○東京都江東区〜東京国際アニメフェア2007、東京都水の科学館〜/撮影日:2007年3月24日(土)

 今日のアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」は実に救われない話でしたね。それにしても、一筋縄ではいかないストーリー。脚本家の大河内さんはよく考えるなと脱帽してしまいました。しかし、あまりにも凄まじい展開だったので、ちょっとまだ余韻が・・・残る中、今日は友人の味野源次氏ほか1名と共に、東京国際アニメフェア2007へ行ってまいりました。場所はご覧のとおり、東京ビックサイト。オリンピックを東京に!の垂れ幕が・・・。

 東京国際アニメフェアは、いわゆる同人誌関係のイベントではなく、アニメ制作会社が各ブースを設けて、自社の新番組の宣伝などを行っています。もちろん、声優さんのイベントなども開催されていますので、そういうのが好きな人にはお勧めです(ちなみに、男性声優のイベントには大量の女性ファンが、女性声優のイベントには大量の野郎どもと、ハッキリ別れていたたのが凄かった)。なお、上写真はルパンカーだとか。

 北斗の拳は、また映画をやるようで、宣伝に力が入っています。ちなみに私は、蒼天の拳はコミックバンチで読んでいるので解るのですが、北斗の拳についてはよく解りません。読んだらきっとハマるのでしょうけどね。

 こちらはガンダムなどでおなじみ、サンライズのブース。もっとガンダム関係に力を入れているのかと思いきや、プラモの新製品を多少展示しているぐらいで、あっさりとしたもの。PS3用ゲーム「ガンダム無双」は宣伝に力が入ってましたけど。

 日テレのブースでは、シティーハンター、エンジェルハートでおなじみ、100tハンマーが実物大で展示。これで100tの重さとなると、どういう材質を内部に使用しているのでしょうか(笑)。

 会場内の様子。とにかく人が多い! 外国の方もかなり多い、もちろん、コスプレの方も非常に多い(もっとも、アニメ制作会社の宣伝担当の方が大半でしたけど)。楽しいイベントでしたが、とにかく人の多さにはゲンナリ・・・。ただ、「健全」なイベントですので(笑)、私のように「ちょっとアニメが好き」程度の人でも、楽しめますよん〜。

 ところ変わって、今度は東京都水の科学館へ。水に関する、小規模な施設ですが、意外に収穫はありました。たとえばこちら、レーザー光を水の中に通すと、まっすぐ進むわけではなく、水が流れる方向に屈折してしまいます。さて、これはどうしてなのでしょうか。

 答えはこういうわけです。このように水の中に閉じ込められたまま、レーザー光は反射を繰り返していくからなんですね。

 こちらは面白い免震構造。右は通常のビル、左は屋上に水が入った筒を設置したビル、と考えてください。
 これで両方を同じように揺らしますと(つまり、地震が来たと仮定すると)、右はしばらく揺れ続けるのに対し、左は、屋上の水が揺れることによ圧力と、地面が揺れることによる圧力の方向がずれることにより、ビルの揺れが比較的早く収束するのです。実際に採用しているビルも多いとか。

 続きまして、日ごろ我々は、どれだけ水を使っているのでしょう。
 たとえば、トイレを1回使うと、なんと2リットル入りのペットボトル7本を消費するのです。これ、水道料金だから気にしないと思いますけど、仮に伊藤園の「お〜いお茶」でトイレの水を流そうとするならば、1本200円として、1400円もかかるわけです。って、なんじゃそら。

 一方、お風呂だと117本のペットボトル、つまり234リットルの水を消費。

 洗濯は、実は風呂よりも消費量が少なく、56本、112リットル。

 それから、炊事をするときには30本、60リットルの水を使うそうです。
 ・・・というわけで、かつて愛媛県松山市に住んでいたとき、渇水のために1日に5時間しか使えないという、水不足を長期にわたって経験した私としては、「どおりで水が足りなかったわけだ」と実感が良くわくものでして、「なるほど」な内容でした。

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