ミコヤーン・グリェーヴィチ MiG−15
       Mikoyan-Gurevich MiG-15

(写真:ソウル 戦争記念館/撮影:裏辺金好)

●基本データ

初飛行:1947年12月30日
生産数:15,000機以上

●解説

 朝鮮戦争にソ連軍が投入した戦闘機。第2次世界大戦後に手に入れたドイツの先端技術を入れることで戦力の大幅な向上が実現したもので、開戦時にはアメリカ空軍のF−84Gサンダージェットなどを圧倒するが、急遽投入されたF−86セイバーの前に次第に優位性を失い、生産はMig−17へ移行。

 それでも1970年代まで、チェコスロバキア、ルーマニア、ポーランド、キューバや北朝鮮など主に東側諸国で使用されている(一部地域では訓練機等で現役とのこと)。