2011年1月28日・29日 東急・小田急・特急「きぬがわ」・都営地下鉄などを撮影する


 リン所員が関東に遠征なさるということで、仕事後に迎えに行こうとしたところ、583系による団体夜行列車「ゲレンデ蔵王」の運転日であることを思い出し、始発の大船駅で一緒に撮影することに。
 ついでにデューク所員、ロクマルサン所員もお呼びし、夜の大船駅に所長以下4人が集結することになりました。それにしても、大船駅は人が多かった・・・。

ちなみにゲレンデ蔵王到着前に、JR東海の373系による普通列車も撮影。特急「東海」、快速「ムーンライトながら」運用が無くなっても、未だ東京乗り入れ運用は健在です。(※撮影当時)

さて、前日夜に引き続き、リン所員を連れて本日は東京・神奈川のあちこちで様々な車両を撮影。小田急5000形10両編成の引退走行をメインに据えつつ、ホームドア設置で撮影が困難になると思われる都営地下鉄大江戸線の車両や、本日は臨時で189系特急「きぬがわ」も運転されるので、485系特急「きぬがわ」も含めて、キッチリ撮影したいなと考えました。

最初に池袋駅で189系特急「きぬがわ」を撮影することにしますが、真っ直ぐ行くのも面白くないので、藤沢から横浜へ東海道線で出た後、東急東横線で武蔵小杉駅へ。東横線の車両を少し撮影しようとしたところ、東急目黒線を走行する東京メトロ9000系5次車がやって来たので、初めて撮影。

2009(平成21)年に、約9年ぶりに増備された9000系で、第22編成・第23編成の2編成のみの非常にレアな車両。内装の変更はもちろん、前面のフロントガラス以下のデザインを大幅に変更。ラインカラーの処理も、窓上に1本追加され、窓下の帯色の配置も変更されるなど、色々と変わっております。 未だスタッフの誰も撮影に成功しておらず、投稿も無く、車両図鑑に追加されていなかったので、これは非常に貴重な収穫となりました。

そしてJR南武線に乗り換え、武蔵溝ノ口駅へ。おなじみの205系ですが、快速運転の開始という、南武線としては従来にない大規模なダイヤ改正を控え、なんと205系の方向幕が新タイプに取り替えられ始めました。こちらが新タイプ。

こちらが、なんとか本日撮影できた旧タイプ(かなりの編成が新タイプに交換済みでした)。まあ、ある意味で微妙な違いではあるのですが、英語表記が全て大文字だったのが、新タイプでは頭文字のみ大文字(例:TACHIKAWA → Tachikawa)に変更されています。まあ、大多数の人には「ふ〜ん」程度の変更だと思いますが、よく利用する路線であるだけに、ちょっとした変化も気になります。

一方、側面は大きく雰囲気が変わります。こちらが旧タイプ。

こちらが新タイプで、英文字の変更のほか、なぜかラインカラーが入りました。

ここで接続する東急田園都市線の溝の口駅へ行き、ロクマルサン所員と合流(私のせいで可哀想に、連日お疲れ様です!)。中央林間方でカメラを構えます。 東武50050系や・・・。

東京メトロ8000系。

東急8500系の旧TOQ-BOX号虹色装飾編成。特徴的な装飾は今は全て外され、側面に赤帯が入っているのが一般車に無い特徴です。

こちらも東急8500系の旧TOQ-BOX号虹色装飾編成(青帯)。やはり装飾は全て無くなっています。どちらも撮影したことが無かったので、駅に着いて早々に撮影できて大満足です。

もちろん、ノーマルな8500系に・・・。

二子多摩川方で、大井町線用の8500系も撮影しました。 あとは「伊豆のなつ号」塗装の編成が撮れれば、8500系のカラーバリエーションを全撮影完了だったのですが、ロクマルサン所員調べでは「現在、北越谷のようです」とのこと。先の予定も満載なので、この撮影は諦めて田園都市線で渋谷駅に向かいます。

渋谷駅から池袋駅へは、東京メトロ副都心線で移動。東急東横線との直通前の渋谷駅の暫定的な姿も、見納めが近づいていますので、開業日以来となる撮影を・・・。

供用開始前のために車止めは無く、ザックリと途切れた状態の線路。 近いうちに、ここの壁に大きな穴が開くことになるのでしょう。

そして池袋駅で東京メトロ丸の内線の02系を撮影し・・・。

JR池袋駅の2番線ホーム先端で、189系特急「きぬがわ」を撮影。253系による置き換えを目前に控えているだけの、同業者多数かと思いきや、小田急のイベントも影響しているのか、我々のほか僅か1名だけでした。

189系による特急「日光」「きぬがわ」は、○月○日で最終運転と雑誌などで掲載された瞬間に、大挙して人が押し寄せるのだろうなあと思いつつ、後追いも撮影しておきました。あとは189系特急「日光」も、もう一度撮影しておきたい・・・。

ああ、本日は忙しい・・・。 続いて新宿駅から小田急線に移動し、小田急5000形10連を撮影すべくポイントを探す途中、南新宿駅でJR東海の371系特急「あさぎり」を撮影。

そして梅が丘駅へ移動し、5000形の送り込み回送を狙います。小田原方は既に人が満載でしたので(リン所員は果敢に突撃しましたが)、どうせ通過線を通るなら、どこで撮影しても同じだ!と、ロクマルサン所員と新宿方で待機。 しばらく新宿方面からの列車を撮影します。 2000形がウネウネ・・・。

20000形による特急「はこね」。ここ、坂を登ってくることもあって面白い感じに撮影できる場所ですね。

2000形の横を8000形が通過!

そして目当ての5000形が・・・、通過線ではなくて、2番ホームに入線。 あら〜・・・、小田原方に素直にいればよかった。

ただし、優等列車通過待ちのために停車してくれたおかげで「まったり」と前面は撮影できたほか・・・。

新宿方からやってきた7000形旧塗装による特急「さがみ」の通過を撮影した上で・・・。

反対の1番ホームに移動して、後追い撮影はまずまず。ホーム先端には行けないようになっており、こんなものが限界です。

で、折角なので別の駅で本運転を撮影したく、お隣の豪徳寺駅へ移動。 既にホーム先端は撮影者が多く、真ん中で待機して、小田原からの7000形特急「はこね」を撮影したり・・・。

4000形や・・・。

8000形や・・・。

東京メトロ6000系を撮影。ご覧のように、なかなかのポイントです。 よし、これで5000形をバッチリ撮影できる、と待ち構えていたところ、入線してきた各駅停車の脇を通過するという事態に。

慌ててダッシュし(とはいえ、カメラ落として壊したら元も子もないので、小走り程度にですが)、何とか後追いで撮影。少々ブレてしまったのは、仕方が無いです。

このあと、新宿駅で485系特急「きぬがわ」の撮影を行いますが、まだ時間に余裕があったため、豪徳寺駅前で食事をした後、この駅で接続する山下駅で東急世田谷線を撮影。

1編成ごとにカラーリングが異なり、5分ヘッドでやってくるので非常に撮影が面白いです。



JR西日本の単色化もですね、いっそのこと地域色ではなくて、単純に7色ぐらい用意して、編成ごとにランダムに単色化すれば面白かったと思うのですが・・・それじゃあ、あまり費用の削減にはならないのでしょうか? そのうち色々な編成の先頭車と中間車が組み替えられ、どんどん勝手にカラフルな編成となり、バリエーションは無限大☆

では、あわただしく小田急で新宿駅へ帰還。60000形の特急「はこね」を撮影します。たった1つの路線の特急のバリエーションが豊富ですこと。

またまたJRに戻って新宿駅の中央線上りホーム先端で待機。 205系埼京線も、簡単に撮影できるうちに撮っておいた方が宜しいかと。

お目当ての485系特急「きぬがわ」。間違えてISO800にしたままでしたが、これといってノイズが目立つわけではなく、満足いく1枚に仕上がりました。 で・・・、こちらも同業者は数名。皆さん、485系特急「雷鳥」などを追いかけていると思いますが、こちらも正真正銘の485系ですよ?

そして仕事帰りの与太郎さんに挨拶をした後、代々木駅に移動して都営地下鉄大戸線へ。先代のデジカメでは地下ホームで撮影なんて、かなりのテクニックが要求されましたが、今は簡単に撮影できてしまいます。

こちらは大門駅にて。 主力である12−000形は、初期の6編成のみがアイボリーに塗装されており、これも撮影してみたいものですが、ちょっと駅で待っていただけでは来てくれませんでした。

まだ色々回ります。今度は都営浅草線で大門から五反田に移動し、東急池上線へ。予定では、2011年度までに新型の7000系が大量投入され、従来車の多くが引退するため、記録を急ぎに来ました。 まずは7600系を五反田駅にて撮影。

旗の台駅で7700系。

こちらは1000系。

とっくに主力車両になっているかと思いきや、粘ってようやく撮影できた7000系。う〜ん、結局何本が投入されるのやら。

ここで大井町線に乗り換え。ついでに8090系を撮影します。

溝の口駅で6000系を撮影。内装は普通の通勤電車ですが、外観が本当に面白いデザインです。先ほどの7000系と共に、個人的にお気に入りのデザイン。

武蔵溝ノ口駅でJR南武線に乗り換え。登戸止まりだったため、乗ってきた209系0番台を撮影しておきます。こちらは前面方向幕がLED方式に変更されました。

そして府中本町駅に入線する直前で、広島更新色にしてカラシ色に塗られたEF65形1127号機とすれ違うというショックを受けつつ、とあるネタのために武蔵野線の北府中駅へ。 まあ・・・折角なのでEF210形牽引の貨物や・・・。

EH200形牽引の貨物を無難に撮影。

そして与太郎さんと再合流し、狙ったのがこれ。 東芝府中工場のクハ103形と、解りづらいですが湘南色に塗られたクモニ83。関西に行けば幾らでも見られる103系ですが、首都圏では非常に貴重な存在です。というか低運転台のクハ103形が東京で見られるのは、ここだけでは・・・? 少し前までは独自のカラーリングで、色あせていましたが、今は中央線時代を想起させるようなオレンジ色に塗られ、美しい姿です。

まだ・・・終わりません。バスで京王電鉄の府中駅に行き、準特急で高幡不動駅へ移動。動物園線の京王6000系を撮影します。

さらに廃車を前提にした若葉台への回送を翌日に控えた6000形旧塗装も、幸いにも撮影することが出来ました。

8000形がいれば、京王線の各車両集結だったのですが・・・。

自由連絡通路の上から。 それにしても、色々な車両が引退していきます・・・。

(↑リン所員撮影) そして、多摩都市モノレール→小田急経由で藤沢へ帰還。リン所員は我が家で少し休息されたあと、サンライズ瀬戸・出雲を使用して帰還。そのまま出勤という荒業を使われているようです。どうも、お疲れ様でした。

さて、翌30日はデュークさんと飛行機を成田空港で撮影。 (ちなみに、この29日は関西遠征中だったとか) そして遠方から来たはずのリン所員とは、なんと2月2日・3日に佐賀・長崎旅行でご一緒するという、無茶苦茶な状態です。お互い社会人であるにもかかわらず、休みを全く休まず、何をやっているんだか・・・。

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