護衛艦「いずも」型


(撮影:裏辺金好)

●基本データ

種別
警備艦(DDH)
主機
ガスタービン(COGAG)
登場年
2015年
速力
30kt程度
基準排水量
19500t
搭載容量
14機
全長
248m
乗員
約470名
全幅
38m    

●兵装一覧

 Mk−15 20mmCIWS2基
 SeaRAM×2基
 魚雷防御装置

●解説

 「いずも」型は海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦(DDH)で、先行して誕生した「ひゅうが」級を大型化したもので、1番艦「いずも」、2番艦「かが」の2隻が竣工している。全長は1,25倍の248mとなり、ヘリコプター搭載定数は4機から9機へ(搭載容量は11機から14機)へ、同時発着も3機から5機へアップ。大きさは、旧日本海軍の正規空母「飛龍」を上回る。

 なお、「ひゅうが」型が単艦での戦闘能力を持つ一方で、「いずも」型は戦闘能力は高くなく、ヘリコプターの運用に特化した形であり、多機能レーダーやソナーの簡略化、対潜用の魚雷の省略なども行われている。

 今後はF-35B発着艦を予定しており、2020(令和2)年度から改修が開始されており、艦首側飛行甲板の拡幅(矩形化)などが実施される。

艦番号
艦名
竣工日
DDH−183 いずも 2015年3月25日
DDH−184 かが 2017年3月22日

●DDH−183 いずも


(撮影:裏辺金好)


(撮影:裏辺金好)

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