リパブリック F−84 サンダージェット
       Republic F-84 Thunderjet

上写真はリパブリック F-84G サンダージェット
(写真:ブリュッセル 王立軍事博物館/撮影:裏辺金好)

●基本データ

初飛行:1946年2月28日
生産数:7,524機

●解説

 1944年から開発が進められ、リパブリック社が製造したアメリカの戦闘機で、試作機であるXP-84、XP-84A、実用試作機YP-84Aを経て、量産機としてF-84Bが226機製造(当初はP-84Aとして100機が量産される予定だったがキャンセル)。
 
 以後、様々なバリエーションが誕生し、単座機として初めて核爆弾を搭載可能とした、戦闘爆撃機型であるF-84Gは3025機が製造された。また、直線翼を持つF-84A〜E/Gがサンダージェット(Thunderjet)と呼ばれるのに対し、後退翼を持つF-84F サンダーストリーク(Thunderstreak)と呼ばれている。サンダーストリークの中には、偵察型のRF-84Fも存在している。

●F-84F サンダーストリーク

(写真:ブリュッセル 王立軍事博物館/撮影:裏辺金好)

●RF-84F サンダーストリーク

空気取入口を主翼付け根に移し、機首に合計6台のカメラを設置している。
(写真:ブリュッセル 王立軍事博物館/撮影:裏辺金好)