2015年8月27日〜30日 大井川鐵道から関西、広島、そして松山へ


この日は珍しく青春18きっぷを片手に東海道線を西進。目指すは大井川鐵道なのですが、草薙駅で途中下車して静岡鉄道1000系を撮影。今後、後継車両が登場しますので、今のうちに記録、記録・・・。

ちなみに、こちらが静岡鉄道の草薙駅。

ほとんど目の前にあるのがJR東海の草薙駅なのですが、駅舎が改築中だったり、駅前で高層マンションが建築中だったりと、周辺の風景が今後一変するようです。便利な場所ですからね。

さて、金谷駅でリン所員と合流し、大井川鐵道に乗車。きかんしゃトーマスラッピングが施された16000系で、家山駅にて下車します。京阪3000系も、色あせしながら未だ留置中。

そして、家山駅近くの橋梁で20001系による臨時急行と・・・。

普通列車を撮影します。

そして、今回のお目当てであるC56 44号機による「きかんしゃジェームス号」を撮影!

テーマパーク化しておりますが、昨年の「トーマス」に引き続き、新たなラインナップが加わるとは・・・。インパクト抜群です。 正直、SLは普段の姿が一番とは思うのですが、そうすると一度撮影したら、なかなか立て続けに出撃することもないので、大井川鐵道に来る良いきっかけになったとは思います。普通列車も超満員でしたし。

家山駅へ戻り、今度はトーマスの入線を撮影。

ここで少々停車するので、じっくりと撮影ができます。

うひゃ〜・・・すごい顔です。

そして、後続の普通列車で千頭駅を目指します。

途中、E34を発見。西武鉄道から購入したものの、営業運転に就くこと無く、なぜか色々な駅を転々としている感じです。

千頭駅では「きかんしゃトーマス」4種類の並び!!

とにかくものすごい人出でした。動くことはないですが、今年は「パーシー」(左端)も誕生しており、トーマスのテーマパークと化しています。いつか、原形の状態で4機並びも見たいものですが・・・。

さて、復路の撮影は行わずに早々に撤収することに。途中、金谷駅で7200系をゲット。

この後で運用に就くのか、撮影しやすい場所に留置されていました。
ところで、新たに十和田観光電鉄から譲渡を受けたこの車両も相当な老朽車両ですが、車体がステンレスだと寿命は長いということでしょうか。

さて、大井川鐵道でジェームスの復路を狙わず、さっさと西進したのは、名古屋鉄道の各種新塗装を狙いに行くためでしたが、リン所員の情報収集で、EF66 30号機による貨物列車が狙えることが判明。 浜松駅で昼飯をいただきつつ、無事にゲットしました。うむ、長い!

そのまま西進すると、鷲津駅でEF66 26号機の貨物列車をゲット。先ほどとは違った貨物内容で、こちらも大満足です。これを狙うために1時間待ち・・・ということもなく、効率よく2本狙えました。

深い意味は無いですが、311系8連も撮影しておきます。長いってイイね。

ちなみに、この鷲津駅周辺はトヨタグループの創始者である豊田佐吉と・トヨタ自動車創業者の豊田喜一郎親子が生まれた場所なのだとか。豊田佐吉の生家というのもあるそうで、機会があれば行ってみたいものです。

続いて豊橋駅で豊橋鉄道を撮影。

さらに、名鉄を狙いに行きます。

東海道本線と飯田線に挟まれた名鉄は、行き止まり式の単線のホームに次から次へと到着、発車していきます。

旧塗装ですが、パノラマスーパーをゲットしたことを満足に、豊橋駅を後にします。名鉄はまた次の機会に、ガッツリと撮影することにしましょう。

大垣駅では樽見鉄道を撮影。

米原駅では近江鉄道を撮影。この後は、ゼニガタ所員と少し会って、仕事の労をねぎらいつつ、大津で1泊しました。

旅行2日目。少々早起きして、まずは京阪石山坂本線でアニメ「響け!ユーフォニアム」ラッピング車を三井寺駅でゲット。運用が公開されているので、安心して狙えます。

朝食のためにホテルへ戻る途中、昨晩美味しく食べたラーメン店を撮影。

続いて併用軌道を走る京阪800系を撮影。道路上にこれは凄い。

さて、朝食が終わりリン所員と撮影を再開。

2015紀の国わかやま国体ボート競技会のラッピング車。9月27日〜30日まで開催されますが、なんと琵琶湖で開催されるそうな。だから石山坂本線でPRしているんですね。

反対側も撮影。雰囲気が違いますね。

そして、響け!ユーフォニアムの折り返しを撮影。

信号で若干停車しますので、反対側も手早く撮影しておきます。

・・・で、後続の列車で追いかけます。乗車したのは、漫画「ちはやふる」ラッピング車。

何度か撮影していますが、乗車するのは初めて。漫画もアニメ版も見たことが無いですが、ちょっと百人一首に興味がわいてきました。

そして、石山駅で響け!ユーフォニアム車を改めて撮影。今後も様々なアニメのラッピング車が登場するのでしょうが、どこまで追いかけられるか・・・。

それでは、JRに乗車して次のネタを追い求めます。

東海道線(琵琶湖線)で京都駅へ行くと、381系特急「くろしお」が留置中。

今回の行程案では撮影のタイミングが無かっただけに、嬉しい誤算でした。

間もなく381系も引退ですからね、トレインマークもしっかり記録。

方向幕も記録しておきましょう。

さて、山陰本線(嵯峨野線)に乗車して花園駅へ向かいます。途中、梅小路蒸気機関車館の脇を通ります。

京都鉄道博物館オープンに向けて、一旦閉館となるわけで、ちょっと寄ろうかという気もしましたが、様々なネタを撮影する時間の制約上、カット。

京都鉄道博物館の建設現場も良く見えます。おや、このままだと0系新幹線の先頭部などが雨ざらしになりますが、屋根の庇はもう少し延長されるのでしょうか。 あと欲を言えば、0系、100系、500系・・・と並べてほしかったですね。逆に80系は489系の隣に・・・。

さて、花園駅に到着。着実に勢力を増やしている221系リニューアル車をまずは撮影。

そして、381系特急「きのさき」をゲット。光線状態もバッチリ。

別ネタを狙いに行くリン所員と一旦別れ、私は円町駅で381系特急「はしだて」を初撮影。逆光が辛い・・・。

後追いは前面に陽が当たりますが、構図が・・・。

さらに山崎駅で381系特急「こうのとり」の回送を一応ゲット。乗車した列車の駅到着直後に通過していったので、これが限界でした。

再びJR京都線に乗車し、島本駅に到着。ここでリン所員と再合流します。

ノーマルな221系も今のうちに記録しておかなければ。

207系。相変わらず更新車は狙えず・・・。

・・・とまあ、少々撮影しておりましたが、途中で飽きてきまして島本駅の外へ。

以前から気になっておりました、島本町立歴史文化資料館へ。元々は1941(昭和16)年に、桜井駅跡の記念館「麗天館」として建てられたものです。

桜井駅と聞くと、JR桜井線・近鉄大阪線の桜井駅を想像してしまいますが、今回の場合は古代律令制度下の駅家のこと。国の史跡に指定されています。

古典文学「太平記」では、1336年に足利尊氏を討つべく出陣した楠木正成が、息子の楠木正行と今生の別れを行った場所(この後、楠木正成は湊川の戦で敗死)として登場するもので、戦前の教育では定番ネタでした。

ということで「麗天館」に話を戻しますと、当時、大阪財界の重鎮一瀬粂吉氏が、この楠木公親子の忠孝に感激して建てたものでした。 現在は地元の歴史資料を色々と展示しており、それほど重要なものはなかったと思うのですが、色々と撮影禁止とクギをさされましたので、内部の写真はこの1枚だけ。

さて、島本駅に戻った直後に381系特急「こうのとり」の送り込み回送が通過したので、大慌てでカメラを構えて撮影、その割にはバッチリ。

今度は287系特急「こうのとり」の回送。美白過ぎる前面がなんとも・・・なデザインで、ロゴマークかトレインマークが欲しいです。

EF210形の貨物。暑いし撮影者が多かったのでホーム先端に行くのは断念しました。

683系4000番台による特急「サンダーバード」。

そしてお目当てのEF81 719号機による貨物列車を撮影。荷物が少々寂しいのが残念ですが、昨日のEF66形に続いて満足です。

島本駅での撮影を終えてリン所員と大阪へ向かいますが、ここで阪神を狙うリン所員と別れて、私は南海電鉄の撮影へ。201系USJラッピングも気になりますが、乗車するのみにとどめ、先を急ぎます。

新今宮駅で南海電鉄へ乗り換えるわけですが、その前に大和路線の201系も撮影しておきます。あまり撮影しないうちに、方向幕がLED化されてしまったわけで、当分安泰かなと思っても細かい変化は時々刻々とあり、記録できるときに記録ですね。

こちらは223系で、毎度おなじみの姿ですが・・・。

後ろの車両は転落防止装置が付けられ、印象が随分と変わりました。微妙なデザインで、何の必要あるのやらと最近まで思っていた私ですが、昨今、早朝の品川駅で、ゾンビのようにホームを彷徨っていたサラリーマンを目撃してから、これは連結している先頭車と先頭車の間にピンポイントで落っこちる可能性も大きいのだと認識を改めました。

ただ、折角だから広島の227系のように、アクセントカラーを入れてみるとか、いかにも後付けしました感が無いように工夫があればいいんですけどね。

さて、新今宮駅で南海電鉄を狙います、狙いは7000系・10000系の旧塗装の他に、31000系「黒こうや」塗装が狙いだったのですが、残念ながら「黒こうや」はゲットできず。

その代わり、泉北高速鉄道から南海電鉄へ移籍した3000系を初ゲット。良く見ると泉北高速鉄道時代の車番や社章の跡が解りますね。

ピーチ塗装の特急「ラピート」も最後に狙いたかったのですが、運用と私の行程は合わず。

こちらは9000系。

そしてゼニガタ所員と合流して撮影を続行し、7000系旧塗装をゲット。

後ろは10000系旧塗装ですね。


泉北高速鉄道の7020系。


泉北高速鉄道の3000系。


そしてリン所員と再々合流して、10000系旧塗装をゲット。


停車中の7000系も狙います。これが最後の撮影となるか?


何とも効率の悪い話ですが、今度は所長、リン所員、ゼニガタ所員の3人で二条駅へ戻ります。コンビニはセブン・イレブンになってる・・・。

そして381系特急「きのさき」を無難にゲット。

朝と同じパターンで、折り返しが特急「はしだて」になりますので、3人で協議した結果、太秦駅で迎撃。

後追いの方が発色良く撮影できたようです。さて、あと一回ぐらいは撮影のチャンスがあるかどうか・・・。 10月31日から順次、289系によって置き換えられるわけですけど、国鉄特急が次々と消えていく。旅行するには、少しでも新しい列車の方が便利で快適なんですけどね。

京都駅に戻ってEF510形による貨物列車を撮影。そして、私のワガママで、再びリン所員と別れ、ゼニガタ所員のみ連行して次なる場所へ。

なんと神戸駅で神戸市営地下鉄に乗り換え、中央市場前駅へ。

それが兵庫城の発掘現場!・・・だったのですが、見事に埋め戻されており、おそらく今後の再開発でモニュメント的に転用するであろう石垣の石(と思われる物体)が放置されていました。 時すでに遅し!やはり、前回に関西へ来た際に見ておくべきだった。

やむを得ず、清盛くんを撮影しておきます。

ちなみに中央市場前駅では、呂布がお出迎え。

地下鉄の神戸駅では関羽、張飛、趙雲、黄忠、馬岱がお出迎え、いずれも横山光輝の「三国志」によるイラストですね。ゲームの三国志と合わせて、日本人の三国志ファンをどれだけ増やしたことか。 ちなみにゲームでは、三国志13が12月10日に発売決定。信長の野望最新作も非常に面白かっただけに、こちらも期待が高まります。

さて、兵庫城は残念な結果になりましたが、神戸駅で黄色い117系に遭遇!どうやら、廃車回送だったようですが、関西でこれは驚きです。 そしてリン所員とまたまた合流し、今度は仕事帰りの、ひょん君最高顧問を呼びつけて酒宴。非常に楽しいひと時を過ごしまして・・・。

新神戸駅から新幹線へ。改札口周辺が随分とオシャレに。

そしてリン所員とは福山でお別れし、残る2名は広島駅へ。

明日に備えて就寝しますが・・・広島駅、随分と変わりましたねえ。

さて、この日は広島からスタートです。広島駅は駅舎も含めて周辺が一気に再開発ラッシュで、数年のうちに激変する予定ですが、一部はその姿を現してきました。これまではJR広島駅周辺は地味な印象で、写真右側に映っている福屋百貨店の開業で「おっ!?」となったところで長らく変化がストップしていましたが、ついに工事ラッシュがスタートです。 では、まずは名古屋から高速バスでやって来たネオン所員、ゼニガタ所員の3人で行動開始です。

広島電鉄1000形。花柄のラッピング車もいたんですね。

休日と言っても朝の広島駅は8両編成の113系や115系が次々と到着します。これが黄色くなければ見栄えが良いのですが・・・。

とは言え、長編成の115系は良いですな。

こちらはクモハ105のトップナンバー車。227系の追加投入で、そろそろ危ないでしょうか?

意外と115系天国で、227系がなかなか撮影できませんでしたが、ようやく1本目をゲット。



広島地区待望の新車です。バンザイ!

芸備線のキハ40系。

そこへ、113系カフェオレ色と115系リニューアル色の混色編成がやってまいりました。黄色一色より、断然こっちですね。

大幅に姿を減らしている広島色のキハ40系も記録、記録。

カフェオレ色の113系と227系の並び。ここで、227系に乗車して広島入りしたkajibooh所員と合流します。

ここで、ちょっとムズムズしてまいりまして、天神川駅へ向かうことに。

お目当てはこちら!EF67形。これは104号機ですね。

もちろん、こんな車両とか・・・。

こんな車両も狙えます。

さらに、単機ですがEF67 102号機の通過もゲット。

そして、これは良かったのか悪かったのか・・・。115系カープ電車も撮影できました。運用が解らないとなかなか狙えないので、今年は無理と思っていただけに、嬉しい誤算。

ただ、これなら広島駅に素直にいた方が良かったか?

それとも側面重視で撮影できたと思うべきか。

取りあえず、広島行きだったので折り返し運用に就くことを期待して、向洋駅へ。

・・・が、折り返しと想定した列車は、残念ながらノーマルな115系でした。





では、改めて広島駅構内を撮影した上で、今度は広島電鉄の撮影へ移動します。

広島駅前に出て、しばらくしてイギリスからドバイ経由でやって来た秩父路号所員と合流。そして、5100形「カープ電車」をゲット。

JRの方は若干悔いの残る結果でしたが、広島電鉄の方は大満足。あとは、広島カープがもう少し首位争いに食い込んでくれれば。

それでは、しばし路面電車の写真をお楽しみください。



場所を変えて八丁堀電停へ。ここで、大阪からやって来た鐡所員とも合流。

大阪市電も未だ現役。



ノーマルな1000形。







歩いて紙屋町までやって来ました。



そして、原爆ドーム前〜本川町へ。今度の1000形は星のラッピング。

原爆ドームと5000形。

そして今回のお目当て、被爆当時の塗装に戻された653号が来ます。

ベタではありますが、原爆ドームとの組み合わせで撮影します。

信号停車中に車両メインでもゲット。

歴史の生き証人?戦前の電車が未だ現役なのは嬉しいですね。

ここまで来ましたので、原爆ドームも散策。・・・すると。

目の良いゼニガタ所員が被爆電車651号を発見。ポールが邪魔ですが、一同で有難く撮影させていただきました。まさか653号の少し後ろで動いていたとは。

広島電鉄を堪能した後、県庁前駅からアストラムラインに乗車。そしてわずか2駅ですが、新駅である新白島駅で下車します。

今年の3月改正で誕生した駅で、JR山陽本線との乗換駅。大変ユニークなデザインになっていますね。

こちらが改札口周辺。

周囲の風景とは異なる近未来的というか・・・異質なデザインの外観ですが、非常にお洒落です。ありきたりのデザインでない、オンリーワンな感じですね。

同時に開業したJRの新白島駅。アストラムラインほどではないにしても、多少意識した構造になっている感じですね。ちなみに、線路の構造上、改札が方面別になっております。

こちらがホームの様子。

広島駅に戻ると5両編成のキハ40系回送が出迎えてくれました。

塗装がバラバラですが、キハ40系5両というのは見ててよいものです。全部広島色で揃っているときに撮影しておきたかった・・・と思ったら

2010年9月に西広島駅で撮影していました。

では、広島駅に別れを告げまして。

227系快速「安芸路ライナー」で呉線の呉駅へ向かいます。

呉れと言えば、大和ミュージアムと「てつのくじら館」。何度も言っている私としては、「珍しく」ゆったりと昼食タイムとしたいところ。 次の予定まで約1時間少々の中、秩父路号所員は両方とも突撃し、kajibooh所員とネオン所員は昼飯を食べたあとで、「てつのくじら館」のみ駆け足で見学を行うのでした。 鬼のような行程でゴメンナサイ・・・。

今まで使っていそうで使っていなかった交通手段、それは「船」。もちろん裏辺研究所オフ会の中での話ですが、オフ会でなくとも使う機会は滅多にないですね。 ・・・というわけで、呉から江田島の小用港へ、約10分の船旅です。

そして小用港からバスで約7分で、海上自衛隊第一術科学校に到着。ここは1888(明治21)年に海軍兵学校が東京の築地から移転してきて以来の施設で、戦前は数多くの海軍士官を輩出し、現在は、海上自衛隊の幹部自衛官や海曹士自衛官の教育の場となっています。 ちなみに術科学校は第一から第四まであり、それぞれ担当分野が異なっているのですが、ここでは砲術、水雷、掃海、航海、通信等、主として艦艇術科に必要な教育が行われています。 上写真は大講堂。1917(大正6)年の建築で、戦前は海軍兵学校の入校式や卒業式、現在は幹部候補生、第1術科学校の学生等の入校式、卒業式等儀式に使用されています。なお、ここは皇族の方の入り口で・・・。

反対側が一般の入り口。外観は瀬戸内海産の花崗岩を使用しており、とても重厚ですね。ただ、この日は雨なのが残念!!

約2000名の収容力があるそうで、広々としています。ちなみにNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」のロケ地にもなっています。

それから幹部候補生学校庁舎(旧・海軍兵学校生徒館)。日清戦争の前年である1893(明治26)年にイギリス人建築家の設計で建てられました。

残念ながら内部は見学できませんでしたが、赤レンガの雰囲気が素晴らしい。

こちらは1936(昭和11)年に建てられた教育参考館。兵学校卒業生の積立金及び一般企業等の寄付によるもので、現在は海軍に関する様々な資料1万6000展のうち、約1000点を展示しています。残念ながら内部は撮影禁止のため、この写真だけ。

教育参考館の周辺にも色々展示されており、上写真は左が戦艦ヤマトの主砲砲弾、黒い船が特殊潜航艇(甲標的)です。

この他にも様々な歴史的建造物がありますが、見学できるのはここだけ。なお、決められた時間にツアー方式で出発するので、自由に動き回ることは出来ません。

なお、ツアー開始前までは江田島クラブという施設で待機することになるのですが、艦艇の模型など多少の資料が展示されており、楽しむことが出来ます。





そして呉でkajibooh所員、ゼニガタ所員とお別れ。私、ネオン所員、秩父路号所員、鐡所員の4名は船を乗り継ぎ、今度はフェリーで松山へ。 高速船の方が所用時間が約半分の1時間ですが、料金がフェリーの約2倍。さあ、どうしたものかと思いましたが、結果的にはフェリーで椅子ではなく座敷でゴロンとくつろぎ、各々の写真成果を鐡所員のパソコンで堪能しておりましたら、むしろ時間が足りないぐらいで松山観光港に到着しました。

松山観光港からはリムジンバスで松山市中心部へ・・・ではなく、シャトルバスで伊予鉄道の高浜駅へ行き、中心部へと向かいました。

夜は愛媛県の郷土料理に舌鼓を打って宴会。今回、食にはあまり妥協しませんぜ!

遊び呆けた感もあるオフ会も最終日。この日はネオン所員、秩父路号所員、鐵所員とJR松山駅からスタートです。

手始めに2000系特急「宇和海」を撮影。

もはや何種類のバリエーションがあるのか分かりませんが、アンパンマン列車です。

こっちの2000系はシンプルな色彩が落ち着きますね。

7000系にしては長い4両編成。オール先頭車パンタグラフ付き。

白いナンバープレートが目を引くEF65 2094号機。

続いて8000系が入線。

少しずつ勢力を減らしているキハ40系も入線し・・・。

2000系による特急「いしづち」「しおかぜ」もやってきます。

後ろが「しおかぜ」ですね。

ここで、「伊予灘ものがたり」が構内移動を開始。

初撮影ですので、編成写真をきっちりと収めます。

強引ですが2000系との離合も・・・。

そして入線してきますが、車両から音楽が流れて入線するとは思いませんでした。

続いてキハ185系が入線し・・・。

伊予灘ものがたりが発車していきました。最近はキハ40系のジョイフルトレインが改めて増殖しているわけですが、殆ど乗ったことがないので乗り比べてみたいものです。

さて、松山駅での締めは8600系による特急「いしづち」。当初、随分と変わったデザインだと思いましたが、間近で見ると迫力あり格好良い。

トレインマークも2000系の抽象的なデザインから変更。量産車が誕生すると「しおかぜ」にも登板するのでしょうが、果たしてどのようなデザインになるのか。そして、これも乗車してみたいですねえ。

古町で撮影した後、環状線をぐるっと北回りで進み、上一万で乗り換えて道後温泉方面へ。当初の予定にはありませんでしたが、久しぶりに湯築城跡を見てまいりました。伊予を代表する戦国大名にして平安末期からの名家、河野氏の本拠地ですね。

ちょっと戦国時代にタイムスリップしたかのように、一部の屋敷が復元されています。

向かい側には旧湯築尋常小学校 職員教棟という1907(明治40)年の建築があります。以前はボロボロでしたが、見違えるほど美しく修繕。

こちらが2006年時点の姿。むう、窓や屋根の形状が少し変わった?

さらに、坊っちゃん列車や・・・。

全日空ラッピング車両のモハ2100形を撮影。

そのまま徒歩で道後温泉駅に着きまして。

道後温泉に到着。この角度から撮影するのは初めて。

高台から背面を撮影。こちら側は、皇族の方が使用したこともあって、決してショボイ雰囲気ではありません。

もちろん正面からも撮影しておきます。にゃんと凛々しい・・・。

当然、温泉も(休憩室付きで)堪能します。このあと、本来の予定は伊予灘ものがたりの折り返しを撮影するつもりでしたが、雰囲気抜群のこの空間と温泉でまったりと過ごし、昼飯もしっかり郷土料理に舌鼓を打ちまして、道後から撤収します。 また、鐵所員は一足先に撤収されました。2000系試作車をゲットされたそうで・・・羨ましい。

道後温泉を後にし、今度は市内線の市役所前電停へ。ここは、松山城と路面電車の組合せが撮影できる大変素晴らしいスポット。富山や熊本もそうですが、城と路面電車はマッチしますね。

ここで下車したのは、蜷川実花×道後温泉ラッピング列車の撮影のため。これは非常に鮮やかなカラーリング! 今回の企画で初めて蜷川実花さんという写真家を知りましたが、良い意味で独特なセンスですね。なかなか、こういう色彩は思いつかない。しかも、演出家で映画監督の蜷川幸雄さんの娘だというのですから、才能の遺伝子は恐るべしです。

続いて、坊っちゃん列車もやって来ました。今回はよく撮影しますね。

モハ50形の並びもしっかり記録。塗装変更も気になりますが、新型車両の導入も予定されていますから、いよいよ先が見えてきた・・・かなあ。 左は1953(昭和38)年、右はその翌年の製造ですから、とうとう60年以上前の車両になってしまいました。日本有数のレトロ車両ですね。

さて、松山市駅に行き男3人で屋上にある観覧車へ。何しろ、伊予鉄道市内線の1日乗車券で、本来それと同額の観覧車が1回無料で乗ることが出来るのですから、この権利を行使しないわけには行きません。 そして観覧車の中には、バリィさんが!全国知名度バツグンの今治市のキャラクターで、松山にも出張しているようです。

この観覧車の魅力は、望遠レンズを使うと松山城が迫力タップリに撮影できること。惜しむらくは、もう少し窓ガラスが美しければ・・・とか、晴れていれば・・・とか色々ありますが、如何でしょうか。

ちなみに望遠レンズを使わないと、このような感じ。正面のビルがなければ、松山城三の丸もしっかり入るのですが・・・。

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