ML−500


逆T字型のガイドウェイにまたがるスタイルのML−500
(写真:交通科学博物館/撮影:裏辺金好)

●基本データ

デビュー年:1977(昭和52)年
元保有会社:国鉄 最高速度:517km/h
元運用区間:宮崎実験線

●宮崎実験線で世界最高速度を達成

 国鉄が1977(昭和52)年に運用を開始した、宮崎県日向市に「浮上式鉄道宮崎実験センター」(宮崎実験線)での試験車両として開発したもの。1979(昭和54)年に無人走行で、当時の世界最高速度517km/hを達成した。
 なお、本車両は逆T字型のガイドウェイに跨るスタイルであるが、液体ヘリウムの車載冷却装置を取り付けた改良型のML−500Rを除けば、これ以降はU字型ガイドウェイによる走行試験が行われている。

●ML500R


ずんぐりとした印象になったML−500R。車載冷却装置で重量が増加し、最高速度はML−500に劣る。
(写真:リニア・鉄道館 ※模型/撮影:裏辺金好)

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