよ。
その意味では孫とおんなじでブーメラン効果食らってたというのはなんとも。

さらに言うなら息子、孫、ひ孫に至るまでどっぷり北の某国から毒饅頭もらってることは想像に難くないと思います。本人は日ソ共同宣言という飴もらってますが息子は登極前に急死して孫は利用する前に盛大にすっ転んでるわけでさそかし某国も苦笑したことでしょうね。今頃は手元で養ってるひ孫の利用方法を思案しつつ、ある意味枷のなくなった孫を転がして出来の悪い喜劇を楽しんでるんでしょう。

私の現在の不安はあの馬鹿の対抗馬がまだ定まってないことです。

 

■2124  Re: 鳩山一郎 
□投稿者/ 作左衛門 小物(33回)-(2012/04/12(Thu) 20:05:20) [ID:mF5G2Myc]

戦前はナチス・ドイツを賛美し、戦後は「北の某国」に接近、在日米軍の撤退まで踏込もうとしたわけで、大陸の独裁国家を利用して、対米英追従路線から脱却しようという志向性は、ある意味で一貫していますね。
こういう輩が、次期総理に控えていたのですから、吉田茂が容易に政権を明渡そうしなかった心情も多少は理解できます。

 

■2128  Re: 鳩山一郎 
□投稿者/ 裏辺金好@管理人 小物(29回)-(2012/04/15(Sun) 18:52:35) [ID:DBaZybBG]

>大陸の独裁国家を利用して、対米英追従路線から脱却しようという志向性
なるほど、これで鳩山一郎の思想の根底が良く理解できました。
その国の国家体制や主義がどうこうよりも、反米で一致していればOKということだったんですね。

それはそれとして、それでも一応日ソ共同宣言にまで持っていけたこと自体は私は評価してよいと思います。

もちろん、領土問題棚上げなど、日本お得意の先送りで今に至るまで尾を引いておるわけですし、大黒屋さんが仰るように、戦前には政治を飽きさせる要因となった一人で、まさに孫も同じように自爆しているわけで、いない方が良かった政治家の1人でありますが。

 

■2131  Re: 鳩山一郎 
□投稿者/ 作左衛門 小物(34回)-(2012/04/17(Tue) 09:01:18) [ID:mF5G2Myc]

興味深いのは、対ソ交渉の立役者の一人、重光葵外相が東條内閣の外相でもあったことですね。公職追放で済んだ鳩山と違い、もろに有罪判決を下されたA級戦犯です。
吉田の外交が、第一次世界大戦以降の協調路線の再解釈的踏襲であれば、鳩山・重光の外交も、脱米英追従路線の繰返しであり、かつ英国の比重が低下したとはいえ、敗戦を経ても、外交路線の振幅はさほど変わっていない、ということかもしれません。

 

■2132  Re: 鳩山一郎 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(16回)-(2012/04/17(Tue) 23:33:10) [ID:jjBeMIvK]

ん〜〜重光と同列に扱うのは如何と思いますけどね。

重光が戦犯扱いされたのはソ連の横槍ですし、欧米列強諸国で外交の最前線にいたこともあって知己も多い重光が外交交渉上戦前戦中のソ連外交の有り様を国際会議の場で高らかにこき下ろされるのを恐れたと見えると私は評価してます。

行動していたがために逆恨みあるいは警戒された重光と何もしてない鳩ですよ。私は重光との交渉がソ連にとって都合の悪い結果を出す前にくみしやすい鳩を引っ張り出しただけじゃないかと思います。

>思想の根底
政治家としての延命がその根底じゃないかと思うんですけどね。
対米英追従外交脱却こそがそのための方便じゃないかと。
政治姿勢としては自身の存在感アピールのために政局を繰り返す小沢一郎に近いんじゃないかと思います。

 

■2133  Re: 鳩山一郎 
□投稿者/ 作左衛門 小物(35回)-(2012/04/18(Wed) 09:16:03) [ID:ybqweAXA]

もちろん、重光は鳩山よりもずっと中身がある(外交官としては吉田以上)と思うのですが、改憲・再軍備や、脱対米追従の手段としての対ソ交渉など、ポスト吉田政権における構想がある程度一致していたが故に、いちおうは提携できたのだと理解してします。

考えてみると、吉田や重光・岸など、戦前・戦中に第一線で活動した官僚が議会政治家に転じ、大きな仕事を手がける一方で、鳩山などの戦前以来の議会政治家は、政局を繰り返すだけの存在に成り下がっている観もありますね。

 

■2134  Re: 鳩山一郎 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(17回)-(2012/04/20(Fri) 01:57:04) [ID:jjBeMIvK]

最前線で常に国益を意識して仕事をしてきた高級官僚出身者と限られた期間に存在感をアピールし続けなければならない政治業者では目線が違いすぎるんでしょう。

どちらにもメリットデメリットはありますよね。
高級官僚出身者は出身官庁に影響力を保持し続けるためになかなかに黒い利益誘導も必要ですし、政治業者は世論や地元の動きには鼻が効くし時勢に対する嗅覚も確かです(そうでないと落ちます)。

現在の国会はそのどちらの勢力もデメリットから生ずる悪循環で機能不全化が著しく感じますね。

 

■2157  Re: 鳩山一郎 
□投稿者/ 名古屋市民 新参(2回)-(2012/05/13(Sun) 16:53:07) [ID:CxFrDUjn]

今更ですが

単純に信用できないという事ではないかと。

彼の経歴を見れば権力維持のためなんでもやっていますから下手にトップにすえると梯子を外すどころか柱をへし折りかねないと思われたのではないかと。

 

■2162  Re: 鳩山一郎 
□投稿者/ 作左衛門 小物頭(42回)-(2012/05/16(Wed) 08:56:55) [ID:ybqweAXA]

そんなだから、吉田茂論や岸信介論は数多あるものの、鳩山一郎を積極的に位置付ける論者は少ないのでしょうね。
 

スレッドリスト / [1-9] / この記事に返信をする

棒

■2155   ブラックアフリカ諸国の諸問題 
□投稿者/ 蒼龍 新参(3回)-(2012/05/13(Sun) 15:25:40) [ID:Eph6uqYx]

未だに大多数の国で混迷が続くブラックアフリカ諸国ですが
ブラックアフリカ混迷の理由は何なのか?

ブラックアフリカの混迷は単に欧米諸国の支配だけで片付けられない
何かがあると思いますし
一部の国は100を超える日常言語が話され
土着言語を公用語にしなかった国が多く
(一部のアジア諸国が自国語をアルファベット表記にされながら独立後に土着言語を公用語としたのとは対照的です。)

欧米諸国によって行政区の組み換え、分割、併合により誕生した国が多く
(ブラックアフリカ諸国は欧米諸国の進出までマトモに統一されてなかった地域が多いです。)
そのため一部の国では絶え間ない内戦が勃発した国が多く

イラクにしろ旧ユーゴにしろ言語的な異差が少ない彼らですら殺し合いをしたのですから
(スロベニア、マケドニア、コソボ以外の言語であるクロアチア語、セルビア語、ボスニア語は互いに方言程度の差しかありません。)
コンゴが30年以上の泥沼の内戦に陥ったのはある意味当然の成り行きとも言えます。

欧米諸国の進出が無ければ・・・と考える人も居ますが
よく考えてみれば文字を持たない大多数のブラックアフリカにとってみれば
何れジリ貧で終わったでしょうし
欧米諸国の植民地化が無くとも、何処かの強大な勢力が何らかの形で進出、支配した可能性が高いです。

彼らの不幸としては
今のブラックアフリカは大多数の国は同じく植民地化されたアジアの国のように
ある程度まとまった歴史を持つ国、ないし王朝が無かった、或いは植民地遅配の過程で欧米に解体された事でしょうか?


■2158  Re: ブラックアフリカ諸国の諸問題 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 小物(24回)-(2012/05/13(Sun) 23:05:06) [ID:jjBeMIvK]

私はこの地域最大の不幸は識字率これに尽きると思ってます。
字が読めないということは本当にそれのみをもってしてもにっちもさっちもいかないんですよね。

字が読めないがために国家意識はおろか共同体レベルですら思想良心価値観いずれをもってしても方向性が定まりません。よって個人で認識できる範囲でしか相手に信を置くことができなくなります。一個人が認識できる人間の数はせいぜい百人いくかどうかですからそれを超えた集団が形成できなければとても国家など開けようはずがないのです。力でもってそれをねじ伏せようにも百一人目の某かがとって変わりうるリアル北斗の拳世界が顕現されるわけです。

したがってアフリカ諸国がその歴史的な経緯にいくら思うところがあったとしても旧宗主国の言語を公用語として採用するのも故ないことではないと思います、少なくとも一定レベルでの面的な広がりで通用しうる概念ですからね。

 

■2159  Re: ブラックアフリカ諸国の諸問題 
□投稿者/ 蒼龍 新参(4回)-(2012/05/14(Mon) 10:44:00) [ID:Eph6uqYx]

>>大黒屋介左衛門@管理人なのか?さん
>>識字率これに尽きると思ってます。
この識字率じたい公用語なのかアフリカ土着の言語なのか気になりますね。

ナミビアが教育を全ての教育を英語で教えたところ
識字率が大幅に下がったって聞きますし
理想的なのは1カ国にほぼ1言語の日常語しか話されてない国ならば
その日常語を公用語にすれば良いと思いますが
そのような国はブラックアフリカではレソト、スワジランド、ボツワナのような
人口1000万人以下の小国しかありません
(ただし方言程度の差を考慮すればルワンダ、ブルンジの主要民族であるツチとフツの言語は互いに通じ合います。)

かといって下手に土着の言語を採用すると
国が確実にベルギーのようになりますから難しい問題だと思います。

 

■2160  Re: ブラックアフリカ諸国の諸問題 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 小物(25回)-(2012/05/14(Mon) 22:26:19) [ID:jjBeMIvK]

いえ、この場合は一定範囲内における意思疎通を可能とする概念という意味での文字なので究極的には言語は関係ありません。

意思疎通が可能であれば同じ単語で読みが全く違ってもいいのです。ナミビアの事例は良くはわかりませんがそもそもナミビアの諸部族の言語にはない概念に溢れた英語を通訳を介して一から教育していくのですから一時的に識字率がダダ下がりしても不思議ないということと勝手ながら推察します。
要するに新たな言語を習得させるのと文字を与えるのではまるで違いますよと。

 

スレッドリスト / [1-3] / この記事に返信をする

棒

■2149   「蒼き狼」を継ぐ者 
□投稿者/ 作左衛門 小物頭(40回)-(2012/05/03(Thu) 15:47:32) [ID:mF5G2Myc]

人類史上最大の版図を築き、東西ユーラシア大陸に画期をもたらしたモンゴル帝国。

その初代チンギス=ハンを継いだのがオゴダイです。
東では金国の息の根を止め、西にはヨーロッパ遠征軍を派遣するなど、「蒼き狼」の後継者に相応しい治績を残しました。

ですが、チンギスにとって、オゴダイは正妻との三男という中途半端な存在でありました。
遊牧世界における末子相続の原則を適用するならば、四男トゥルイこそが、後継者に立つべきであり、実際に兄たちがチンギスから所領・牧民を分与されていたため、大ハンの死後、トゥルイがモンゴル本土とその牧民を管轄し、オゴダイに譲与するという経緯を辿っています。

また、後に帝国の主導権を握る息子たち(モンケ・クビライ・フレグ)の父親だけあって、トゥルイ本人も卓越した軍事センスを持ち、オゴダイとは別の意味で後継者に相応しい器でした。

何故にオゴダイは大ハンの後継者となりえたのか。
そもそも、チンギス=ハンによる後継指名は事実だったのか。

「蒼き狼」の後継問題とは、どのように理解すべきなのでしょう?


■2150  Re: 「蒼き狼」を継ぐ者 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 小物(23回)-(2012/05/03(Thu) 19:16:26) [ID:jjBeMIvK]

前人未到の大帝国の後継者に君臨するには単純な原則論だけでは周囲を納得させ得ないということだと思います。
むしろ単純な原則論では優位に立てたにも関わらずその手に地位をつかめなかった脇の甘さこそが登極できなかったトゥルイの限界だったと理解するのはいかがでしょうか?

 

■2151  Re: 「蒼き狼」を継ぐ者 
□投稿者/ 作左衛門 小物頭(41回)-(2012/05/04(Fri) 09:58:25) [ID:mF5G2Myc]

トゥルイの場合、公式に伝えられるキャラクターが、良くも悪くも「お人好し」ですからね。親父の前で長兄と舌戦したというチャガタイとは真逆のタイプです。
仮に後継指名を事実とすると、実子ではないかもしれないジュチ、長兄を気取って(?)無用のトラブルを起こすチャガタイはもちろん、天才肌でも貪欲さに欠けるトゥルイも、大ハンの眼鏡では資性不充分だったのかもしれません。

その点、チャガタイを立てることで、支持者に仕立て、かつトゥルイに軍事手腕を存分に発揮させ、その忠誠を確保したオゴダイのバランス感覚は見事です。

 

■2154  Re: 「蒼き狼」を継ぐ者 
□投稿者/ 裏辺金好@管理人 小物(34回)-(2012/05/12(Sat) 16:05:25) [ID:DBaZybBG]

2012/05/12(Sat) 16:05:59 編集(管理者)

ある意味、チンギス=ハンにとって後継者の決定作業は賭けであったと思います。
通常は末子相続たるところを、いくら領土が大きくなったとは言え変更したと言うことは、
よほどチンギス=ハンがオゴタイのバランス感覚を高く評価していたと言うことで、
実際に当然に余計な後継者争いが発生しかねないところ、絶妙な結果に落ち着かせたあたり、
オゴタイも父の期待に見事に応えたといえるでしょう。

問題はオゴタイの後に色々とゴタゴタしていくわけですが・・・。

 

■2156  Re: 「蒼き狼」を継ぐ者 
□投稿者/ 名古屋市民 新参(1回)-(2012/05/13(Sun) 16:49:54) [ID:CxFrDUjn]

どうもお久しぶりです。

末子相続といっても兄が弟の支配下に入るということではなく単に財産分与の方法でしかないわけですよね。子どもが独立する前に親が早死にした場合は独立したての子どもが呼び寄せられて親の財産を管理し弟はそこから独立していくので末弟だから家の跡継ぎというわけでは無いのではないかと。

モンゴルの場合は部族の頭は部族が集まって会議を開き頭を決めるわけですからそれでオゴタイが選ばれたということでは無いでしょうか。モンゴルの頭は末子相続とは何の関係も無いと思います。

 

スレッドリスト / [1-4] / この記事に返信をする

棒

■2117   独裁者としての金日成と金正日 
□投稿者/ 作左衛門 小物(30回)-(2012/04/04(Wed) 11:13:40) [ID:ybqweAXA]

よく「棺がおおわれて、評価が定まる」と言われますが、先日ついに(やっと?)死去した金正日、そして先代の金日成は、今後どのような評価に落着いていくのでしょうか。

もちろん、父子とも非情なる独裁者であり、しかも韓国の独裁者たちに比し、経済開発における手腕には巨大な疑問符を付けざるをえません。
一方、外交においては、韓国が日本と大同小異の対米追従路線を採ったのに対し、北朝鮮はソ連・ロシアと中国の間を巧妙(?)に泳ぎ回って異彩を放ち(?)、いちおうは核武装や連続世襲に成功するなど、内政面で大失敗を重ねながら、おそらく今後も容易には韓国に回収的に併合されないであろう状況を築いてしまいました。

好悪の問題は棚上げにして、それなりの外交巧者ではあったのでしょうか。


■2118  Re: 独裁者としての金日成と金正日 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(14回)-(2012/04/04(Wed) 21:15:42) [ID:jjBeMIvK]

自分の首にナイフ突きつけて
『死んでやる!みんな道連れに死んでやるんだから!!』
的な詐欺を繰り返すのが外交と呼べるならそうでしょうが…

歴史的な評価を下すならこれほど恥ずべき為政者も珍しかろうと思いますよ。
落第点は数あれど最大のは国民を飢えさせてることですね、これは他にどんな偉業をなそうと為政者がやらかしたらそれだけで落第です。

今この国が存在できるのはこんなあからさますぎる地雷に手を出すのはゴメンという全世界レベルでの意見の一致でしかありません。ある意味偉業ですね。

 

■2119  Re: 独裁者としての金日成と金正日 
□投稿者/ 裏辺金好@管理人 小物(28回)-(2012/04/04(Wed) 21:57:43) [ID:PgX76SIU]

彼らの外交戦術は、あくまで守るべきはずの国民を人質に取っていることによるもので
(しかも実際に死に追いやっているにもかかわらず)
これは世界史的に見ても極めて愚劣な手法であると思います。

北朝鮮があまりにも貧しすぎて、しかも今のところ明確に資源が北朝鮮に埋蔵されているとは不明であり
誰も貧乏くじを引きたくないから、北朝鮮に対して戦争を仕掛けようとは思わないから、
金一族の強盗外交が成り立つといったところでしょうか。
まして北朝鮮を解放してあげたとしても、いつの間にやら金王朝が美化され、
アメリカや日本などが、末代まで朝鮮人民から恨まれでもしたら、たまったものではありません・・・。

 

■2120  Re: 独裁者としての金日成と金正日 
□投稿者/ 作左衛門 小物(31回)-(2012/04/05(Thu) 09:35:11) [ID:mF5G2Myc]

近代国家の形成過程における方便(?)としての独裁ではなく、金一族と取巻きの福祉事業にしかなっていないのが、なんとも頭の痛い現象ですね。
時勢に助けられてとは言え、それが往年は「人類史の偉業」と持て囃されたのですから、詐欺としては一級なのかもしれません。

 

■2141  Re: 独裁者としての金日成と金正日 
□投稿者/ 蒼龍 新参(1回)-(2012/04/27(Fri) 14:13:36) [ID:Eph6uqYx]

>>裏辺金好@管理人さん
ただ後に支配する身としては金一族は暴政を敷いてもらった方が都合が良いと思うんですよね。
実際スペインがアステカを容易に支配出来、住民を同質化できた理由として
アステカの暴政も理由の一つにありましたから
その影響もあってコルテスはピサロと比べて悪い評価は少ないそうですよ

 

■2142  Re: 独裁者としての金日成と金正日 
□投稿者/ 裏辺金好@管理人 小物(31回)-(2012/04/28(Sat) 17:54:47) [ID:DBaZybBG]

>蒼龍さん
通常はそうだと思うのですが、その一方で何か悪いことが起こると
「昔は良かった」という記憶のすり替えもありますからね。
例えばロシアではスターリン時代を懐かしむ声も根強くあります。

いずれにせよ、火中の栗はあまり拾わない方がいいのかなあと。

 

■2143  Re: 独裁者としての金日成と金正日 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(19回)-(2012/04/29(Sun) 01:28:05) [ID:jjBeMIvK]

それ以前に後に支配する人間なんか現れるのか?というのが最大の疑問符にして問題が放置されてる原因の一つですよね。

その地位にたったそのときから待ち受けてるのは崩壊した経済と、飢えた国民、圧倒的に不足するインフラと、国家の規模に不釣合に膨れ上がった軍隊です。
経済を立て直そうにもインフラ不足によって流通は阻害され、飢餓状態は待ったを許さない状況で、それが暴徒化したとき鎮圧しようにも軍事教練を受けた人間の数が多すぎてままならないどころか命がいくつあっても足りないですからね。

 

■2146  Re: 独裁者としての金日成と金正日 
□投稿者/ 裏辺金好@管理人 小物(32回)-(2012/04/30(Mon) 00:31:09) [ID:DBaZybBG]

何しろ東西ドイツでさえ、未だに東西の経済格差が残っており、そしてヨーロッパ統合なんて言われている中でも、潜在的に東西対立の意識が残っていますからね。

これが朝鮮半島ともなれば、仮に韓国が北朝鮮を統一しようものなら、北から南へ恐ろしい数の人間が移動→職が無い→生活保護→韓国経済が危機に→南北間での地域差別激化が容易に予想できます。

ここは旧宗主国である中国に北朝鮮を統治してもらうのが現実的でしょうが、さすがの中国も嫌でしょうねえ。
韓国からは無責任に「統一したい」と官民挙げての猛抗議が来そうですし。

 

■2148  Re: 独裁者としての金日成と金正日 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 小物(22回)-(2012/04/30(Mon) 22:59:05) [ID:jjBeMIvK]

>無責任に「統一したい」
ま、我々日本人以上にそのへんは本音と建前で区別してると思いますけどね。
いや、民族の悲願として統一を果たすのはやぶさかではないがそのために北の負債を背負うのはゴメンだと“大声で”矛盾した主張を言い放つかな?

 

■2152  Re: 独裁者としての金日成と金正日 
□投稿者/ 蒼龍 新参(2回)-(2012/05/12(Sat) 15:07:46) [ID:Eph6uqYx]

>>裏辺金好@管理人さん
私は南北の経済格差が大きいので韓国が第2次朝鮮戦争で勝ったとしても今すぐ統合とはいかないと思います。
直ぐ南北統合政府を樹立するとすれば可能性として

第2次朝鮮戦争で北朝鮮北部が何らかの形で中国が
北朝鮮の正式な政権が成立するまで暫定占領し
(アメリカも韓国も中国とは本気で戦う気は無いですから、戦闘を避けられるなら北朝鮮北部を暫く中国が暫定管理するのは悪い話ではないでしょう)
中国と韓国が北朝鮮の今後に関して対立した結果
中国側が占領区を信託統治という形で引き続き続行という形でしょうか?

一方で韓国側も対抗して朝鮮臨時政府の合意の元、住民投票で南北統合を実現させるとか・・・
韓国も全土は無理でも北朝鮮南部だけなら何とか・・・と考えてもおかしくは無いと思うんですよね。
仮に分割ラインが清川江から南部が韓国領になるなら
開発する国土は半分以下済み平地が多い、住民も南との比率で3分の1
また北朝鮮も北部の領土を中国にとられたため北部山岳地帯の鉱山資源も手に入らず、弱体化するかもしれない
多数の犠牲を出して北朝鮮に友好的な政権を樹立したのに
北に今後、親中国的な政権を樹立されて再び首都圏の安全保障に問題が出ては最悪ですし

>>飢えた国民
ただ統一して黄海道の食糧生産を増やしたら
京畿道(首都圏)に黄海道の食糧が流れ込んで
韓国の食物も大幅に下落しかねないと思いのですがそこらへん如何なんですかね。?

>>大黒屋介左衛門@管理人なのか?さん
実は韓国政府も南の住民も本音は統一よりも
首都圏の安全保障なんじゃないかと時々考える事もあるんですよね。

仮に北朝鮮に親韓的な政権を樹立できれば
黄海道南部にでも好きなだけ軍事基地を作ったり
将来の統一を見込んで首都圏のバックアッパーとして工業化するなり
韓国側としてもメリットがありますし

 

■2153  Re: 独裁者としての金日成と金正日 
□投稿者/ 裏辺金好@管理人 小物(33回)-(2012/05/12(Sat) 15:55:06) [ID:DBaZybBG]

>韓国の食物も大幅に下落しかねない
これ面白い視点だと思います。今まで私は北朝鮮のド貧乏が韓国に感染することで
韓国経済に悪影響を与えることを中心に考えていましたが、
たしかに北朝鮮の安い労働力と製品が流入してくる可能性もありますね。

さて、仮に北朝鮮に少なくとも独裁で無い形の新政権が樹立された場合、
韓国へ亡命しようとする人たちへの対策をどうするのかも気になるところです。

 

スレッドリスト / [1-10] / この記事に返信をする

棒

■2140   アイユーブ朝のこと 
□投稿者/ 作左衛門 小物(38回)-(2012/04/27(Fri) 11:33:46) [ID:ybqweAXA]

イスラム世界が「十字軍」を克服するうえで、アイユーブ朝のエルサレム奪還は一つの画期でしょう。

ところが、ヨーロッパの君主たちが第三次十字軍として参戦したこともあり、シリアからフランク人を叩き出すには至らず、以後は十字軍にたびたびエジプト本土を攻められ、条件付とはいえ、エルサレムを再び十字軍に譲渡してしまう局面すらありました。
結局、「十字軍」の克服は、より軍事色の強いマムルーク朝によって達成されることになります。

中後期については、内訌を繰返した故としても、現在も英雄と名高いサラディンですら、第三次十字軍が参戦するまでもなく、エルサレム奪還後の攻勢は停滞しており、アイユーブ朝は軍事的にやや弱体だった印象があります。

アイユーブ朝が抱える問題とは何だったのでしょうか。


■2144  Re: アイユーブ朝のこと 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 小物(20回)-(2012/04/29(Sun) 01:40:01) [ID:jjBeMIvK]

一臣下から身を起こしたサラディンが十字軍との戦いで勢力を伸ばしていって始まった王朝なので政府機関が貧弱、とりわけ中央集権体制の確率に至らずにいた事、さらには分割相続によって周辺諸侯間の内部抗争が激化していたことでしょうね。

曲がりなりにも国家として成立し得たのは皮肉にも十字軍という共通の敵がいつ襲ってくるかわからないという緊張状態があってこそのことではないかと思います。

 

■2145  Re: アイユーブ朝のこと 
□投稿者/ 作左衛門 小物(39回)-(2012/04/29(Sun) 10:48:01) [ID:mF5G2Myc]

当初、サラディンはエジプトに割拠し、さらに旧主ザンギー朝からダマスカスなどのシリア領を引継いだものの、つまりシリア・エジプトの両地域をまたぐ寄合所帯をサラディンの力量でなんとか結合させたに過ぎず、後代の分裂の伏線となりましたね。サラディン時代ですら、実弟のアル=アーディルが、リチャード一世の妹婿として、エルサレムの主になろうと望む有様でした。
エルサレム奪還によって、フランク人を劣勢に追込んだことから、緊張も和らぎ、サラディンのカリスマをもってしても、各自の思惑を抑えられなくなったのかもしれません。

とすると、次のマムルーク朝が相対的に強力な政権となりえたのは、十字軍よりもさらに厄介なモンゴル軍の出現という事態との関連性を想定すべきでしょうか。

 

■2147  Re: アイユーブ朝のこと 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 小物(21回)-(2012/04/30(Mon) 22:53:34) [ID:jjBeMIvK]

常態的に常に臨戦態勢にあった中で成立した軍事政権がマムルーク朝ですから、合流と撃破を繰り返して勢力が大きくなる過程で前王朝の負の遺産たる地方分権体制を否定し武断的で中央集権体制を志向したとして不自然ではないと思います。

まして十字軍以上に不気味で強力なモンゴルという脅威を意識せずにはいられなかったでしょうし。

 

スレッドリスト / [1-3] / この記事に返信をする

棒

■2139   スパルタカス 
□投稿者/ J.J. 新参(1回)-(2012/04/23(Mon) 20:28:56) [ID:YI6hud7w]

TVシリーズの「スパルタカス」のDVDがやっとレンタルないしセル版での発売が決まったようです。
「ROME」同様にかなりえげつないシリーズのようですが、期待してみよう。(笑)


スレッドリスト / - / この記事に返信をする

棒

■2135   源為朝 
□投稿者/ 作左衛門 小物(36回)-(2012/04/20(Fri) 11:27:48) [ID:ybqweAXA]

2012/04/20(Fri) 11:28:22 編集(投稿者)

大河ドラマでも、そろそろ登場しそうな鎮西八郎のことです。
兄の義朝と同じく、河内源氏の中であぶれて地方に下向、その下向先で勇名を馳せましたが、その後の展開はだいぶ違います。

義朝は関東における実績から、父為義とは別個の兵力・人脈を形成していき、保元の乱では、後白河方の実質的な軍事指揮官となり、(平治の乱で転落したとはいえ)河内源氏嫡流の地位をもぎ取っています。
ところが、為朝の方は、その武勇こそ伝説化されたものの、義朝のように独自の勢力を構築するには至りませんでした。保元の乱における活躍も、為朝個人の強弓が猛威をふるったに過ぎず、手勢によって戦局を左右したわけではありません。

軍閥の領袖としての力量か。
関東と九州の武士社会の成熟度か。
東国・西国における河内源氏の声望の厚薄か。

はたして、何が義朝と為朝の間に差を生みだしたのでしょうか?


■2136  Re: 源為朝 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(18回)-(2012/04/20(Fri) 20:43:46) [ID:jjBeMIvK]

個人の武勇を頼みとする豪傑と組織者としての将の違いじゃないかと。


 

■2137  Re: 源為朝 
□投稿者/ 裏辺金好@管理人 小物(30回)-(2012/04/21(Sat) 05:02:27) [ID:PgX76SIU]

源義経とも多少通じるところがあると思いますね。
源義仲も多少、その傾向があるかもしれません。

3人ともその武勇は脚色され気味なところもありますが、ともあれ組織を纏めて、
政権を作り上げるような人物ではなかったと思われます。

そもそもあの時代、源氏は一族全体を見回しても人材不足といった感じで
その中で源義朝は、自らの才覚と血筋を上手く利用して政治的基盤を作り上げた極めて稀有な存在であったといえます。
それでも平治の乱では時局を見誤っていますが・・・。

 

■2138  Re: 源為朝 
□投稿者/ 作左衛門 小物(37回)-(2012/04/22(Sun) 08:15:04) [ID:mF5G2Myc]

物語上の為朝は、まさに怪傑なのですが、「それだけ」であって、義朝とは格が違いますね。

とは言え、親父の為義が敗北後にアッサリ(?)と投降してしまったことに比べると、為朝は再起をはかって潜伏する程度の根性があり、平治の乱にて、東国に逃亡しようとした義朝と通じるモノもあります。両人とも、地方で活動した時期が長いだけに、朝廷を相対的にとらえられる(朝敵になっても心が折れない)感覚の持主であったのかもしれません。

 

スレッドリスト / [1-3] / この記事に返信をする

棒

■2107   「太陽王」は暗君? 
□投稿者/ 作左衛門 小物(26回)-(2012/03/23(Fri) 14:17:08) [ID:ybqweAXA]

フランス・ブルボン朝において、最もよく知られた君主が「太陽王」ルイ十四世。
父祖以来の絶対王制を背景にフランスの最大版図を実現した英主、・・・と言うべきなのでしょうが、なかなか困った御仁でもあります。

ブルボン朝の開祖アンリ四世のナント勅令を廃止し、プロテスタントに圧迫を加えて、多数の新教徒を国外に流出させる。
上記のカトリック至上主義に加え、強引な領土拡大路線により、フランスの国際的孤立を招き、幾度も大戦を引き起こし、国力・社会を消耗させる(大革命の伏線?)。

辛辣な見方をすると、二十世紀前半に現れる某チョビ髭伍長殿の原型とも言うべき所業ながら、「太陽王」の実像は、宗教的に頑迷な暗君でしかなかったのか、あるいはもっと積極的に評価すべき視座があるのでしょうか?


■2108  Re: 「太陽王」は暗君? 
□投稿者/ 裏辺金好@管理人 小物(26回)-(2012/03/23(Fri) 21:10:18) [ID:uWwAaTQh]
http://www.uraken.net/

少なくとも万能型の君主では無かったことは確かだと思います。

であるにもかかわらず、フランスの最大版図を実現したという意味では、
実績は間違いなく残しているわけで、
あれだけの失策を行ってもなお、領土を拡大する軍事的なセンスをルイ14世は持っていたのと、
それまでに培われてきたフランスの国力、有能な臣下が多数存在したということでしょう。

たしかにリーダー像を考えてみると、どれか一分野に秀でていれば、
ある程度欠点を覆い隠せて、勢いで上手くいっちゃうこともありますよね。

 

■2109  Re: 「太陽王」は暗君? 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(11回)-(2012/03/24(Sat) 00:00:16) [ID:jjBeMIvK]

コルベールらの財政改革で出来た余力を戦費に投入して最大版図を得たものの、拡大した分級数的に戦費がかさんで財政が危機に陥り、改革の歳入拡大を担ったプロテスタントを大規模に迫害したことで再び健全化する見込みは完全に絶たれてますね。

彼が親政の度合いを深めれば深めるほど悪い方向に傾いてるように見えるのは気のせいでしょうか?


 

■2110  Re: 「太陽王」は暗君? 
□投稿者/ 作左衛門 小物(27回)-(2012/03/25(Sun) 21:14:03) [ID:mF5G2Myc]

単純に軍事センスのみ見るならば、より有能な君主は、フランス史上に何人もいたのでしょうが、いかに多くの人材を駆立て、国威を発揚させるかという点で、やはりルイ十四世は一級なのでしょうね。
ところが、プロテスタントに対する姿勢などは、保守逆行の誹りは免れず、近代フランスへの導き手とは言い難い評価になっているのかもしれません。

 

■2111  Re: 「太陽王」は暗君? 
□投稿者/ 裏辺金好@管理人 小物(27回)-(2012/03/26(Mon) 00:08:19) [ID:PgX76SIU]
http://www.uraken.net/

2012/03/26(Mon) 00:08:57 編集(管理者)

プロテスタント弾圧も失策でしょうが、やはり大黒屋さんが仰るように領土の拡大と戦線の拡大に、財政規模が追いついていないのも失点だと思います。

勝てるときに勝つことも重要ですが、君主としては領土を拡大しながらも足元を固める時期を見失ってはいけないはずでして・・・。

 

■2112  Re: 「太陽王」は暗君? 
□投稿者/ 作左衛門 小物(28回)-(2012/03/26(Mon) 11:33:46) [ID:mF5G2Myc]

戦争を避けられない理由があったならばまだしも、わざわざ戦争をふっかける理由を探し出すための官庁まで設立してしまうのですから、見識を疑わざるをえない一面があったことは確かですね。
 

■2113  Re: 「太陽王」は暗君? 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(12回)-(2012/03/28(Wed) 23:07:40) [ID:jjBeMIvK]

ブルボン王朝は成立当初から国内諸侯の結束に目に余るほど疑問符がついてましたから王家が中央集権に積極的でしたし、大貴族に対する牽制の意味からも下層民の登用に躊躇もありませんでしたからね。

ルイ14世自身も即位時は反乱でパリから脱出させられるほど不穏なスタートでしたから保身の意味からも下層の実力者の抜擢をやってましたね。

しかしながら実力のある下級官吏というのはえてして思想的には相容れないプロテスタントが多く、王家の支持者もまたプロテスタントが多いという矛盾を抱えてました。同時に中央集権を進める上での目の上のたんこぶである門閥諸侯や高位聖職者はカトリックなわけで、孤独であるのがデフォである王者とはいえ彼にとって味方とはなんなのか考えさせられますね。


そんな彼にとって敵とはせめてフランスの敵でなくてはやってられなかったのではないでしょうか?財政の余力を持って軍備を整え国内の粛清に励んでも大貴族の邸宅の跡地に彼にとって異端まがいのプロテスタントがはびこるだけなのですから。仮に彼自身が粛清と中央集権がフランスの発展のあるべき道だと自覚していたとしてもその先にあるフランスは彼の求めるフランスではないわけで…

 

■2114  Re: 「太陽王」は暗君? 
□投稿者/ 作左衛門 小物(29回)-(2012/03/29(Thu) 10:46:04) [ID:mF5G2Myc]

その点において、初代のアンリ四世は、本人が元プロテスタントだっただけに、バランスというものをよく弁えていましたね。30年戦争期を主導したリシュリューも、きわめて現実的な政治家でした。
にも関わらず、ルイ14世のような君主が登場してしまうのは、ブルボン王朝あるいはフランスという国家の根本的な問題なのでしょうか。

 

■2115  Re: 「太陽王」は暗君? 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(13回)-(2012/03/30(Fri) 22:48:42) [ID:jjBeMIvK]

もともと結束というものあるいは国家という幻想を抱かせるにはブルボン王朝が抱えていた内部矛盾は深刻に過ぎたということじゃないでしょうか?
フランスという幻想がフランス国民の間に浸透するのは革命騒ぎにのぼせあがって血みどろの粛正合戦の挙句誰もいなくなったあとにじゃないかと考えます。

 

スレッドリスト / [1-8] / この記事に返信をする

棒

■1554   NHK 偉大なる旅人・鄭和 
□投稿者/ 蕭月(しょうげつ) 新参(5回)-(2006/05/03(Wed) 10:51:11) [ID:uP9e3RHR]
http://heat.k-server.org/

今日(5月3日)の午後7:30〜午後8:45 NHK総合で
『偉大なる旅人・鄭和』って番組やりますね。
何部かに分けて放送される大きめの企画なのにHPは存在しないので、今日のテレビ欄を見て初めて知りました。
面白そうなので、見逃さないようにしないと。


■1555  Re: NHK 偉大なる旅人・鄭和 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 差配(290回)-(2006/05/03(Wed) 12:55:15) [ID:MAW7ZucH]

以前BSでやってたドラマ仕立てのやつかな?
どっちにしろ面白そうなので私も見逃さないようにしようと思います。

蕭月さん貴重な情報ありがとうございます。

 

■1557  Re: NHK 偉大なる旅人・鄭和 
□投稿者/ 蕭月(しょうげつ) 新参(6回)-(2006/05/03(Wed) 21:15:15) [ID:uP9e3RHR]
http://heat.k-server.org/

第2部が、続けて10:00〜11:45に放送なんですね。
1部だけビデオセットして椅子に座って寝てたんですが(笑、このまま布団に入って寝ようかと思っていたので、危うく見逃すところだった (^^;

 

■1584  Re: NHK 偉大なる旅人・鄭和 
□投稿者/ ゴーレム 新参(1回)-(2006/05/10(Wed) 14:26:43) [ID:xpYZceaP]

こちらでははじめまして。
ゴーレムです。

鄭和見ました。コロンブスもびっくりの船の大きさ、船団数でしたね。
壊血病対策もしっかりとられていて、すごいと思いました。

ああ、鄭和艦隊のゲームってないですかね?
大航海時代で登場しましたっけ?

 

■1585  Re: NHK 偉大なる旅人・鄭和 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(3回)-(2006/05/10(Wed) 19:18:52) [ID:HEEQAU6e]

はじめまして、管理人です。
鄭和はコーエー『大航海時代』のシリーズには登場してませんね。
というかできません、彼が活躍していたころはヨーロッパの大航海時代とは番組中でも紹介されてますが百年近く開きがあります。
せいぜいシナリオ0『黎明の航海者たち』として組んだとしても登場人物がポルトガルのエンリケ航海王子ぐらいではちょっと物足りないかと思います。

コーエーのゲームで登場してるのは『蒼き狼と白き牝鹿4』ですね。
こちらではパワーアップキットのシナリオ4の最後のほうにエンリケ航海王子が、待機武将で鄭和が登場。

 

■1589  Re: NHK 偉大なる旅人・鄭和 
□投稿者/ 蕭月(しょうげつ) 新参(7回)-(2006/05/11(Thu) 18:52:48) [ID:uP9e3RHR]
http://heat.k-server.org/

2006/05/11(Thu) 18:53:55 編集(投稿者)

わたしも見終わったので、ちょっと感想なり書かせていただきます。

鄭和は航海の知識がないのに、航海事業の総大将に抜擢され、それを見事果たしたという点に驚きです。
頭脳明晰さはもとより、人格者・器の大きな男だったというのが読み取れますよ。
そうでなければ、航海の経験がない人物が、あれだけの艦隊をまとめ上げる事など出来ないと思う。
公式文書が灰になって残っていない、というのが、本当に惜しまれますね。
彼の事だから、きっと内容の濃い事業記録を作成していただろうに。

あと、永楽帝について。
彼は即位に宦官の協力があったから、それに恩義を感じていた節はあるんでしょうけど、元々「宦官を差別する気がない人」だったのでしょうかね。
『中国武将列伝』によると、永楽帝は航海事業の他にも北方に遠征したりとか、莫大な国費を使っているにもかかわらず、民衆に過剰な財政負担を強いた記録はないのだとか。
それだけ内政が充実していた訳で、そこには永楽帝の「確かな人物眼」というものも見て取れるかと思います。
「宦官であろうがなかろうが、有能なら重要ポストに任ずる」というような人材選定をしていたんでしょうね。

 

■1591  Re: NHK 偉大なる旅人・鄭和 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(5回)-(2006/05/11(Thu) 21:49:43) [ID:HEEQAU6e]

大船団の提督というのはえてしてそういうものなのかもしれないですね。
大航海時代のヨーロッパでも船団の提督は航海者としての技量よりも身分や人格でその職についていたそうです。航海者としてのプロはその道のプロがその任に当たっていたそうです。海の男は荒くれ者が多いのは万国共通ですし、日々のごたごたを的確に処理できる人物こそがトップに立つにふさわしかったのでしょう。まして鄭和艦隊は前代未聞、史上空前の規模でしたからそれを纏め上げた鄭和の人となりは如何程か想像もつきませんね。

ちなみに現代の動く高級ホテルこと、豪華客船というのは船長が二人いるそうです。
一人は運行部門の責任者いわゆる船長で、もう一人はホテルとしての豪華客船の支配人としての立場を担う船長なんだそうです。
船内で毎夜開かれるパーティーやらレセプションでいちいち運行部門の責任者が不在でいるわけには行きませんからね。

 

スレッドリスト / [1-6] / この記事に返信をする

棒

■2078   名誉革命の「名誉」 
□投稿者/ 作左衛門 小物(23回)-(2012/03/01(Thu) 23:14:55) [ID:mF5G2Myc]

イギリスの名誉革命は、無血革命としても知られていますが、よく考えると、オランダの軍事力を引込み、国王を追放するという、それはそれでかなり問題のある方法を採用しています。
実際、ジェームズ二世の追放は無血で達成されたものの、そのジェームズは逼塞するどころか、フランスの後援を得て、アイルランド戦役を引起すなど、執拗に復権をはかり、イギリス側も後継者問題をなかなか解決できず、長期に亘って不安定要因を抱え込んでしまいました。
さらにオランダとの同君体制は、その反仏戦略にイギリスを深入りさせることになり、従来のような大陸情勢と(それなりに)距離を保つマイ・ペースな外交は許されなくなります。

あるいは、名誉革命の「名誉」とは、国王追放が「無血」だったことではなく、イギリス外交が島国の風見鶏(?)から卒業し、オランダの反仏路線を継承・拡大して、ヨーロッパ情勢のメイン・プレイヤーに踊り出たことを重視すべきなのでしょうか?


■2079  Re: 名誉革命の「名誉」 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(9回)-(2012/03/02(Fri) 21:20:27) [ID:dRuQ2OWK]

時期的には産業革命と重なり、ついに自国の穀物生産量を超える人口を養うに足りる富を生み出すに至る世界史上の画期ですからね。

製品を捌くための市場と原料供給の要である植民地の確保が国政の至上命題となった英国は政治的な要求以上に経済上の問題から欧州情勢に積極的に関与せざるを得なくなったと理解します。

故に名誉革命の【名誉】は無血で済まされた以上の意味を持たないというのは暴論でしょうか?

政治的な一連の出来事以上に社会が世界史的に未踏の段階に突入しているという大事件ではないかとおもいます。

 

■2082  Re: 名誉革命の「名誉」 
□投稿者/ 作左衛門 小物(24回)-(2012/03/03(Sat) 22:24:16) [ID:mF5G2Myc]

追放されたジェームズ二世や先代のチャールズ二世は、隠れカトリックでもあり、イギリスをカトリック信仰一色に塗り替えようとはかり、またフランスと結んで対オランダ戦争を強行して返討ちにされるなど、国内の評判を落として革命の前提をつくってしまいますが、視点を変えれば、カトリック信仰を媒介として、フランス主導の欧州情勢に積極的参入を果たそうとした、ということになるかもしれませんね。
 

■2084  Re: 名誉革命の「名誉」 
□投稿者/ 大黒屋介左衛門@管理人なのか? 新参(10回)-(2012/03/05(Mon) 22:00:11) [ID:dRuQ2OWK]

>カトリック信仰
そうだとしても産業革命を中心となって推し進めたのは多くがピューリタンなどプロテスタントですからね。このへんの齟齬がバッキンガムを追い出された背景になるのかな?

 

■2085  Re: 名誉革命の「名誉」 
□投稿者/ 作左衛門 小物(25回)-(2012/03/06(Tue) 08:40:12) [ID:mF5G2Myc]

代わりに王位に迎えられたのは、反フランス陣営・プロテスタントの守護者として売り出し中だったウィリアムですからね。ジェームズの志向とは真逆の路線です。
先代のチャールズは、ジェームズよりもバランス感覚があったのか、ウィリアムをジェームズの娘婿にしていますが、こちらはフランス主導の欧州情勢にシンクロしつつ、プロテスタントを背景とする新しい動向にも配慮しようとしたのかもしれません。

 

スレッドリスト / [1-4] / この記事に返信をする


編集/削除フォーム
記事No(半角数字)/
削除キー/
検索フォーム
現在ログ[記事数/383 (親/44 レス/339)]内を検索
キーワード/

HOME HELP 新規作成 トピック表示 発言ランク 記事検索 過去ログ

- I-BOARD -