2009年12月4日〜6日 香港・マカオ紀行

○12月4日(金)


 怒涛の旅行ラッシュ! 今回は東京都府中市、京王電鉄の東府中駅を訪問します。
 ・・・スミマセン、香港・マカオに飛び立つ前にこんなイベントを突っ込んでました。というわけで、京王電鉄の競馬場線で旧塗装の6000系が運用されていることが多い、という情報があり出撃。そこにいたのは、なんと京王電鉄の事業用車両でした。デワ600形+クヤ900形でした。

 クヤ900形総合高速検測車。なんという偶然!滅多に走行シーンをお目にかかれるものではありません。

 続いてやってきた6000系は、現行塗装。これはこれで今や貴重になってしまいましたが、旧塗装を撮影しに、また出撃をせねばなりますまい。

 そしてJR中央線の武蔵境駅に移動。上り線が高架線に切り替わる直前の姿を撮影。

 く、車だって線路の上を走れるんだからね!?

 地上の上り線ホーム。高架化工事は私の旅行中に無事終了したようで、もうここを列車が走る風景は見られません。

 そして友人の味野源次氏と合流して、成田空港へ。

 出発までに時間があったので、第2ターミナルビルとサテライトを結ぶ、第2ターミナルサテライト連絡シャトルで無駄に往復。

 そして午後6時20分のキャセイパシフィック航空にて、香港へ旅立っていくのでした・・・。もちろん、この日は移動だけで終了。怒涛の観光は翌日からスタートです。

○12月5日(土)・6日(日)


 というわけで香港・マカオ編スタート。
 香港と言っても、大陸側にある九龍半島と、その南対岸にある香港島など、色々な島から成り立っていますが、我々が宿泊したのは香港島の東部。まずはマカオに船で向かうことにしたため、香港島西部にある上環(ションワン)地区へ。で・・・所要時間がかかることを承知で、敢えて路面電車に乗車。
 ・・・何系統かありますが、唯一、上環(ションワン)地区に行かない系統に乗ってしまったようで、途中からあらぬ方向へ。「降りたほうがいいんじゃないか」という味野氏の一声で、とりあえず降りたのでした。

 で、必死に現在地の確認と地下鉄の駅を発見し、何だかんだ朝から香港を歩きまくって、地下鉄上環駅に直結するフェリーターミナルへ。ここで、ターボジェットという会社の高速船に乗り、約1時間でマカオフェリーターミナルに到着します。

 とにかく見所の多いマカオ。詳細については「世界の旅」コーナーで紹介しますので、ここでは主だったものから。
 まずは色鮮やかな洋風建築の多い、聖ラザロ地区。

 こちらは世界遺産のモンテの砦。

 マカオの中でも特に有名な世界遺産、聖ポール天主堂跡。1582年から1602年に、イエズス会士によって建築されたもので、1835年に焼失して、現在のように前面のみが残る姿に。

 こちらはマカオ中心部とも言えるセナド広場(世界遺産)。本当はもっと手前から撮影したかったのですが、この日は色々な建物が修復中の上、さらにクリスマスに伴う大規模な飾り付け作業が進行中。観光ガイドに出てくるような写真は撮影できませんでした。

 今も数多くの壮麗な教会が残るマカオ。これは世界遺産の聖オーガスティン教会。

 もちろんヨーロッパ的な風景だけではありません。メインロードを離れれば、当然、こんな雑然とした風景も出てきます。ともあれ、清掃はかなり行き届いているようで、寂れた道も沢山歩きましたが「げ、何だこりゃ」という光景はありません。さすがは、観光地・・・。

 その一方、再開発が次々と進行するマカオ。島の東部を中心に奇抜な形の高層ビルも次々と建設されています。大連に行った時も感じましたが、ビルの形については中国のほうが色々なデザインを仕掛けてきますね。日本は意外と、ストレートに墓石みたいなビルが出来るばかり。まあ・・・、全体を見た時にどちらが良いか悪いかは、一概には言えませんけど。

 マカオで撮影した写真は大量にありますが、それは後ほど公開するとして、夕方に香港に戻ります。香港島で少々夜景を見て・・・。

 地下鉄で九龍半島側に渡ります。道路に思いっきりせり出した看板が特徴です。

 ここで、九龍半島から香港島の高層ビル群を見る、という夜景の定番を見ようとしたのですが、この日は東アジア大会の開催日と重なり、その記念イベントが開催。普段から人出は多いそうなのですが、この日は特に人だらけ。挙句に、警察による入場規制がそこら中で行われ、この程度の風景が撮影出来ただけでも、御の字でした。
 本当は、写真で言えば右手方向で撮影したかったのですが・・・。

 気を取り直して九龍半島の夜景を撮影。こちらはザ・ペニンシュラ香港。もちろん、香港の中でも最上級のランクに位置するホテルで、我々のような一般庶民とは縁のない場所です。ちなみに写真の低層部(本館)は1928年に建てられた歴史ある建築です。

 さて、翌日は早朝から行動し、ピークトラムで大平山山頂、通称「ヴィクトリア・ピーク」へ。

 香港島の高層ビル群と、九龍半島のビル群を一気に・・・見られる場所ですが、大気汚染も凄く、そうそう絵葉書のような風景が見られるわけではありません。ともあれ、かなり満足。

 坂の多い香港の足として地道に活躍する、ヒルサイド・エスカレーター。約800mあるそうですが、朝は下りの一方通行とのこと。え〜・・・上って行くのは結構きつい・・・。

 あとは2階建てバスを撮影したり・・・。

 路面電車を撮影したり・・・。

 高層ビル群を撮影したり・・・と、香港島をブラブラ散歩しながら写真を撮影。忙しい旅行でしたが、これにて日本に戻ったのでありました。さて・・・これを書いているのは9日(水)の朝ですが、旅行後に休みなしで残業つきで仕事していることもあり、疲れが全く取れません。う〜・・・キツイ。  

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