1.日本の鉄道、誕生
イギリス人ジョージ・スティーブンソンが、1814年に初めて蒸気機関車ブリュッヘル号させた後、改良を加えられ実用的な蒸気機関車が出来上がり、ここに鉄道が世界に普及を始めます。
日本では幕末のペリー来航時、蒸気機関車模型がプレゼントされ、続いて佐賀藩が模型を制作。日本は実物よりも模型を最初に見たのです。そして、明治維新後に鉄道建設が決まり、政府内に反対意見もありましたが、伊藤博文らが中心となって計画を進め、イギリス人技師モレルの協力の下、1871(明治4)年に新橋〜横浜が開業(後の汐留〜桜木町)し、イギリス製の10両の蒸気機関車が活躍を始めます。
このうち、最初の第1号機関車(全長7.4m)は、島原鉄道で活躍した後、東京の交通博物館に保存。また、10号機(110号)は東京都青梅市の青梅鉄道記念公園に保存されています。また、新橋(汐留)駅はその後貨物駅となり、廃止となりましたが、汐留地区再開発に伴い駅舎の外観が復元されています(上写真)。
佐賀藩精錬方製造蒸気車雛形(複製)
1855(安政2)年、佐賀藩の中村奇輔らが製作した模型の蒸気機関車。
(交通科学博物館蔵)
開業当時の新橋駅(模型)
上写真とは反対方向の風景。
日本の鉄道はここからスタートすることに。
(交通科学博物館蔵)
1号機関車
日本で鉄道が開業した際、最初に用意された10両の蒸気機関車のうちの1両。イギリスのバルカン・ファウンドリー社製で、新橋〜横浜の約29kmをを53分で結びました。
1911(明治44)に九州の島原鉄道へ売却されましたが、1936(昭和11)年に交通博物館に譲渡され、長らく展示されています。
開業当時の客車
1号機関車度が牽引した客車。ドアが外に開くのが特徴で、当時としては珍しい窓ガラスも取り付けられた。
10号機関車
1号機関車と同じく、鉄道開業時に用意された10両の蒸気機関車のうちの1両。1909年より、形式が110と改めており、現在もそのナンバープレートがついています。
日本最初の営業用電車(模型)
1895(明治28)年に開業した京都電気鉄道伏見線(塩小路高倉〜伏見油掛町)では、日本初の営業用電車が運転を開始。
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