11.JRブランドの普通電車
 人々が普段利用する、各駅停車や快速電車といった普通電車にも次々とJRブランドの新型電車が誕生しています。
 いずれも国鉄時代に比べて軽快な印象を持ち、高性能で、コストダウンやメンテナンスの省力化が特徴的ですが、JR東日本は、とにかく製造コスト・メンネナンス費用の削減と大量の客をさばくことに重点を置いた車両を製造。
 JR西日本・九州は私鉄やマイカーに対抗するため、乗り心地に重点を置いた車両の製造といった、JR各社それぞれを取り巻いている環境に合わせて、各社それぞれの考え方に沿った車両が製造されています。
 なお最近では、JR東日本の車両をベースにした車両が東急や東京都交通局、相模鉄道、東京臨海高速鉄道(りんかい線)でも活躍し、大手私鉄などにも進出しています。また、京浜東北線に投入された209系がE233系に置き換えられるなど、特にJR東日本では、JR世代の車両が、更なる新系列の車両に置き換えられる動きも出始めています。

(写真:E233系 中央本線 武蔵小金井駅/撮影:裏辺金好)
721系(JR北海道)
 1988年登場。
 札幌圏の通勤・通学輸送用に製造され、間違いなく北海道の鉄道のイメージアップを果たした車両。3扉2人掛けクロスシートである。 
 非常に高性能で、130km/hまで出る車両も存在。2003年まで長期にわたって製造されたのも特徴。
(写真:千歳線 千歳駅/撮影:裏辺金好)
221系(JR西日本)
 1989年登場。
 JR各社は発足すると、特急電車の新造に取りかかったの対し、JR西日本は、この近郊型電車の新造に入った。東海道・山陽本線の新快速向けの車両として、120km/hというスピードと、居住性の良さが評判となりました。
 現在は新快速運用を223系に譲り、奈良線や阪和線などでも活躍しています。
(写真;阪和線 信太山駅/撮影:裏辺金好)
221系(JR西日本)
 1989年登場。
 JR各社は発足すると、特急電車の新造に取りかかったの対し、JR西日本は、この近郊型電車の新造に入った。東海道・山陽本線の新快速向けの車両として、120km/hというスピードと、居住性の良さが評判となりました。
 現在は新快速運用を223系に譲り、奈良線や阪和線などでも活躍しています。
(写真;阪和線 信太山駅/撮影:裏辺金好)
209系(JR東日本)
 1993年登場。
 首都圏に投入された大量の103系は平成に入ると老朽化が著しくなってきた。一部の車両は特別保全改造などで延命させることになったが、早晩新型車両の投入が必要になっていた。国鉄時代ならいざ知らず、財政的にも限られている「企業」としては、いかに安い車両を作るかが命題である。そのために設計から根本的に見直した車両が必要となった。この計画に基づいて試作されたのが901系電車で、この電車のデータを元に量産されたのが209系通勤型電車である。
 しかし、さすがにコスト削減を徹底しすぎたか、車両の寿命は短く、2007年12月より廃車が始まった。
(写真:京浜東北線 川崎駅/撮影:デューク
813系(JR九州)
 1994年登場。
 811系に続いて投入されたJR九州の一般型車両。福岡都市圏を代表する車両に成長し、評判も良い。
(写真;鹿児島本線 小倉駅/撮影:裏辺金好)
313系(JR東海/左) E231系(JR東日本/右)
○313系
 1999年登場。
 JR東海が国鉄時代から運用している113系などを一気に置き換えるべく、2度にわたり大量投入した車両。JR東海全域で見かけることが出来、広々とした明るい車内は好印象。
○E231系
 JR東日本が209系などの発展型として首都圏各地に投入した通勤車両。制御伝送装置TIMSを採用し、高度にシステム化された高機能な車両で、姉妹系列が首都圏の大手私鉄などでも数多く活躍する、まさに首都圏の標準車両。
(写真;東海道本線 熱海駅/撮影:裏辺金好)