辰砂(しんしゃ/Cinnabar)
(撮影:神奈川県立 生命の星・地球博物館/撮影:裏辺金好)
●基本データ
分類:硫化鉱物
モース硬度:2〜2.5
(※鉱物を互いに傷つけあって、どちらが硬いか10段階の数字。最も硬い「10」がダイヤモンド)
光沢:金属光沢
へき開:三方向に明瞭
●解説
中国の辰州(現在の湖南省近辺)で産出したことから、この名前がついたもの。洋紅色であるのが特徴で、古来より赤色(朱色)の顔料や漢方薬の原料として使用。日本でも、古来より「丹」(に)と呼ばれ、古墳の内壁や石棺の彩色や壁画にも使用されました。
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