高松城 たかまつ
所在地:香川県高松市
交通・最寄駅:JR予讃線 高松駅・高松琴平電鉄高松築港駅

旧居館を彷彿とさせる披雲閣 艮櫓。昭和40年に、現在の太鼓櫓跡に移築。堀の外側には高松琴平電鉄も走っている。

 1588(天正16)年、豊臣秀吉配下で、前年に入封した生駒親正が玉藻(たまも)沖に築城したもの。今はフェリー乗り場として埋め立てられているが、海に面した城だった。現在も直ぐ目の前が海であり、往時の雰囲気を偲ぶことが可能。
 生駒氏4代のあと、水戸徳川家の一族である松平頼重が高松藩を治めることになり、3層5階の天守閣を造った。この高松松平家は、幕末まで存続し、その歴史の中には、平賀源内なども輩出している。
 1884(明治14)年に天守は解体され、さらに空襲で多くの建物を失うものの、艮(うしとら)櫓・月見(つきみ)櫓(左写真)・水手御門・続櫓が現存(いずれも重要文化財)。
 さらに旧藩主家12代目の松平頼壽(よりなか)が1917(大正6)年に、巨額の費用を投じて建設した披雲閣も現存し、現在は高松市の管理で利用されている。
(写真・本文:裏辺金好)