デビュー年:1949(昭和24)年
最高速度:110km/h
1948(昭和23)年から1949(昭和24)年までに49両が製造された、旅客用テンダー式蒸気機関車。C61形がD51形のボイラーを流用したのに対し、C62形はD52形のボイラーを流用している。
動輪直径はC59形と同じで国内最大となる1750mmであり、1950(昭和25)年10月改正からは、東京〜大阪間の特急「つばめ」「はと」を牽引し、その迫力ある車体で東海道本線を快走した。
東海道本線が全線で電化されると、山陽本線に活躍を移して京都〜博多間の特急「かもめ」、寝台特急「あさかぜ」で運転を開始したほか、東北本線で特急「はつかり」を牽引するなど、特急運用で活躍。各地が電化されるに従い、運用範囲は次第に狭まり、北海道に活躍の場を移した車両も登場した。
現在は1号機、2号機がJR西日本の梅小路蒸気機関車館で保存(2号機は構内で運転)。3号機はJR北海道発足に当たってSLニセコとして動態保存されていたが1995(平成7)年に引退し、再び静態保存に戻っている。また、17号機がJR東海の鉄道博物館で展示される予定のほか、26号機がJR西日本の交通科学博物館で保存されている。