ヴェスペ


(撮影:ドイツ ムンスター戦車博物館/撮影:秩父路号)

●基本データ

登場:1942年(試作車)
重量:11.0t
全長:4.81m
全幅:2.28m
全高:2.30m
乗員:5人
 

●解説

 ドイツが1942年1月から始めた対戦車・火力支援計画に伴い開発した自走砲。同年末に試作車が完成し、1943年2月から生産を開始した。ヴェスペとはドイツ語でスズメバチの意味である。

 II号戦車F型の車台を転用した上で、機関室を車体中央へ移したほか、車体を延長。後部に10.5cm leFH 18榴弾砲を備える戦闘室を設置している。676両が誕生している。

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