2008年5月4日・5日 成田山新勝寺へ


 今年のゴールデンウィークは、とうとう家の中でゴロゴロするだけ・・・の予定だったのが、弊サイトの氷川副所長が我が家にしばらく逗留することになったため、大幅に予定を変更。3日は氷川副所長、馬藤所員、水澄所員らとひたすらゲーム三昧とし、4日は氷川副所長、水澄所員と共に現代東京を代表する観光スポットめぐり、5日は成田山新勝寺へ出かけてまいりました。
 まずは東京都庁。無料で展望台を見学できるのが魅力の1つ。そしてGWだというのに、それほど混んではいませんでした。
 それにしても・・・「都庁砲、発射ー!!」と言いたくなるデザインですね。変形もしてくれそうです。

 都庁からの眺め。こうしてみると、高層ビルは墓石のように見えるような・・・。ちなみに写真右手奥では、某大手専門学校が、名古屋に進出したときと同じような、不思議なデザインのビルを造ってます。

 歩いてスクウェア・エニックスのショールームを見学した後、玉川上水跡を歩きます。タモリ倶楽部で見たばかりでした。

 なんとなく新宿駅東口(上写真)へ行き、さらに歌舞伎町の風景を見学しました。さすがに昼は静かなものでしたが、怪しい看板が乱立する中で、親子連れを見るたびに「子どもを連れて歩いていい場所か?」と突っ込まずに入られませんでした。

 またまた何となく渋谷へ。駅前の忠犬ハチ公銅像を見ます。

 さらにサッポロビールの工場を活用した恵比寿ガーデンプレイスへ。

 そして六本木方面へ行き東京ミッドタウンへ移動。フジフィルムのショールームで多数の歴史的なカメラ機材を拝見しました。

















 更に六本木ヒルズへ行きましたが、人の数が凄いものでした。普通の喫茶店にも長蛇の列・・・。そこまでして、六本木ヒルズで喫茶店に行きたいのかなあ、とちと疑問が頭の中をよぎります。

 最後に赤坂へ移動し、TBSを見学しました。といっても、見られる部分はほとんどありませんが。

 そして翌日は、氷川副所長の私用があったこともあり成田へ。私は水澄所員と共に観光スポットである成田山新勝寺とはどういうものか、チェックしてきました。

 雰囲気良し、そして歴史的建造物が数多く残っているのが特徴です。右手に見える三重塔は1712(正徳2)年の建築です。

 ちなみにこの三重塔、1981(昭和56)〜1983(昭和58)年にかけて、古文書に記されていた記録を元に鮮やかな塗装を復元。このように、かなり派手な雰囲気になりました。

 1701(元禄14)年築の光明堂。かつては本堂として使われた建物で、本尊として大日如来が安置されています。重厚な屋根の形が素晴らしく・・・。

 さて、本日は尺八と琴による壮大な合奏が総門前で行われていました。クラシック音楽のように指揮者までいて、これだけ多くの人数で演奏されています。実に迫力あり、また優美な雰囲気でした。

 新勝寺周辺は土産物屋、うなぎ料理屋などで大変賑わっています。よくよく見ると古い建築が非常に多く、写真の大野屋旅館は1935(昭和10)年の建築。間口8間、奥行13間の大規模な木造3階建で(注:1間は約1.82m)、3階の114畳敷き大広間に能舞台があり、そして外観で目を引くのは最上部の望楼と、参道に向かって張り出した縁側ですね。

 お腹もすいてきたところで、我々も「うなぎ」を食べるべく、こちらも菊屋というお店で休憩。タレが適度な甘さで、もちろん「うなぎ」そのものも美味しく、絶品でした。建物も古い造りで雰囲気も良く、実に素晴らしい。

 さて、参道から少し離れた場所に「電車道」というのがあったので行って見ると、レンガ造りのトンネルが。こちら、成宗電車という千葉県で最も古い電車が通っていたトンネルだそうです。成宗電車は路面電車みたいなもので、宗吾霊堂〜成田駅前〜成田山門前を昭和19年まで結んでいました。

 さらに近くの公園で蒸気機関車を発見したので行って見ると、D51 609号機が静態保存されていました。ここのところ、千葉県でSLを運転することもあるようで、仮に定期運転が計画されるようになった場合、白羽の矢が立つこともあるかも?

 そして私用を終えた氷川副所長と合流し、京成特急「スカイライナー」で京成上野へ。

 久しぶりに上野の山で、西郷隆盛の銅像を見てまいりました。そして東京駅で山口県へ戻る氷川副所長を送り出し、ようやくGWの氷川副所長接待ツアーを終了とさせていただきました。とにかく、よくまあ歩いた、歩いた・・・。楽しかったですが、猛烈に疲労困憊モード。天気予報が見事にはずれ、曇り模様、雨模様だったのが、逆に幸いした日々でした。

 ただし私の場合、そのまま帰るのかと思いきや八王子駅で189系「あさま」色による特急「かいじ」を撮影。ホーム先端には鉄道ファンの大群が陣取っており、まさかそこに突っ込む気力はもはや無かったので、柱に隠れて邪魔にならないように撮影させていただきました。・・・多分、邪魔になっていなかったと思うのですが、罵声が飛んでこないかと少し心配だったり(笑)。

↑ PAGE TOP