藍よしのがわトロッコ


(写真:徳島線 阿波山川〜川田/撮影:リン)

●基本データ

登場年:2020(令和2)年
運転区間:徳島〜阿波池田
使用車種:キクハ32形&キハ185系

●解説

 2020(令和2)年10月10日から徳島線で運転を開始したトロッコ列車で、コンセプトは「吉野川が育んだ「阿波藍」、藍で富を築いた藍商人により花開いた阿波おどりをはじめとする徳島の文化や沿線の歴史、地元の食や地酒を吉野川に吹き抜ける風とともに体感いただくトロッコ列車」。2017(平成29)年9月から2019(令和元)年11月まで、土讃線で運転されていた志国高知 幕末維新号を改装したものである。

 春季、秋季の土日祝日を中心に1日1往復運転され、阿波池田行きの下り便が「藍よしのがわトロッコ さとめぐみの風」、徳島行きの上り便が「藍よしのがわトロッコ かちどきの風」の列車名となっている。

 外観はA i (藍)の字体を阿波踊りの躍動感に見立てたシンボルマークをあしらい、木綿地のテクスチャーをラッピング柄とした、柔らかな風合いをもたせ、深い藍「かちいろ」へと染まっていくグラデーションと、3 色の流曲線とで、恵みを運ぶ吉野川の流れ、豊かで穏やかな阿波の風土を表現している。

●ギャラリー



キクハ32−501
(写真1枚目:徳島線 阿波池田駅/撮影:リン)
(写真2枚目:徳島線 阿波山川〜川田/撮影:リン)



キハ185−20
(写真1枚目:徳島線 阿波池田駅/撮影:リン)
(写真2枚目:徳島線 阿波山川〜川田/撮影:リン)

トレインマーク。徳島県阿南市在住の書家 天羽 汕景(あもう さんけい)氏の筆によるもの。
(写真:徳島線 阿波池田駅/撮影:リン)

ロゴマーク。
(写真:徳島線 阿波池田駅/撮影:リン)

●ギャラリー


日高村の皆様が列車を見送り
(写真:土讃線 日下〜岡花/撮影:リン)

秋季は落ち葉に伴う空転対策のため、キハ185形を1両増結。
(写真:土讃線 日下〜岡花/撮影:リン)

(写真:土讃線 吾桑〜多ノ郷/撮影:リン)

(写真:土讃線 安和駅/撮影:リン)

(写真:土讃線 高知駅/撮影:リン)

(写真:土讃線 高知駅/撮影:リン)

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