C61形蒸気機関車


復活後は各地で引っ張りだこのC61 20号機。
(写真:京葉線 千葉みなと駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1947(昭和22)年
最高速度:110km/h

●主に東北と九州で活躍し、現在は群馬を中心に復活運転!

 1947(昭和22)年から1949(昭和24)年までに33両が製造された、急行旅客列車用テンダー式蒸気機関車。C51形のボイラーと、C57形(4次型)の足回りをベースとした車両だが、自動給炭装置が初めて採用され、乗務員の負担を大幅に軽減。東北初の特急「はつかり」の仙台〜青森間や、寝台特急「はやぶさ」の九州内など、各地で特急運用も含めて大活躍した。

 2011(平成23)年6月4日からは、群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園遊園地で静態保存されていたC61 20号機がJR東日本によって復活。上越線高崎〜水上間を中心に運転されるほか、JR東日本管内の各地で出張運転を行っている。

●ギャラリー


京都鉄道博物館で保存されているC61 2号機。
(撮影:裏辺金好)

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