キハ189系特急形気動車


パノラミックウインドウの運転台、そして運転台上のライト配置がキハ181系を思わせるデザイン。
(写真:山陽本線 元町駅/撮影:ひょん君)

●基本データ

デビュー年:2010(平成22)年
保有会社:JR西日本
最高速度:120km/h、130km/h(3両編成以上のとき)
使用列車:はまかぜ
運行区間:東海道本線、山陽本線、播但線、山陰本線

●特急「はまかぜ」用の俊足機動車

 キハ181系を使用する、最後の定期特急列車として活躍してきた特急「はまかぜ」の老朽取替え用として誕生した気動車。グリーン車は無く、キハ189-0=Mc1、キハ188=M1、キハ189-1000=Mc2を基本とする3両編成で通常は活躍し、すべての車両に2台の駆動用エンジンが搭載されている。また、性能選択スイッチを設けることで,223系相当の性能から、従来のキハ181系やキハ40系相当の性能へと切り替えることを可能としている。

 車体は軽量ステンレス鋼(先頭部のみ鋼製)で、沿線の自然環境を表す、伝統色系の茜色(あかねいろ)をイメージしたラインが配されているのが特徴。また外観はヘッドマークこそ無いものの、キハ181系に通じるデザインとなっている。

○車内の様子


(撮影:ひょん君)

○おまけ


「かにカニはまかぜ」として最後の活躍をするキハ181系との並び。排気ガスの違いが一目瞭然。
(写真:播但線 京口駅/撮影:ひょん君)

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