龍岡城〜長野県佐久市〜
  Tatsuoka Castle

▼MAP

▼アクセス
JR小海線 龍岡城駅より徒歩

▼関連サイト
佐久市役所ホームページ
 幕末の激動期である1864(元治元)年末、三河奥殿藩の藩主で、ここにも領地があった松平乗謨(明治維新後は大給恒と改名)が洋風城郭として建設させたもので、五稜郭と並んで日本に2つしかない星形の西洋式城郭です。しかし完成前に明治維新を迎えて廃城となりました。各陵堡(りょうほ)に各方向へ回転自由な大砲を設置することにより敵からの死角を無くすことが可能なのが、この形態の城の特徴ですが、その特徴は生かせず。それ以前に非常に小さな城で、大軍で攻められれば一瞬で落城しそうな雰囲気。実戦の役には立ちそうにありません。

 ・・・と、これでは大給恒が馬鹿みたいに見えそうなので補足しておきますが、彼は幕府の中でもとても開明的な人物。のちに日本赤十字社の創設者の1人にもなっています。なお、現在敷地は市立田口小学校となり、その特徴的な縄張り自体は、だいたいその姿をとどめています。

(写真&解説:裏辺金好)


御台所櫓
龍岡城内に唯一のこる建築ですが、本来あった場所とは別の場所にあります。


御台所櫓