瀋陽 J−8U(殲撃八型)
       Shenyang J-8U

(写真:瀋陽航空機工業/撮影:鉄の鳥様 禁転載)

●基本データ

初飛行:1984年6月12日
生産数:300

●解説

 第601航空機設計所(現、瀋陽航空機工業(SAC))がJ-8の改良型として開発した機体で、基本的にはMiG−21を改造しエア・インテークを両サイドに分け双発化した機体(MiG−21の面影はなく、その他の機体も参考にしている)。1980年に開発に着手し、1984年に原型機が初飛行を行い、1988年に運用が開始された。全長は21.59m、速度はマッハ2.2。
 輸出型の名称はF−8UBだが、販売実績は無い。NATOコードネームは「フィンバックB」(Finback-B)。

●ギャラリー

殲撃八型U(J−8U)戦闘機のエンジン・ノズル部。
(写真:瀋陽航空機工業/撮影:鉄の鳥様 禁転載)



殲撃八型U(J−8U)戦闘機のエンジンノズル。
(写真:瀋陽航空機工業/撮影:鉄の鳥様 禁転載)



殲撃八型U(J−8U)戦闘機のエンジン搭載部(エンジンは外されている)。
(写真:瀋陽航空機工業/撮影:鉄の鳥様 禁転載)