2022年1月・2月 東海道線の四季島&HYBARI甲種輸送など


1月〜2月の単発ネタ色々です。まずは1月22日。甲府〜熱海間にて運転された臨時特急「花咲くあたみ満喫号」を東海道線 平塚駅で撮影。中央本線・南武線・武蔵野貨物線・東海道本線経由で、大宮総合車両センター所属のE257系5500番台OM-51編成を用いて運転されたものです。


1月23日は同じ列車を東海道線 辻堂駅にて撮影。


続いて、この時期は小田原方面で運転される豪華寝台列車「四季島」を東海道線 大船駅で撮影。

折角なので使用されるE001形の形式写真も撮影してみることに。まずは展望車「VIEW TERRACE(ヴューテラス)きざし」を備える1号車、E001-1。

2号車のE001-2は、スイート個室(1両3室)

3号車のE001-3も、スイート個室(1両3室)

4号車のE001-4も、スイート個室(1両3室)

5号車のE001-5はラウンジカー「LOUNGE こもれび」。独特な窓配置ですね。

6号車のE001-6はダイニングカー「DINING しきしま」。

7号車のE001-7は最高級のデラックススイートと、2番目に高級な四季島スイートの計2室を設置した個室車。


8号車のE001-8はスイート個室(1両3室)。


9号車のE001-9はスイート個室(1両3室)。


10号車のE001-10は展望車「VIEW TERRACE(ヴューテラス)いぶき」。

一度乗車してみたいですが、費用を考えると一生乗ることはないんでしょうね…。他にも乗っていない観光列車が山ほどありますし…。

2月3日は私用で鎌倉に用事があったついでに、逗子駅へ。

お目当てはこちらの「太陽の季節」カラーマンホールでした。

4両編成のE217系Y-103編成を撮影。

2月5日は大船駅でE257系特急「踊り子」を撮影し…。

またも逗子駅へ。総合車両製作所から出場したFV-E991系「HYBARI」を撮影します。EV-E301系に準じた車体ですが、青を基調とした全面ラッピングが目を引きますね。

JR東日本と日立製作所、トヨタ自動車の3社が共同開発した鉄道・自動車技術を融合した車両で、愛称は「HYdrogen-HYBrid Advanced Rail vehicle for Innovation」の略。水素燃料電池と蓄電池を電源とするハイブリッドシステムを搭載し、鶴見線や南武線(武蔵中原?尻手)、南武支線で走行試験を行います。上写真は燃料電池高速度遮断箱。

ロゴマーク。かつての特急「ひばり」の愛称が、思わぬ形で復活?

牽引機はDE10 1666号機。DE10形の活躍も大幅に狭まっており、貴重な姿になりそうですね。

E231系との並び。

さらに東海道線辻堂駅ではE491系East i-E を撮影出来ました。


2月6日は都営三田線用6500形6508編成の甲種輸送を東海道線 辻堂駅で撮影するところからスタート。EF65 2060号機による牽引です。

続いて藤沢駅で小田急江ノ島線を撮影。3月改正で特急など一部の列車を除き、藤沢駅で運転が系統分割されることから改めて記録しておきます。

(新)5000形による「快速急行 片瀬江ノ島」行きも短い運用となりました。

4文字の列車種別、5文字の駅名でも余裕の表示だったのですが…。

こちらは側面の愛称・種別表示。

こちらは2月25日の撮影ですが、2番線に各停の片瀬江ノ島行き、4番線に相模大野行きが停車する姿は基本的には見納め。3月改正では場所が入れ替わります。

さて、2月6日に話を戻してJR藤沢駅のホーム小田原方で特急「サフィール踊り子」を撮影し…。

直ぐにやってきた四季島を撮影します。

2月13日はMr.SとMr.Kと一緒に藤沢市羽鳥にある旧三觜八郎右衛門家住宅を見学。国の登録有形文化財に指定され、1878(明治11)年築。かつての三觜家は源流が室町時代までさかのぼる旧家で、羽鳥村の名主。現在の辻堂駅周辺の広大な土地を所有し、明治期の13代八郎右衛門は、儒学者・小笠原東洋を招いて、羽鳥に郷学校「耕余塾」を開き、後の首相である吉田茂も学んだとか。しかし、現在は後継者がおらず、このお屋敷も宅地開発で消えるのだとか。

宅内に入ると立派な大黒柱が目を引きます。

こちらは玄関。

なんと元和年間(1615〜24年)に建造された屋敷の旧材も用いられています。


一方で使いやすいように新しい玄関が増築されていたり…。

2階も一部が大きく改修されるなど、時代に応じた改変が加えられています。ともあれ、辻堂駅から徒歩で30分近くかかるほか、住宅街のど真ん中ということもあり、活用策も見つからなかったようで、藤沢市が取得することなく解体となりました。

最後に2月26日は江ノ島電鉄の石上駅へ行き…。

お目当ては江ノ島電鉄1000形(1101−1151編成)を用いた長谷寺本尊造立1300年観音列車。2021(令和3)年10月8日から運転されていたそうなのですが、全く存在を知らず、3月1日の終了間際に存在を知ることに。

凄いのは車内。極楽浄土をイメージした内装はすさまじいことになっています。側面はおろか、床や中づり広告まで装飾。

日本一豪華な鉄道用車両案内表示器?期間限定ではなく、ずっと運転しても良いと思うのですが…。


最後に、ひな祭りと梅のイラストが表示される前面行先表示を撮影して〆としました。

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