○東京都日野市〜高幡不動と多摩動物公園〜/撮影日:2006年8月27日(日)
 裏辺研究所のトップページでも少し紹介していますが、東京都多摩動物公園へ行ってまいりました。
 元々は、「(またまた)ホリデー快速河口湖でも撮影するか」と家を出ただけだったのですが、そのうち「たまには京王電鉄を撮影してみようか・・・」、となり、さらに日野市の有名な寺院である「高幡不動」にも久しぶりに行ってみるか・・・となり、さらに「どうせなら多摩動物公園でも、少しだけ見てみるか」となり、結局どっぷりと動物園の魅力につかまってしまいました。

 というわけで、元々の標的はこいつ。
 なぜか知りませんが、何度撮ってもこいつは満足する一枚が撮影できない。先頭部がぶれていたり、露出不足だったり、タイミングをはずしたり・・・。案の定、本日は撮影データの保存サイズを間違え、最も小さい1024×768ピクセルでの記録となってしまいました。何にせよ、大したことのない1枚です。とほほ。

 こちらは大宮始発のホリデー快速河口湖。昨日に引き続きまた撮影です。

 さて、本当に久しぶりに京王電鉄の撮影へ。写真は左が事業用の6000系で、右が8000系通勤型電車。
 8000系は高幡不動駅折り返しの列車ですが、一度八王子方面へ回送されてから、改めて新宿方面のホームへ入線するという丁寧な運用となっています。こうすれば、「一部の上り列車は、下り列車用のホームから発車します」ということもなく、乗客には便利ですね。

 さて、こちらは高幡不動尊(正式には高幡山明王院金剛寺)。写真正面の入母屋造の仁王門は室町時代築で重要文化財。
 飾られている仁王像も室町時代築と、非常に重要な文化財。

 仁王門をくぐると現れる不動堂も室町時代の築で重要文化財となっています。

 また、この地は土方歳三が生まれた旧・石田村(現・日野市石田)にも近く、彼の銅像や顕彰碑(明治21年作成)などがあります。

 五重塔は1980(昭和55)年に造られた物ですが、平安時代の様式を模しており非常に美しい。
 かなり迫力もあり、今後とも親しまれていつかは文化財となってほしいものですね。

 さて、いちど高幡不動駅に戻り京王7000系を撮影。

 そして、多摩都市モノレールの高架橋に沿って自転車を走らせ、多摩動物公園へ到着。
 広い森の中に動物たちが生息しており、もちろんサファリパークほどではありませんが、かなり広大。真面目に見ていたら1日がかりになってしまう・・・。現実に、私もまさか長時間滞在するとは思っていなかったので(サンダルできてしまい、歩くのがきつい・・・)、昼までに半分ぐらい見て退散しました。ていうか、元々サンダルで出かけたので、歩くのが・・・つらい。

 こちら、ルリコンゴインコ。かなり鮮やかな色をしていてビックリですね。

 こちらはクロトキ。
 解説によると、トキは佐渡で繁殖させているトキも含めて23種類いるそうで、こいつもその1種。

 こちらは、モウコノウマ(タキ)。名前から推測できますとおり、元々はモンゴルなどで生息していた馬。
 現在、家畜馬との交雑が進んでしまい、野生では生息していないそうですが、なんと旧石器時代、フランスのラスコー洞窟に描かれた馬は、こやつのことだとか・・・。純粋なモウコノウマは世界各地の動物園で大事に育てられ、繁殖されています。