2007年4月15日 オレンジ色の201系中央線各駅停車


 今日の中央線は、新宿駅の線路切り替え工事に伴い、午前中を中心に快速運転を休止。早朝と晩にしか見られない、オレンジ色の201系による各駅停車が運転されました。というわけで、もちろん撮影へ。上写真は日野駅にて。

 少数ですが、中央・総武線各駅停車も立川駅を発着。通常でも早朝などのわずかな本数しかない、E231系による運用が日中でも見られました。

 特急列車は新宿駅へは乗り入れず、手前の中野駅を発着。それにしても、E351系の退色が激しい・・・。

 201系@東中野駅。

 さて、本日の外出の目的は、建築設計をやっている友人に誘われ、現代建築の見所を紹介してもらうこと。
 上写真は国立博物館の法隆寺宝物館。1999年の建築で、設計は谷口吉生。コンクリートと金属的な部材を用いながらも、ご覧のとおり日本建築に良く見られる格子を表現し、またエントランス部分はこのように吹き抜け構造とするなど、様々な意匠が施されています。

 さて、そんな面白い現代建築が出来る一方で、相変わらず近代建築は解体される一方。ここでも何度か紹介した東京駅丸の内付近の三信ビルは、いよいよ解体に向けて準備が進みます。

 こちらは日比谷公会堂の前にある日生劇場(日本生命日比谷ビル)。1963年の建築で、設計は村野藤吾など。

 窓の形などが特徴で、また今回は内部に入りませんでしたが、劇場内のガラスモザイクを貼った壁、あこや貝に覆われたうねる天井などが特徴。現代建築も面白いですなあ。

 ちなみに日比谷公園ではチューリップが見ごろ。なにゆえ日比谷公園でチューリップ?という突っ込みはさておき、様々な品種が植えられています。花びらの形も色々ですね。

 続いて代官山へ移動。左手がヒルサイドテラス。槇文彦による設計で、旧山手通り沿いに1969年から数次にわたり建築が進められたもの。写真ではちょっとその面白さを伝えきれませんが、直線的な建築に見えますが、壁が出たり引っ込んだり、内部も単純に1階、2階・・・という構造ではなく、嫌味が無い程度に色々な階層を設定するなど、空間の使い方が面白い。
 ちなみに六本木ヒルズのテレビ朝日や、世界貿易センター跡地に建設予定のタワー4も、槇文彦による設計です。

 さて、ここで友人と別れ、藤沢へ帰るのにわざわざ東急東横線→大井町線→田園都市線→小田急江ノ島線というルートで。田園都市線の8500系が目当てだったのですが、二子玉川駅で早速やってきました。ならば、さっさと終点の中央林間へ行きましょう。

 気のせいか、時間帯のせいか、乗り入れてくる東武鉄道の車両ばかりが運用されています。写真は東武鉄道の最新鋭通勤型電車50050系。
 終点まで行こうと思ったのですが、長津田から「こどもの国線」が出ていることを思い出し、ちょいと下車。乗車はしませんでしたが、とりあえず車両だけは撮影。ちなみに、こどもの国は自然を触れ合うことを目的とした遊園地。ジェットコースターなどの遊具はありませんが、なかなか子供には良質な環境のようです。ちなみに、戦前は東京陸軍兵器補給廠・田奈部隊填薬所でした。

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