2022年3月9日 3月改正を前にした栃木の鉄道撮影とVSE江ノ島線


栃木駅から両毛線に乗車するのですが、運用を調べて何としても撮影したかった211系。2021(令和3)年4月1日に登場した「矢絣(やがすり)柄」のデザイン。高崎車両センター所属の211系A28編成のラインカラーを「両毛線=織物」をイメージし、両毛線ラインカラーである黄色と、沿線の山々をイメージした緑色を用い、織物柄として分かりやすい矢絣柄にしたものです。1編成しかおらず、運用範囲の広い高崎地区でどう撮影しようか・・・と思っていたら、絶妙なタイミングで撮影出来ました。


車内の座席も沿線の市の花をモチーフとしたデザインに変更されています。


さて、宇都宮線で宇都宮駅へ戻って来ました。205系Y1編成が留置されていました。

今度は黒磯駅まで乗車することに。午前中は宇都宮線用の湘南帯が日光線で運用されていましたが、今度は日光線色が宇都宮線で運用されていました。


それでは宇都宮駅を出発。

そして黒磯駅に到着。

黒磯駅名物?サボのコレクション。

黒磯駅といえば、3月改正で宇都宮駅以南への直通が無くなり、もちろん上野東京ラインも経由しなくなるので、駅の案内も記録しておきました。

こちらは黒磯駅以北で運用されるE531系。常磐線の車両がここで活躍すると云うのは、少し不思議な感じ…。

強引ですがE531系と205系の並び。やむを得ない事情とは思いますが、3月改正で宇都宮〜黒磯間が3両(一部は6両)で、県境を越えていく黒磯〜新白河間が5両編成というのは…。

さて、改札を出るとNゲージ?と思いきやペーパークラフトでした。よくできていますね。


黒磯駅の外観。新幹線が駅舎の上を通過していきます。


黒磯駅には皇室専用出入口があります。かつては、皇族が那須御用邸への最寄り駅として使われましたが、今は那須塩原駅がメインとなっています。



新幹線が開業してから衰退著しい黒磯駅ですが、2020(令和2)年9月1日に隣接して「那須塩原市図書館 みるる」がオープンしました。建築スタジオ「UAo」の伊藤麻理氏がデザインしたもので、図書館を中心にホール・ギャラリー・カフェなどの機能を有します。木がふんだんに使われており、ずっと滞在したくなるような空間ですね。黒磯に賑わいが出てくれることを願います。

さて、また日光線色の205系に乗車して今度は那須塩原駅へ。

那須塩原駅にて、今度の黒磯行きは湘南色帯でした。そして、これを以て宇都宮地区の205系とお別れします。この顔の205系が登場した頃、まだ小学校低学年でしたが何と格好いい電車が登場したんだと思い、鉄道模型を買ったぐらいですが、もう会うことはないんでしょうね。

那須塩原駅からは新幹線で東京駅へ戻ります。ちょうどE3系「つばさ」+E2系「やまびこ」が通過したので撮影。

そしてE2系で東京駅へ着き…。

今度は東海道線で藤沢駅へ。定期運行終了目前になって、小田急50000形VSEを江ノ島線内で撮影していないことに気が付き、特急「ホームウェイ」運用を撮影へ。

終点の片瀬江ノ島駅では多くの人が別れを惜しんでいました。



折り返しは特急「えのしま2号」になります。

団体臨時列車としてはしばらく走るとは思いますが、土日に動きづらい私は乗る機会がないかもしれないので、最後に藤沢までの短区間お名残り乗車。


セミコンパートメント席である「サルーン」。パーテーションガラスで仕切られてはいますが、完全な個室というわけではなく、椅子はリクライニングせず直角に近い形。

VSEの後継車両は登場しないようで、次なる小田急のフラッグシップ車両が登場するのはいつの日になるのか・・・。まあ、外観はともかく乗り心地でいえば、私の主観では30000形EXEが一番なのですが。

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