2018年9月24日・25日 伊丹散策と奈良線の103系を追いかける


この日はJR福知山線(JR宝塚線)の伊丹駅からスタート。

駅前には戦国時代、荒木村重の居城となった有岡城(伊丹城)跡が広がります。2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」でもお馴染み、黒田官兵衛が幽閉された場所でもあります。

残されている遺構は数少ないですが、本丸周辺は復興石垣や礎石建物跡があります。

また、駅周辺は建物を含めて和風の景観で整備が行われていました。

ニトリもちょっと和風の外観。江戸時代、伊丹(伊丹郷町)は貴族である近衛家の領地となり、近衛家の指示の下で、町人が治めました。

発掘調査をもとに再現された江戸時代の大溝(水路)。酒蔵からの排水が主な用途で、有岡城の堀を産めた跡地に整備されたことも判明しています。

こちらは旧・岡田家住宅・酒蔵  【国指定重要文化財】 。1674(延宝2)年築=店舗。江戸時代初期の伊丹の酒造家、松屋与兵衛が建てたもので、明治33年に岡田家の所有となりました。
さらに写真右手は、 石橋家住宅 【国指定重要文化財】。江戸時代後期に建てられた商家で、明治以降、紙と金物の小売業のかたわら酒造業を営みます。その後、日用品の雑貨商となりました。

さらに阪急伊丹駅方面へ進み、猪名野神社を見ます。江戸時代、有岡城の北端を防御する「きしの砦」跡に建てられた神社。本殿は1686(貞享3)年築です。

さて、阪急伊丹駅に到着。

伊丹線ホームに停車中の6000系。


7000系に乗車して、終点の塚口駅へ。


列車を一本待ち、3000系を撮影。数を大幅に減らしているだけに、良い記録となりました。

さて、神戸線に目を転じると2018年3月から1002Fを用いて1年間運転される、神戸線ラッピング車「爽風」(かぜ/2代目)が発車。イラストレーター、中村祐介氏によるデザインです。

折り返しを十三駅で撮影。

こちらは2018年3月から1001Fを用いて1年間運転される、宝塚線ラッピング車「宝夢」(ゆめ/2代目)。漫画『ベルサイユのばら』の原作者、池田理代子氏によるデザイン。

さて、この後は氷川副所長、水澄所員、馬藤所員と新大阪駅で合流。スパワールド世界の大温泉に浸かり、若干・・・でしたが温泉落語を堪能した後、よしもと漫才劇場へ。漫才を生で見るのは初めでしたが、最初から最後まで笑いっぱなしで、最後は笑いすぎで腹が痛くなるほどでした。東京でもやっているので、ぜひ見に行かねば・・・。



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