鉄道のあゆみ
14.JRと競争する大手私鉄

JR中央線とライバル関係にある京王電鉄は、安い運賃が魅力となっている。(高幡不動〜百草園にて)

それまでのロマンスカーのイメージを大幅に変えた小田急のエクゼ。
(特急えのしま 藤沢にて)

阪急は、旧型から新型まで、全て焦げ茶色(マルーン色)で統一。(恵比寿町にて) 阪神同様、従来の塗装をかたくなに守り続け、全車両で統一する京浜急行(汐入にて)
JRについで路線を持つ近鉄は、特急に次々と新型を投入している。特にJR東海と競争(京都にて)。 阪神電鉄。優勝おめでとうございます。(たぶん梅田にて)

▼所蔵品解説

 国鉄時代のお役所的なサービスから一転し、JRがサービスの向上、車両の取り替え、駅改良などを行うと、これに対抗する大手私鉄も様々な施策を施し、JRの攻勢に立ち向かっています。

 特に名古屋・関西のJRと大手私鉄の競争は激しく、また大手私鉄沿線は古い住宅街であるため乗客が減少を始めており、より一層の対策が求められています。

 関東でも、長らく国鉄(JR)と私鉄は棲み分けを図ってきましたが、湘南新宿ラインの開業で競争を開始し、東急や小田急は巻き返しを図るべく、速達列車の運行や複々線化などで時間短縮に努めています。

 また、関西は「スルっとKANSAI」、関東は「パスネット」を導入し、その地域の全ての私鉄・地下鉄に1枚のカードで乗車できるという画期的なサービスと実施。

 他にも、JR東海と小田急電鉄がJR御殿場線・小田急新宿線を使用し、JR東日本の東海道本線と対抗したり、近畿日本鉄道とJR西日本が共通でJスルーカードを使えるようにするなど、JRとの連携をする動きも見られています。

 なお、ICカードではJR東日本のスイカ〜Suica〜と、関東各私鉄・バスが導入予定のICカードの共通化が実施されます。これからも競争と共存を図りつつ、利便性の向上に努めてもらいたいですね。



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