ED62形電気機関車


(写真:伊那松島機関区/写真:ひょん君)

●基本データ

デビュー年:1974(昭和49)年
元運行区間:飯田線

●飯田線でお馴染みだった電気機関車

 老朽化が進んでいた飯田線の電気機関車群を置き換えるために1974(昭和49)年からED61形の改造によって誕生した電気機関車。ED61形からの主な改造点は、低規格の飯田線内での使用のための軸重の軽減を図るために従輪の設置や回生ブレーキの撤去などである。

 その後、1997(平成9)年に飯田線の貨物列車が全廃となったため全機が除籍となったが、1号機がJR東日本長野総合車両センターに、14号機が佐久間レールパークに、17号機がJR貨物大宮車両所にそれぞれ保存された。しかし、14号機は佐久間レールパーク閉鎖に伴い2010(平成22)年7月に解体された。さらに、1号機についても2016(平成28)年2月に解体され、残る17号機も2021(令和3)年までに解体されたため、現存しない。

●保存車両(現存せず)


(写真:佐久間レールパーク/写真:裏辺金好)

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