2010年9月2日〜3日 おわら風の盆に誘われ富山旅行


2日、3日とリン所員と共に富山県富山市八尾町で開催されている「おわら風の盆」を観に行ってまいりました。メインは夜ですので、それ以外は「おわら風の盆」に伴う臨時列車の撮影をメインに活動。3日は、急きょ連絡を受けてTOMOさんと合流し、さらにはオオゼキタクさんまで御一緒する豪華な陣容となりました。
まずは越後湯沢駅で、カラフルにラッピングされた北越急行の車両を撮影。

富山駅に到着し、ほぼ同時刻に到着したリン所員と合流。そして419系と475系の並びを撮影。当たり前に見られた光景も、ついにじわじわと変化が生じていますので記録しておかなければ。

何となく形式写真。モハ418−8

平日の定期運用に入っているキハ58系国鉄急行色を撮影。う〜ん、素敵。

高山本線のキハ120形は4両編成!

新幹線開業に向けて激変が予想される富山駅。

改札機能は仮駅舎に移行しています。では、リン所員が運転するレンタカーで高山本線の撮影に向かいます。

私はただ「良きに計らえ」と一言延べ、言われるがままに高山本線の沿線に到着。千里〜越中八尾の間でしたっけ?とりあえず応援に入っているキハ40形による普通列車を撮影。

続いて高岡色のキハ58系がやってきました。高岡色のキハ58系を撮影するのは実質的に初めて。先頭のキハ58 1114は、現役では唯一のパノラミックウィンドウ車ですので、是非撮影しておきたかった車両です。

続いて少し南下して、先ほどの列車の折り返しを撮影。

その後追い撮影。いやあ、実にいい雰囲気です。

そして高岡〜西高岡間に到着。行きに乗車してきた683系による特急「はくたか」の折り返しを撮影。

後追い撮影。北越急行色の683系はお気に入りの塗装の1つです。

475系。

みんな大好き食パン電車419系。

EF81形による貨物列車。更新を示す帯の入っていない、貴重な原色機です。

681系特急「はくたか」。これは上手く撮影できた、お気に入りの1枚。
これにすっかり満足し、撤収準備をしたところで目の前を485系ジョイフルトレイン「やなまみ」が通過していく始末。まあ、この車両のホームグラウンドである首都圏にいても特に撮影に行っていないだけに、ここで撮影できなかったらといって悔しがるのもどうかとは思いますが、しかし目の前を通過されるのは残念・・・。

さて、引き続きリン所員に誘われるがままに、貨物線である新湊線の貨物列車を撮影しに行くことに。途中、道を少々大回りする羽目になったおかげで、庄川口〜六渡寺間にて、万葉線のデ7071が撮影できました。気がつけば、新鋭のアイトラムがメイン車両になっているだけに、旧車両が撮影できることは貴重です。

そして万葉線の能町口駅近くにて、DE10形(原色機!)が牽引する貨物列車を撮影。田園地帯(そして背後は林)を行く実に素晴らしい景色で、今だから撮影できる光景です。

反対方向からも来るので、こちらも撮影。

さらにアイトラムもやってきたので、また撮影。

新湊線の貨物列車とちょうどタイミングが合えば、面白い写真になりそうですね。それにしても、洗練されたデザインの車両ですね。

続きまして、射水市新湊地区で保存されている大型練習帆船「(初代)海王丸」を見学。

横浜で保存されている(初代)日本丸の兄弟船で、1930(昭和5)年2月14日に進水し、多くの船員を育て上げて1989(平成元年)に引退。以後、富山新港、さらに1992(平成4)年に展示施設である、この海洋丸パークにて展示されています。

さて、やはり帆船は造形美が素晴らしい。

ブリッジの様子

美しい。

なかなか歴史を感じさせる重厚な雰囲気。400円で内部を堪能できますので、ぜひご覧頂きたいと思います。

この後、本当であれば国宝の瑞龍寺を久しぶりに観に行きたい所だったのですが、城端線の貨物列車の時刻が迫っていると言うことで断念。しかし、断念しただけの甲斐はありました。同色のコンテナで統一された、DE10形牽引の貨物列車が高岡〜二塚駅で撮影できました。

そして再び高岡〜西高岡に到着。まずは、413系。

485系特急「北越」。

続きまして683系特急「しらさぎ」。

683系4000番台による「サンダーバード」

今日は良く見かけます、食パン。

そして・・・来たよ、青いの(笑)。
必ずしも単色化が絶対に悪いとは申しませんが、しかし北陸色の爽やかな塗装と比べてしまうと残念です。あと、車体に疲労が見える車両では少し・・・。

683系。

さらにキハ181系による臨時特急「おわら」を撮影。この場所からさっさと撤収し、引き続きまして高山本線へ向かいます。

そして西富山〜速星間に到着。キハ120形4両編成その1。
後ろのキハ120形津山色は大糸線で運用されている車両です。

そして、間に合いましたキハ181系臨時特急「おわら」。

これだけでは終わりません。速星駅で一旦入庫に向けて回送される折り返しのキハ181系を撮影できました。

この後、臨時駐車場に車を止めてシャトルバスで、「おわら風の盆」会場へ。町内のあちこちで踊りが披露され、練り歩いています(これを、町流しと言うそうです)。振り付けや曲の雰囲気は町会によって色々でして、様々な「おわら風の盆」が堪能できます(とは言え、胡弓による哀愁漂う調べは共通していますけどね)。

人の数がとにかく凄い・・・。観光客も多いですが、踊り手も多いです。

観光客の注目を特に集めるのが輪踊り。文字通り、輪を作って踊ります。1箇所1箇所で丁寧に踊り、少しずつ進んでいきますので、スタート地点近くで見ないと、奥のほうの人の場所に踊りがやってくるのは、1時間、いや2時間待ちといった感じ。

マナーの悪い観光客も多く(良い写真を撮ろうと飛び出したり、フラッシュを炊くのはやめましょう)、踊りが始まるまでは、それを注意する関西からの観光客の罵声も飛びまして、何もJR大宮駅での鉄道ファンの罵声合戦なんか大したことありません。少々気分の悪い出来事でしたが、しかし「おわら風の盆」の踊りが始まれば、一気に辺りは優雅な雰囲気に。終わり良ければ総て良し?



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