2011年3月5日 本当の敵は東海道線だった飯田線の旅


本日は職場の先輩の提案で飯田線を旅して、一日で藤沢へ戻ってくることに。その巻き添えとして、デューク所員も強制参加と相成りました。ここのところ、この3人で出かけることも多いなあ。

さて八王子駅で3人合流すると、偶然にも勝田車両センターの485系(K60編成)が停車中。偕楽園への観光輸送でしょうか。高尾から水戸へ向かうようでして、朝から思わぬ収穫でした。

バラエティに富んでいた485系の塗装も、3月改正で九州から485系が絶滅寸前になると、いよいよ残り僅かに。勝田車の独自塗装もどうなることでしょうか。

乗り換えついでに高尾駅で途中下車。祖母宅の日野から近いとは言え、久しぶりに駅舎を撮影します。

あとは115系に乗車して、ひたすらビールを飲みながら西進。塩山駅で特急待避待ちの間に115系の並びを撮影します。

ということで、E257系特急「あずさ」が通過。
そして甲府駅で途中下車し、道中の食料品を大量購入。これで飯田線乗車の準備は万全です。

さらに上諏訪駅で再び特急待避待ちをしていると、なんと1編成しかない国鉄色の119系が偶然にもやってきました。飯田線から直通してくるもので、この上諏訪止まり。方向幕の回転も始めたので色々と撮影。


思わぬ良い収穫となり、大満足でした。
何しろ本日乗る飯田線は、ひたすら豊橋まで乗っているだけの予定でして・・・。

そしてE351系特急「スーパーあずさ」が到着。

強引ですが、119系国鉄色との並び。

岡谷駅から飯田線直通の119系に乗車。飯田線の始発駅である辰野駅で乗車列車を撮影します。


反対方向からは中央線のクモハ123形が到着。この接続を待って、我々の列車はいよいよ飯田線へ入ります。

沢。
一文字の駅名、いいですなあ。

さて、てっきり閑散としていると思った飯田線ですが、意外と観光客も多い上に、学生さんたちの下校時間とも重なったようで、2両編成の車内は超満員。伊那松島までは大変な状態でした。

そして列車は駒ヶ根駅に到着。
しかし、降りて列車を撮る余裕はありません。

次第に山々の雪景色が美しく見えてきます。

まあ結局・・・。

行けども行けども・・・。


同じような感じなんですけどね(笑)。
しかし、出来れば119系が運用されているうちに、この雪景色の山々をバックに走行する119系の写真を撮影してみたいものです。


深い意味はありませんが、市田駅。


もっと田舎を走行するのかと思いきや、意外にも住宅が広がったまま列車は南下していきます。

そして飯田駅に到着。反対方向からの列車待ち合わせのため、少し停車時間がありました。これ幸いと、まずは出発前の373系特急「伊那路」を撮影。

もちろん我々が乗車している車両も撮影しておきます。


そして天竜峡駅に着くと・・・ジ、ジオン!
こんなところに機動戦士ガンダムのジオン公国のバスが停車していたようです(嘘。しかし、塗装も雰囲気出ているなあ。

ここからは天竜川に沿って進みます。これまで、意外と住宅街の中を進み、乗客も意外と多かった飯田線ですが、いよいよ秘境モードになって行きます。

しかし、絶景を車内から撮ろうとしても、なかなか良い角度に恵まれません。

田本駅。ちょっと撮影の角度が悪かったですが、写真左手はコンクリート製の巨大な擁壁がそびえ立ち、そもそも駅へどうやっていくのか?と思うほどの状態。



こちらは鶯巣(うぐす)駅。


中井侍駅。まさか乗る人がいるとは・・・。


そして他にも秘境駅を経由した後、列車は中部天竜駅へ。
かつて佐久間レールパークがあったところですが、今は展示の線路が撤去されて寂しい状態です。さて、ここから先は前述の佐久間レールパークに行った際に乗車済みですし、秘境感は無くなって来ます。

岡谷を12時29分に出た列車は、終点の豊橋に18時13分に到着。
いやあ、列車には朝から乗りっぱなしですので、疲れたものです。本当だったら、ここで一泊して、今日は豪華な夕飯を・・・というところですが、今日中に家に帰らねばなりません。


名鉄のパララマスーパーを撮影し、駅構内で「きしめん」を食べた後(美味しかった!)東海道線ホームに向かいます。

373系特急「伊那路」と313系。
両方とも悪い車両ではないですが、特急形も一般形も非常に良く似たデザインというのが何とも・・・。

さて、まずは浜松まで向かいますが、ここで貨物列車と人が接触した、ということで東海道本線がストップ!出来る限り青春18きっぷで先に進みたいものの、今日中に帰れなくなると元も子もありません。

新幹線に切り替え、事故発生場所を越えて静岡駅へ向かいます。
ここで1時間30分も遅れてきた熱海行きに乗車し、熱海駅へ向かいます。まあ、当初予定より早く家に帰れるのであれば良いでしょう。・・・と思っていましたが、沼津駅で足止めをくらい、結局、当初予定の普通列車に熱海で接続する羽目になります。

熱海駅では伊豆急行8000系が50周年記念のシールをつけて運行中でした。

やれやれ。後は藤沢に向けて乗り慣れた列車で帰るだけ。
・・・と思っていたのもつかの間。小田原駅で職場の先輩と別れて、デューク所員とホームに戻ったところ、またもや貨物!・・・そう、貨物列車に異音が出たそうで点検作業に入ってしまいます。

結局、17分遅れで列車は到着。家に戻るには戻りましたが、とにかく東海道線で遅延のオンパレードだったのは参りました・・・。

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