2010年8月21日・22日 青森へ!夏の裏辺研究所オフ会


三沢駅での撮影を終えた所長一行は、十和田観光電鉄の七百(しちひゃく)駅へ。車庫が併設されている駅で、また動態保存されている旧型車両の姿も見られます。


折りしも「かぶと虫電車」として、旧型電車の車内が有料で公開されていたので料金を払い、また同時に車庫の中を見学させていただきました。

本日は動いていなかった7200形を撮影。2両編成のように見えますが、単行運転できるように片側は先頭車改造されています。

もと東急3000系の生き残りであるモハ3600形。

こちらが「かぶと虫電車」の会場で・・・。本当に多数のかぶと虫を展示しています。1日から21日までの開催とのことでしたが、最終日だからか見に来ている人は我々のほか皆無。う〜む・・・。

さて、折角なのでいくつか十和田観光電鉄の駅を撮影しておくことにします。こちらは柳沢駅。1面1線、簡易待合室設置のささやかな構造です。

こちらは大曲駅。


あたり一面は田園地帯です。


さて、舞台を再びJR東北本線に戻し、青い森鉄道移管前の色々な駅を見ておく&485系特急「白鳥」を撮ることに。こちらは向山駅。

さてさて、列車を撮りやすい構造かな・・・とホームに行こうとしたところ、目の前を485系特急「白鳥」が通過。どうやら予定していた列車の1本前のようです。間に合うんだったら、もう少し急げばよかった・・・。


続いて下田駅へ。古そうな木造駅舎が綺麗に使用されており、味があります。ん・・・?伊豆急下田駅が「伊豆急」と下田の前に付くのは、この駅に配慮したためなのか?なんて思ったり。

ところで駅構内の掲示。先ほどの向山駅付近で特急列車と軽トラ車が衝突したことを知らせていますが、・・・なんで描かれている車両が阪神??

下田駅を撮影した後、少し北側にある奥入瀬川にかかる橋梁近くの河川敷に陣取った所長一行。ここで函館行きの485系特急「白鳥」を狙いますが・・・。結果はこの通り、構造物が意外にも車体にかかっていました。ネオン所員が少し離れた場所で撮影していましたが、こちらは雰囲気の良い写真に仕上がっておられました。近くで撮るべきではなかった・・・。

しかし、直ぐに八戸行きの485系特急「白鳥」が来ます。今度は反対側に移動して待ち構えます。正直、今回も嫌な予感がしたのですが・・・まあ、先ほどよりは多少マシとは言え、やはり構造物が車体に随分とかかってしまいました。 というわけで、所長は翌日までずっとこの失敗2作に愚痴っておりましたとさ。

気を取り直して北上していきます。途中、おいらせ町にある氣比神社というのを見つけたので、ちょいと撮影。いつの時代の建築かわかりませんが、なかなか立派な雰囲気です。 氣比神社は、源頼朝が奥州藤原氏を倒した際、馬の生産地として開けていることに注目。ここで馬の生産を盛大に奨励した上、1191(建久2)年に越前(福井県)の気比神宮の御祭神を賜り勧請したのが起源だそうです。

さて、続きまして三沢空港の敷地に隣接する青森県立三沢航空科学館&三沢市大空ひろばへ。先日、kajibooh所員と電話しながら地図を見ていた時に偶然発見した施設です。これがまあ、非常に見応えのある素晴らしい施設でした。 詳細は日本の旅コーナーで書くとして(・・・さて、いつになるのやら)、いくつかご紹介しましょう。

こちらはF−104。航空自衛隊最初の超音速戦闘機として長く第一線で活躍した軽量小型戦闘機で、この日はコックピットに入ることが出来ました。

コックピットの様子。計器類が沢山・・・。 座ることも出来ましたが、まず座席のクッションに土足で一旦乗ることになったのは、衛生上複雑な感じでした・・・。

T−2ブルーインパルス仕様。要するに先代のブルーインパルスです。

一際目を引く大型の機体であるP−3。


内部も公開されていました。なお、米海軍第7艦隊司令官が移動用に使用していた飛行機であり、仕様が他機とは異なっているそうです。

さて、他にも展示機はありますが青森県立三沢航空科学館の内部へ。色々ありましたが、こちらは航研機(*復元したもの)。 これは東京帝国大学航空研究所が、周回飛行距離の世界記録をめざして開発した飛行機で、1937(昭和12)年に完成。

公式ホームページによると 「1938年(昭和13年)5月13日午前4時55分、弘前市出身の藤田雄蔵少佐の操縦で、千葉県木更津飛行場を離陸。千葉県銚子、群馬県太田、神奈川県平塚を結ぶ一周401.759kmのコースを29周して、周回航続距離世界記録11,651.011kmと、10,000kmコース速度世界記録186,197km/時の国際記録を樹立し、15日午後7時18分、滞空時間62時間22分49秒で木更津飛行場に帰着しました。」 とのことです。

で、これの設計を手がけた一人、青森県五戸町出身の木村秀政さんらが中心となり、後にYS−11が生み出されました。

ということで、当然YS−11も展示されていました。なんと懐かしい、日本エアコミューター塗装。そして、屋内保存なので抜群の状態で保存されています。

コックピットの様子。

室内の保存状態も抜群です。ちなみにこの機体は、2002(平成14)年11月まで運行されていたものです。そういえばYS−11(旅客機)も比較的最近まで飛んでいたんですよね。なんで撮影しておかなかったのか。まあ、軍用機は撮影していますが。

それから、映画「人間の翼」及び「君を忘れない」で使用した零戦の実寸大レプリカが特別展示されていました。ちなみに、映画「人間の翼」の概要は http://movie.goo.ne.jp/movies/p28135/comment.html を参照してみてください。

こちらは2階からの様子。

そして2階では様々な模型が展示されていました。

気になったのは、こちらの貨物機グッピー。いろいろなバリエーションがあるそうで、これがそのうちのどれに該当するのか良く解りませんが、この独特な形状は一度見ておきたかったものです。

そして、中央の巨大な黒い機体。ステルス爆撃機B−2A「スピリッツ」です。

続いて再び鉄活動に戻ります。東北本線の小川原駅へ行き、789系特急「スーパー白鳥」を撮影。

そして直ぐに、E751系特急「つがる」がやってきたので撮影。

さらに間髪いれず701系もやってきました。いずれも満足いく写真になりました。う〜む、これが485系だったら・・・。

駅舎めぐりはもう少し続きます。今度は上北町駅。

偶然にも貨物がやってきたので撮影。EH500形は、初期型のこの塗装が最も似合っているような気がします。

ちなみに小さなレンガ倉庫がありました。

最後に野辺地駅へ。こんな時間になりながらも、妙なテンションで南部縦貫鉄道の廃線跡を探そうということになり、野辺地駅はもちろん、さらに南下しながら、なんと当時を知るdaikiti所員にまで電話をかけて情報を得たり、もちろん携帯からインターネットも駆使しますが、良く解らず終了・・・。


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