1987年、ついに日本国有鉄道の歴史に幕が閉じ、JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、JR貨物が誕生しました。JR各社は、国鉄時代にあった塗装に関する厳しい規定が無くなったことから、国鉄時代の車両の色を地域密着のオリジナル塗装に塗り替えたり、室内設備を改造するなどしてイメージアップを図る一方、それまでと大きく印象を変えた車両を投入していきます。
特急型車両は、JR九州が特急「有明」に783系(愛称:ハイパーサルーン)を投入させたのを皮切りに、JR東日本の651系特急「スーパーひたち」など、各地で国鉄時代とは大幅に異なるデザイン・内装の車両が投されています。特にJR九州の車両は、その個性的なデザインと乗り心地の素晴らしさから高い評価を受けています。
現在では大半の特急列車がJRになってから製造された車両となり、JR初期の車両の中には、大幅なリニューアル工事が行われているものも登場しています。ここでは、各社が最初に登場した特急型車両を紹介します。
(写真:783系 特急ハイパー有明 鹿児島本線 博多駅/撮影:もこてん)