どうしてEnglishを勉強しなくちゃいけないの?
序 英会話と文法

written by Jack

○英語との出会い
 まず皆さんの中学校時代を思い出してください。
 中学一年生で新しい友達と一緒に 教室へ入っていきます。なかには塾で一緒の子もいるかもしれません。 始業のベルが鳴り、教室の扉から見慣れない先生が入ってきました。 初めて教壇に立った人は、いきなり自分達とは別の国の言葉を喋り、 まるで自慢げに振舞っております。 どうしてこの人はそんなに会話を必要とするのだろう。自分達の 国の言葉だけで十分ではないのか。日常じゃあ使えないのに。

 皆さんは黒板や教科書に書かれた変な文字を一生懸命ノートに写し、『文法』という その国の言葉の“ルール”を何度も読み返し、頭の中で納得するまで学習しました。 中間、期末テストでは机の上は暗記カードで一杯。さあ準備満タン、テストに 向けてベストを尽くします。次の日の授業で、あなたは合格ラインである90点を 見事取りました。まあ、あなた程毎日努力している方には満足とまでは いきませんが。そして友達からも結果の見せ合いっこで常にトップであるあなたは ちょっと気になる異性の人にも注目を浴びます。

 なんだ、英語ってただ単に 教科書の内容を覚えて、文法に沿って書けばいいのか。 数学の公式のように覚えて、応用に馴れれば簡単じゃないか。 これなら留学でも、自信満々で話せるだろうと。

○外国人との出会い
 そして放課後、友達と一緒に道を歩いていると、突然あなたの目の前に 白い肌、黄金色の髪をした外国人女性が声をかけてきました。 青い瞳に吸い込まれそうな空気にあなたの友達はひるんでしまいます。そこであなたは格好つけようと彼女へ返事を返します。 すると女性はいきなり声を変えて、まるで友達のように話しかけてきました。

 あなたは最初平静を保っていましたが、知らない単語と知っている文法表現が 全然学校で習っている奴と違うことに気がつきました。 あなたも一生懸命覚えていた単語と文法でなんとか会話を保とうとしますが どうしてなのか全然通じません。女性の方は顔をしかめて、何度も聞き返して きます。あなたは後ろに居る友達の視線と女性の言葉のスピードに段々あせり を覚えます。どうしよう・・・・もし答えなかったら・・・・ああ・・どうしょう。

 最終的に女性の方は冷たく視線をそらして、肩を切って行ってしまいました。 残されたあなたは目の前で笑っている友達と、プライドを傷つけられた 屈辱感で一杯です。こんな筈じゃなかったのに・・・そうこんな筈では。 もちろんこれは一例で、実際に英語の難しさに気がつくのは人それぞれの体験であると思います。

 ある人は文法のややこしさに挫折してしまいます。
 またある人はListening(聞き取り)の授業で全く理解できず、他の生徒に 後れを取っているのではないかと悔しくてたまりません。 そして最も英語に対して興味を持っていて、得意科目だと思っていた 方々が英語で難関だと感じるのはNative Speakerとの“英会話”です。

○英語の何が難しいのか
 どこが難しいのでしょうか? お答えしましょう。

 先ほどの場合、一番の問題が“発音”です。いくら難しい単語を覚えても 正しい発音記号を言えなかったら、ほぼ100%通じません。 また過去形や現在完了、間接疑問文など色々役に立つ表現や、日常で 頻繁に使われる“文法”で少しのミスがあると、英語を母国語と 使っている人には?となってしまいます。

 なんで英語を覚える必要があるのだ、と疑問に思っている方には ピンと来るのは難しいかと思われますが、例えばTV番組で喋っている 外国人タレントさんたちに注目してください。皆さん、大半の外国人タレントさんが “敬語”と“俗語”をごっちゃに混ぜて喋っていることに気がつきません?

 それに日本語も何故か無駄に声が高くなった、中には聞き取りにくい日本語も ある事が感じられると思います。そう、外国人の皆さんも苦労して喋っていても やはり発音と正しい会話表現で私達から見たら可笑しく感じてしまうのです。 それは英語の発祥地であるイギリスは勿論、超大国アメリカにヨーロッパ全土、 さらに中国の香港でも英語を“会話”として使っている方々にとって 私達が中学時代に習った『机上の語学』だけではまるで“カタコトの英語”です。

 じゃあどうすれば日本人が上手く『英語』を喋たり、そして何が“得”となるのか、まずは私の経験を元に、皆さんと一緒に考えてみましょう。 最近世界一太った猫や、NHKで放送しているグラビアアイドルの英語で勉強している方も、どうかご一読して下さい。


棒
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