三菱 F−1
       Mitsubishi F-1

防府北基地で展示していたF−1支援戦闘機。
(写真:防府北基地/撮影:kajibooh

●基本データ

初飛行:1975年6月3日(FS-T2改)
生産数:77機

●解説

 三菱重工業が、国産の超音速戦闘機T−2をベースに開発した日本オリジナルの支援戦闘機(戦闘攻撃機)。T−2と異なり後部座席を取り外して電子機器を搭載したのが特徴。また両翼下に各1発ずつ、空対艦ミサイルが装備可能である。

 試作機の初飛行は1975年で、航空自衛隊で運用。1984年までに77機が製造されたが、後継機のF−2が登場したことにより、2006(平成18)年に全機が退役した。