キハ200系(保有会社:JR九州
     J.R. Diesel Cars Series Kiha 200

篠栗線の「赤い快速」として登場した赤いキハ200系。現在は豊肥本線などで活躍。
(写真:豊肥本線 宮地駅/撮影:裏辺金好)
●基本データ・運用区間
デビュー年:1990(平成2)年
運行区間:長崎本線、大村線、久大本線、豊肥本線、日田彦山線、指宿枕崎線など
元運行区間:筑豊本線、篠栗線

●今も増備が続くハイグレード気動車
 JR九州が快速運転などにふさわしい車両として製造したもので、軽快な小型気動車が主流の中、本系列は大型で高速の車両であり、JR総研と共同開発した爪クラッチ式変速機を搭載しているのが特徴。

 当初は「赤い快速」として篠栗線の快速で運転を開始。その後、鹿児島の指宿枕崎線(主に快速「なのはな」)、長崎の大村線(主に快速「シーサイドライナー」用)、熊本の豊肥本線などに導入され、九州を代表する顔に成長。このうち指宿枕崎線は、2004年の九州新幹線開業に関連して、特別快速「なのはな」DX用として観光輸送にも対応したデザインの車両が誕生している。

 2両編成が基本だが、両運転台の車両も存在するため1両など、様々な両数で活躍。
 ちなみに、2006年に大分地区へ投入された車両は、バス用の大型前面行先LED表示機と、やはりバス用側面LED行先表示機(発車駅、経由駅2駅、終点駅を4列の縦書きで表示)を装備し、話題となっている。


●キハ200系バリエーション一覧

大村線の顔として活躍するシーサードライナー色のキハ200系。
(写真:長崎本線 長崎駅/撮影:リン)



大分から長崎に転属してきた200番台もシーサイドライナー色に変更されている。
(写真:長崎本線 長崎駅/撮影:リン)



指宿枕崎線用は車体色が黄色。このうち、一般用はNANOHANAのレタリングが側面に大きく描かれている。
(写真:指宿枕崎線 鹿児島中央駅/撮影:裏辺金好)



2011(平成23)年2月から運転を開始したハウステンボスカラー。
(写真:大村線 川棚〜彼杵/撮影:裏辺金好)

指宿枕崎線の特別快速「なのはなDX」は、特別車両1両と一般車両2両から構成で、いずれも特別塗装となっている(現在は見られない)。写真は特別車両で、2扉となっているのも特徴。
(写真:指宿枕崎線 喜入駅/撮影:裏辺金好)

指宿枕崎線の特別快速「なのはなDX」用。写真は前2両が一般車両だが、通常の指宿枕崎線の車両とは異なり、レタリングは控えめ。前面貫通扉には何も描かれていない。
(写真:指宿枕崎線 指宿駅/撮影:裏辺金好)

2006年に大分地区に投入されたキハ200系200番台は形状を大幅に変更。バス用の前面・側面行先LEDを装備し、運転台窓の形状も変わっている。
(写真:豊肥本線 緒方駅/撮影:リン)

キハ200系車内の様子。
(撮影:デューク)