第2回 5つの文型

○英文を作る・理解する上での基礎だ。
 では、今回は英語の基本である5つの文型に関して考えてみましょう。ほとんどの英語の文章は、4つの文の主要素(S,V,O,C)で構成される5つの基本形に収束します(特殊な構文などは強引にこの形に当てはめない方がわかりやすい方がわかりやすいこともありますが)。では、早速例文を見てみましょう。

1. A lot of guys run in a sandy beach toward the setting sun.
(たくさんの男たちが砂浜を夕日に向かって走る。)
 最初からいろいろ余計なものをつけてしまいましたが、コレが5つの文型のうち、もっとも単純な第1文型です。
S(subject、主語)+V(verb、述語動詞)
 とも表現され、一般的には「SがVする」と訳されます。それ以外のものはM(modifier、修飾語)であり、文章としてはこれらが無くても「Guys run.(男たちが走る)」のように意味的に成り立ちます(Mは文の主要素には含まれない)。

2.Urabe research laboratory is a great lab.(裏辺研究所は偉大な研究所だ)
 所長にゴマをすってみました。コレが
S+V+C(complement、補語)
 の第2文型です。一般的には「SはCである」と訳されます。この文型では常にS=Cが成り立つことに注意して覚えましょう。形容詞、あるいは名詞がCになることができます。

 ところで、研究所=laboratory(labは略語)に間違いは無いのですが、コレは一般的に「科学的な研究をする研究室」に多く使われます。裏辺研究所の現状を考えるとinstitute(主に学会, 協会, 研究機関, その建物, 会館を表す)の方がふさわしいような気もするのですが、どうでしょうか、裏辺所長。
 *所長注:4年ほど前に気がつきましたが、今更変えるのもどうかと思いまして・・・。
        ていうか、科学的な研究をやってくれさえすれば、実態に合うし、ぜひやって欲しいんですけど。

3. I train martial arts in the top of Mt. Fuji.(私は富士山の頂で武術の鍛錬をする。)
 第3文型にして、ようやく少しシンプルな文章になってきました。
S+V+O(object、目的語)
 の形です。一般的には「SがOをVする」と訳されます。述語動詞の後に、「何を」とか「誰を」にあたる名詞(目的語)が置かれています。稀に第2文型と紛らわしくなりますが、第3文型ではS≠Oとなることに注意しましょう。名詞(代名詞)がOになることができます。武術=martial arts。

4. The master showed me the heart of ninja.(師匠は私に忍術の奥義を見せた。)
 第4文型は
S+V+IO(indirect object、間接目的語)+DO(direct object、直接目的語)
 で表され、「SがIOにDOをVする」と訳されます(もはや暗号か隠語のようだ…)。『「誰に」「何を」どうする』のように、述語動詞が目的語を2つ取ることが特徴です。

 ちなみに、どんな意味があるのかは知りませんが、中学や高校の授業では、この第4文型の文章を
4´.The master showed the heart of ninja to me.
 のように第3文型に書き直させる問題がよくあります。

 師匠=master(teacherでも可)、奥義=the heart(the depth、the artとも)忍術=ninja(the art of the ninjaとも訳されますが、単にninjaとすることが多いようです。忍者だろうが、忍術だろうが、それっぽいことは皆、「ninja」にしてしまうところがアメリカっぽいですね)。

5.I'll make you an adult.(俺がお前を一人前にしてやる。)
 だんだん例文を考えるのも面倒になってきた第5文型は
S+V+O+C
 で表されます。訳し方は「SがOをCにする」。この文型ではCはOについて説明している語句であり、O=Cが成り立ちます(第4文型ではIO≠DO。テストなどで見分けさせる問題が出題されることがある。)。

 そのほかには特に説明することは無いでしょう。一人前=an adult。

 よし!以上で本日の授業を終わる! 全員、腹筋150回の後、速やかに就寝せい!!


棒