2014年6月7日・8日 赤い南海ラピートと京アニ聖地・ラッピング車撮影


6月7日と8日は、関西へ遠征。まずはゼニガタ所員と西中島南方駅で合流して、地下鉄御堂筋線の撮影を行います。3月にリバイバルカラーが撮影できなかったことから、再びの挑戦ですが、まずは何やら目玉のついた不思議な編成が撮影出来ました。 大阪市営交通110周年記念「110周年目の出発進行」キャラクター車両とのことで、地下鉄各路線に1編成ずつと、バス1両がこうなっているそうな。

そしてお目当てのリバイバルカラーは無事にゲット出来ました。

色々な時代の塗装を一度にリバイバルしているもので、カラフルです。

続いて、大阪環状線の103系にOSAKA POWER LOOPラッピング車た登場したというので、大阪城公園駅へ。6月1日に登場したばかりで、車内アナウンスでもPRされていたので、当然運用しているものと思っていたのですが・・・。

1時間以上待っても出現せず、ひたすらノーマルな103系や201系を撮り続けます。まあ、これはこれで関東の人間としては、しかも中央線ユーザーだった人間としては非常にヨダレが出る状態でして、至福の時間ではあったのですが・・・。

なんと目の前の車庫の奥でお休み中でございました。

仕方がないので次のネタとして、103系風の駅ビルが建設された玉造駅へ。まずは、103系と103系風駅ビル(ビエラ玉造)をセットで撮影します。

このとき、外は突如として土砂降り状態。取り敢えず、201系を撮影し・・・。

103系も撮影します。あ〜幸せ・・・。

続いて土砂降りの中、(傘が無かったので)雨に濡れながらビエラ玉造を撮影します。いや〜凄い外観です。ちなみに、駅改札と直結しているわけではなく、駐輪場を挟んで少し離れていますので、駅近くのビルといった感じですね。 こういうデザインのビルは大歓迎です。私のホームタウンである藤沢駅には80系キオスクがありますが、こうやって国鉄型の鉄道車両の記憶が継承されることも嬉しいです。

続いて、鶴橋駅で近鉄に乗り換えます。

大阪難波駅までの短区間乗車に絡めた、少しだけ撮り鉄をしますが、流石にヒストリートレインに出会えるという幸運はありませんでした。

今度は南海電鉄の難波駅で、50000系特急「ラピート」を撮影します。専用ホームから発着する同列車は、難波駅ではカーブ区間を発着する姿が撮影できます。

続いて、今回のお目当てである50000系「ネオ・ジオンバージョン」を撮影。 赤い!赤いですよ、大佐!!

ここで友人の味野源次さんとも合流し、じっくりと観察します。レタリングもこだわっていますねえ。ジーク・ジオン!!

続いて南海電鉄の諏訪ノ森駅を久しぶりに撮影します。

西駅舎は1919(大正8)年に建てられたもので、国の登録有形文化財に指定。入り口上部には、浜寺から淡路島にむかっての海岸の様子が描かれたステンドグラスが5枚はめこまれているのが特徴です。 残念ながら連続立体交差事業によって、このままの姿では残らないことが確定しています。それでも、高架化された駅の脇に移築されるそうで、周囲の景観は変わりつつも、これからも街の様子を見守り続けてくれそうです。ありがたや。

続いて隣駅の浜寺公園駅へ。こちらは1907(明治40)年に、後に東京駅を設計することになる辰野金吾が設計した洋風の駅舎で、国の登録有形文化財に指定されています。 やはり連続立体交差事業に伴い、駅舎そのものは保存されますが、周囲の景観は一変する予定です。

駅舎の保存は非常に嬉しい話ですが、ホームの雰囲気も素晴らしいだけに、こうした景観が見られなくなるのは残念ですね。

さて、そんな駅舎の脇を迫力満点の50000系が高速で通過。

そして勿論、赤い奴もしっかりと記録しておきます。う〜ん、素敵!!

さらに、浜寺駅前から阪堺電気軌道に乗車したところ、最新鋭の1001形第2編成「紫おん」でした。最新鋭の設備を搭載しつつ、木目調の車内など、非常に落ち着いた雰囲気の車内で快適でした。 さて、我孫子道で下車します。

ここで下車した理由は、第16回 路面電車まつり。阪堺の路面電車まつりは常々行ってみたかったのですが、ようやく訪れる事が出来ました。今回は貸切用として整備修繕されたモ161と、登場時の塗装になったモ166の並びが目玉ですね。

さらに自走できませんが、もと京都市電のモ256も展示されています。この塗装、今ではすっかり広島での活躍のほうが長い歴史・・・でしょうか??

さらに、味野さんの提案で、3月にオープンしたばかりの超高層ビル「あべのハルカス」展望台へ。約300mから大阪の町が一望できます。入場まで約30分かかりましたが、ご覧のとおり、ゆったりと堪能することが出来ます。

いやはや、街がジオラマのようです。未だ東京スカイツリーの展望台へ行ったことがないのですが、これを見ていて行きたくなってきました。近いうちに行きます。

ところで、あべのハルカス(近鉄の大阪阿部野橋駅)の目の前がJR天王寺駅。いつの間にか随分と綺麗な駅ビルになっていました。

・・・と思ったら、どうやら「あべのハルカス」側の壁面だけ、パネルのごとくガラスを貼っただけで、ほかは国鉄時代からのお馴染みの姿でした。

続きまして、特に深い意味はありませんが、大阪市役所周辺を散策。こちらは日本銀行大阪支店ですね。旧館は1903(明治36)年の建築で、辰野金吾らが設計を担当しています。

こちらは大阪市中央公会堂。1918(大正7)年の建築で、岡田信一郎が設計原案を行い、辰野金吾や片岡安らが実施設計を行っています。

トドメとして京阪に乗って終点の出町柳駅へ。少し西へ歩いた場所にある、出町桝形商店街へ行きます。京都といえども地元の商店街は19時前だとシャッターが閉まり始めておりますが、ここに来た理由は。

アニメ「たまこまーけっと」の舞台だったからでした。先ほどの写真は、まさにポスターの背景の舞台となった場所です。商店街の良さが感じられた、非常に良いアニメでしたね〜。

これもアニメでお馴染みのカット。 さて、この後に夕食とした上で、ゼニガタ所員とお別れ。残る2名は滋賀県近江八幡市で一泊するのでした。その理由は・・・結果的に全然予定とは別の行程を生み出すのでした。


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