松江城 まつえ
     Matsue Castle
所在地:島根県松江市
最寄駅:一畑電鉄松江しんじ湖温泉駅、JR山陰本線 松江駅よりバス

松江城天守閣
 どっしりとした印象の天守閣。山陰地方で唯一江戸時代から現存する天守閣で、二重櫓の上に三階建ての櫓を載せた望楼型となっているのが特徴。また、天守閣から攻撃することを想定し、様々な場所から弓や鉄砲で攻撃可能。さらに、天主内部に井戸や便所を設置し、籠城戦を考慮している。

南櫓など
 平成13年に復元された二の丸南櫓(写真中央より左)。同時に中櫓、太鼓櫓及び間を結ぶ土塀も復元された。

 松江城は関ヶ原の戦い後に出雲・隠岐24万石で移封された堀尾義晴が築城したもの。鎌倉時代より出雲の中心であった月山富田城に代わり、陸水双方の交通の要所である松江に白羽の矢を立てたのである。
 その松江の中でも、適度な高さを持つ山であった亀田山に築城された松江城は、1611(慶長16)年に完成。そして、堀尾氏が3代で嗣子無く断絶した後、京極忠高、松平直政と序城主が代わり、以後は松平氏の治世下で明治維新を迎えている。
 明治維新後、政府機関である広島鎮台は松江城の払下げを決定。破却の危機にさらされたが、旧藩士の高木権八らが天守閣を落札し、今に残ることになった。

(本文:裏辺金好)
(写真上:ムスタファ 下:武蔵野通信局


○松江城雪景色 (撮影:デューク)