キハ54形一般形気動車


四国に投入されたキハ54形は、登場時はオレンジ色の帯だった。
(写真:予讃線 多度津駅/撮影:もこてん *禁転載)

●基本データ

デビュー年:1986(昭和61)年
保有会社:JR北海道、JR四国 元保有会社:国鉄 運転区間:宗谷本線、石北本線、釧網本線、根室本線、予讃線、内子線、予土線、土讃線など


●離れた二つの場所へ、国鉄の遺産

 国鉄が、民営化後に経営が苦しいと予想されるJR北海道、JR四国向けに遺産として投入した車両で、ステンレス製の車体が特徴である。

 こう見えて20m級と大型で、勾配にも対応するために2エンジン搭載と馬力は高い。また、北海道向けの車両の中には急行使用として転換クロスシートを装備した車両も存在。もっとも、肝心の急行には殆ど運用されておらず、現在では「急行」の設定自体がなくなっている。

 製造に際し、コスト削減に為にバス用の部品を使ったり、廃車した車両からの部品を流用したりしているのも特徴の1つである。


●バリエーション一覧


JR四国のキハ54。元々はオレンジ色のラインだったが、JR四国発足後、コーポレートカラーである水色に塗られるようになった。
(写真:予土線 伊予宮野下〜二名/撮影:リン)

JR四国の「清流しまんと号」を2013年にリニューアルした「しまんトロッコ」に使用されるキハ54 4は、水戸岡鋭治さんデザインとなった。
山吹色をベースに、英語等で様々なレタリングを実施。
(写真:予土線 江川崎駅/撮影:リン)

JR北海道のキハ54形の多くは登場時と変わらぬ赤いラインを巻く。主に北海道東部・北部で運用され、特別快速運用も。
(写真:釧路運輸車両所/撮影:裏辺金好)

JR北海道のキハ54。根室本線の根室以東の愛称である花咲線仕様の車両はピンク色の帯に変更されている。ワインレッド色にも見えるが・・・。
(写真:釧網本線 釧路駅/撮影:裏辺金好)

JR北海道のキハ54。花咲線用のキハ54 520は賑やかな花柄ラッピングが施された。しかし、踏切事故で罹災し、2007年に廃車。
(写真:根室本線 釧路駅/撮影:ネオン)

JR北海道のキハ54。花咲線用のキハ54 522には2012年4月1日からルパン三世のラッピングが施されている。こちらは海側。
(写真:釧網本線 釧路駅/撮影:裏辺金好)

ルパン三世のラッピング車。非常に躍動感のあるイラストが描かれている。
(写真:釧網本線 釧路駅/撮影:裏辺金好)

ルパン三世のラッピング車(山側)。花咲線沿線の浜中町が、原作者のモンキー・パンチの出身地であることに因んだもの。
(写真:釧網本線 釧路駅/撮影:裏辺金好)

○車内の様子


「海峡」用50系からキハ54に再転用された0系のシート
(撮影:リン)

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